Microsoft Windows Media エンコーダ 9 シリーズ プラグインの使い方

 

  Microsoft Windows Media エンコーダ 9 シリーズ

 ここでは バージョン 9.00.00.2980 を使用しています

 パソコン独自のビデオ・キャプチャー・カードやソフトなどでMpeg2録画したものをWMVで更に圧縮したい場合。
Mpeg2 --> WMV への変換で独自のMpeg2ファイルをプラグインを使用してWMVへ変換する為の裏技。
 この9シリーズでは普通に操作しても変換しません。以下の操作をしてみて下さい。

 

 Windows Media encoder を起動する
「新しいセッション」をキャンセルして、プロパティ・ボタンを押し、プロパティを開く。
タブのプラグインをクリックし、「利用可能なプラグイン」(SotecPCだとビデオのTideoGrab) で選択 >> で「現在のプラグイン」に追加 「適用」ボタンを押して適用する。 これでプレビューの入力画面がチラチラ光る。

(「利用可能なプラグイン」が未登録だったら、登録ボタンを押して選択して下さい)

 以上の操作を追加する必要があります。理論的にではなく、経験的に。従って理由は不明です。

 新しいセッションで 「ファイル変換」(もちろん他でも良い)を選択する(セッション保存はキャンセルする)
ウィザードで「ファイル選択」(コピー元ファイル、出力ファイル)……「次へ」
コンテンツの配信で 「ファイルへ保存」……「次へ」
エンコード・オプションで
ビデオ VBR 75
オーディオ CD品質 で完了させる(させないで続けても良い)

(上記のプラグインを適応していないと、ここでコーデック不足のエラーが出る)

 そして
再び プロパティのプラグイン・タブで TideoGrab を選択・追加し 適用する
 「サポートされていません」と入力画面に出る(これで正常です)

 余談ですが、V9の変更手順
「圧縮」タブで「編集」をクリック ビデオ・コーデック プルダウンメニューで V8 V7を選択
V9 は7倍、V8で2.16倍くらいの時間がかかります
(Pentium4 1.7GHz, プログレッシブ 640X480,4Mbps,29.97fps,MPEG2,約32MB/分からの変換)
「品質ベース」で必要なら 70−86くらいを書き込む   OKをクリック そして適用をクリック
エンコードの開始 をクリック して開始する。


60:08分 プログレッシブ 640X480,4Mbps,29.97fps,MPEG2,約32MB/分 2GBのファイル を
V9 70% のビデオクオリティー V9 CD音質で変換すると(6:55:57 約7時間かかる)
729.77 kbps で 330.519MB になります

V8 75% V9 CD では 55:08分 が592.34 kbps 1.838GB --> 247MBになります(1:52:23 約2時間)

(可変なので、激しい動きでは圧縮率が低く、アニメは色数が少ないので高くなります。変換中はプレビュー画面を閉じていた方が処理が早いように感じられます)

V8 のデモ で kbps 画質の目安が分かると思います。ただしアスペクト比が4:3ではなく、320x180。
またこのソース自体、テレビを録画したものより上質です。

(Windows Media Player 9 では メニューの 表示−拡張設定−ビデオ設定 をチェックすると明るさやコントラストなどが変更出来るようになります)


 終了後 設定を保存しても使いものになりませんのでキャンセル。
次回もプロパティからやらなければなりません。