Pismo

2001年1月15日 記

私事ですが、PowerBookG3(FireWire 2000年モデル、通称Pismo)を購入 してしまいました。新品のMacを買うのは、Performer630以来、実に5 年ぶり。はじめてのPowerMacです。 2001/1にMacWorld Expo SFで発表されたPowerBookG4(Titanium?)と、 どちらにしようか迷ったのですが、PismoとTitaniumの差って、結局は 横128ドット分の液晶とVelocity-engineだけで、これってどちらもあまり 魅力は感じなかったので、8万円ディスカウントされたPismoに落ち着き ました。Titaniumの薄さに魅力を感じる向きもありましょうが、薄くても あの大きさならどうせ鞄には入らないので... ただ、Titaniumなら、最初の半年くらいは、持っているだけで自慢でき そうなので、多少は後ろ髪を引かれました。MacWorld Tokyo 2001でミニ Titanium(A4かB5サイズにシュリンクされたTitanium)とかでたら さすがに後悔するでしょうね。

Pismoのおかげで、ChartScape/Macの開発環境は劇的に改善されました。 これまで、全ソースをコンパイルする間に風呂に入れたのですが、これが 1分もかからずに終了します。まぁ、これまでの開発環境がBowerBook540C だったんで、当然か。 2000年末に申し込んだCodeWarriorPro6も届き、今はChartScape/Carbon(仮称) の開発に邁進しています。ChartScape/Mac 2.0.0はCodeWarriorPro3で 作ったのですが、Pro3からPro6へいきなり飛んだんでコンバージョンは コンパイルエラー出まくりでけっこうたいへん。Pro6もCarbonLibもバグだらけ という話も聞きますし、先が思いやられます。

ChartScapeの今後のバージョンでは、ニューラルネットによる分析なんかを 組み込んでいこうかと考えている訳ですが、Webで情報収集したところ、 ニューラルネットシステム なるところが引っかかりました。よく見ると株ソフトの会社なんですね、 これが。でもニューラルネットとはあまり関係ないようで、目ん玉が飛び 出るくらい高価な株ソフトを売っているところのようです。

目ん玉が飛び出るといえば、 「柴田特殊鈎足法則伝授料金:¥30,000,000」なるサイトも見つけて しまいました。スゴイ!の一言。需要はあるのだろうか...

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Pismoに移行したので、これまで使用していた68kソフトウエアもPPC版に アップデートしようとしましたが、これがまた大変。昔はフリーウエア だったFetchとかJeditもシェアウエアになってしまい、とっても寒〜い気分。 個人的にはOSとコンパイラ以外は、原則フリーウエアしか使わない主義 (とはいっても最近は難しい..)なので、アップデートもままならず。 当分昔のフリーウエア版を使い続けるか...

しかし、別にドキュメントにスタイルを付ける必要はないし、昔重宝していた Jeditの漢字コード変換や改行コード変換機能は、今ではYooEditにも実装されて いるんで、私にはシェアウエアJeditなんか必要ないですね。

FTPクライアントは、ダウンロードだけだったらブラウザで代用できるんだけど、 アップロードするには必須。でも、Fetch に2500円支払うくらいなら、 Transmitに3900円払った方が幸せになれそう。

オンラインソフト収集で、さらに寒〜い気分にさせたはの、 MacEyes とかいうシェアウエア。その昔Macあった、メニューバーに目玉を表示させる やつの新版。 あんなものまで金とるか!とはいっても古き良き時代のフリーウエアMacEyesは、 System6くらいまでしか対応されてなかったような... で、シェアウエア版MacEyesは、ゴミ箱に直行。


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