12:07 足利駅到着

目的地到着


足利駅
 

足利駅に向か途中、もしイガラシイッセイが
両毛線の前橋方面から向かっていたら僅差で負ける可能性がある。
と心配しましたが、すんなり到着。
一体、彼らは何をしているのか。

イガラシイッセイが貧乏神Tシャツを着ることを考えると、
笑いが込み上げてきて、薄ら笑いを浮かべながら
スキップ気分で下車。

開始から約6時間、やっと着きました。栃木県の足利駅。
神奈川→東京→埼玉→栃木、長かった。
イガラシイッセイに電話をする。

「いま、足利駅に着きました」

「ええーっ……」

「今、どこにいるんですか?」

「言わなくちゃいけないの?」

「いや、言わなくてもいいです……。あっ、貧乏神のシャツ着といてください。」

「……。じゃあ、しいなくん、番号言って」

次の目的地を決めるためのランダムな数字を言う。

「315」

「315、ちょっと待って……、」
 

西船橋
 
 

次の目的地は西船橋に決定。今度は、千葉か!
 
 

12:15 足利駅
 

足利駅でカードを引く、
二日酔いも治ってきてお腹がすいてきたので
ランチカードが出て欲しい。しかし、出たのは

「7つ進めるカード」

ランチは取れないが、
このカードで一気に小山まで戻って両毛線を抜けることができる。
両毛線はひとつの駅で1時間のロスがあるので、
これはよかったのかもしれないのですが、
お腹がすいた。

電車が1時間来ないので、
仕方がなく駅の外へ。
 


足利氏なのですね。
 

駅の外に出たが、あまりに暑いうえに、
何もないので、5分で駅に引き返す。
地元の高校生たちがぞろぞろと駅に集まってきた。
 

することがないので、ベンチでボーっと
目に見えるものや、耳に入ることをもとに考え事をする。
 


 

まず目に入ったのが上の写真。
「危い線路横断禁止」と書かれていて、柵まで立ててあるのです。
よほど線路を横断する人がいるのでしょうか。
禁止の本気さが伝わってきます。
そりゃ1本逃すと、1時間待つことを考えると、
線路も横断しちゃうよなあ、と思う。

遠くで男子高校生2人が
平山あやというタレントについて話をしているのが聞こえる。
1人がどうしても、「ひらやまあや」と言えない。
「ひらまやあや」やとか「ひまらや」とか言っている。

そんなバカなと思って、僕も呟いてみる

「ひらまややま」「ひまらやあま」「ひまやらあわ」
 

本当だ、言えねえ!!
 

(今、呟くと言えるのです。疲れていたのでしょうか。)

足利駅でそんなことばかり考えて、
7つ進むカードで、小山に向けて出発。
 

車内でイガラシイッセイとM氏が
どこにいるのか予想してみる。
目的地に着けなかったということから、もしかすると、
大宮あたりにいるのではないか。
そうなると、次の西船橋はやられたかもしれません。
まあ、その方が展開的におもしろくなるのですが。
 
 
 

13:48 小山駅着
 

カードは「新幹線カード」。もう今日は負ける気がしない。
サイコロを4回振れる。
 

   
 

14マス。
アクシデントがまったく起きない。
もう、しいなの「リアル桃鉄」は「ぶらり途中下車の旅」に
変更してもいいかもしれない。
徹底的に西船橋を目指す。これでいいのだ。
それに貧乏神Tシャツなんて、絶対に着たくない。
2人いれば、なんかギャグみたいでいいでしょうけれども、
1人であのTシャツというのには、
ギャグの入り込む隙がない。
 

イガラシイッセイから電話。かなり切羽詰った様子。

「あの、プリンカードが出たんだけど。
……近くに店も何もないんだ。」

「はい」

「でも自販機にプリン味のアイスがあるんだ。
……これでもいいよね、しょうがないよね」
 

どうやらイガラシイッセイとM氏は、
とんでもなく不便な駅にいるようだ。
そうなると、両毛線で捕まっているのかもしれない。
宇都宮線で、お店のない駅はないはずだ。
それとも別の路線だろうか、いずれにせよ僕より遠いのだろう。
「ここで恩を売っておくのもよろしいかと」
という僕の脳内軍師の声が、どこからともなく聞こえてきた。

「はい、いいですよ」

余裕の対応。
 
 
 

15:07 浦和着

目的地まであと14マス
 


 

浦和に到着。カードは「ランチカード」。
 


 

天ぷらを乗せたうどんを地味に食べる。
食欲も満たされる。
二日酔いはもうほとんどなくなっていました。

旅を楽しもうではないか、ガハガハガハ!
 

サイコロは、
 


 
 


天気はすごい晴れ
 
 
 
 

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