開票速報

 テレビ局、開票速報、いくら予備調査をやっているとはいえ、開票率0%で当確を出すのは「投票」という行為をなめきっているとしか思えない。これでは「自分が投票したところで変わらない」という意識を助長するのが当たり前である。というわけで、得票数が当選に必要な数を超えていることが確認できるまで、速報を出すのを控えてはどうだろう。民主主義の危機はテレビ局の開票速報にも原因がある。
 すごく正しいことを言っているつもりなんだが、なぜか評判が悪い。
 合衆国の大統領選挙は、ショーになっているが、なるほど州ごとに日付を変えてやるから「自分の州の選択は」という決定が中に入り、更にフロリダの選挙結果が全体を左右するような大事になり、それで有権者が政治に参加しているという感覚が残るわけか。
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