単語帳と入試問題の「相性」を調べてます

 ここのところ、大学受験向けの英単語帳がどんなもんかいな、というのを調べるのにハマっている。センター試験についてはすでに書いたが、よく考えたら今までのツール組み合わせると他の大学もいろいろ分析できる。
 ネットから過去問をもらってきて、テキストファイルに変換して、単語ごとの使用回数を導出する。
 一方では適当な単語帳の見出し語をひたすらタイプして、中学基本英単語との重なりを省いたり、あるいは単語帳AとBを併用した際にカバーする単語の一覧を作っている。

 中央大学理工学部の過去問6年分をTarget1400を使うとこれくらいはカバー。

縦軸がカバー率。横軸は単語帳に出てくる前から100づつ区切ってカバー率がどんな風に上がるか見えるようにしたもの。

 慶応大学薬学部、過去9年をTarget1400+1900でどこまでカバーできるか。
(重複する単語は、1400で出てきたときに覚えたとする。)

 限界効用逓減の法則がわかりやすく働いていて、とても好感が持てる。
 この辺の大学、単語力ならセンター試験ほども求められないようだ。

 関西外語大学、ちょっと見てみました。今度は以前おまけで作った「やる気爆上げツール」で実際の出題文を色分けしてみた。黒が中学基本1200語。青がTarget1400。黄緑がそれ以外。

 旺文社偏差値60に満たない大学でもさすがは外国語大学。

 うん。理系って英語楽みたいです。(構文も倒置が殆ど出てこなかったり。)
 数学が苦手で文系に流れたひとほどではないだろうけど、英語が苦手で理系に流れたひと、相当数いそうです。

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