とっても益税なお店

 成田空港で搭乗間際に飲んだビール、紙コップ一杯500円。え〜っ?高い!

 消費税が導入されたとき、年間売り上げ3000万円以下の店は消費税を納めなくていいということで、お客さんから預かった3%はポケットに入れてよい、いわゆる益税が問題になりました。
 ところが、このビール一杯500円で提供していた店はそれどころではないのですね。搭乗間際に飲めるということは税関の外、つまり「酒税」が課税されないはずなのです。(だから免税店というのも存在する。)せめて一杯200円にしてくれないと、、、つまり酒税相当分を、悪い言い方ですが着服していたわけです。
 とはいうもののここは法律上は国外ですから、税務署が指導にはいるわけにもいけません。ぼろい商売もあったものだなあ。私もやってみたいと思った。全国の地ビールを一杯300円で飲める店を作るぞ。
 税関外の出店自由にしていただけませんか?まてよ、どこかの大使館の中庭でビアガーデンを開くという手もあるなあ。

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