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まず絵を描きます。こんな感じで。
ちゃんとペン入れをして線をはっきりさせておきましょう。
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次にそのまま裏返して逆さ向きに絵をなぞります。
版画なので左右逆にしておきます。
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使用するゴム版はこれです。版木より彫りやすいと思います。
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先ほど描いた絵を、ゴム版に写し取るのですが、
そのときにカーボン紙を使います。
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カーボン紙はゴム板と絵の間に挟んで…
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上から少し強く、ボールペンなどでなぞります。
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写し取るとこんな感じになります。
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さぁ、ここから彫り始めましょう。
彫刻刀を使うわけですが、小さいものを彫るため
彫刻刀も先が小さいものの方が
良いようです。
私は小丸刀、小三角刀の２本でだいたい彫っています。
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思い切って彫っていきましょう。
大胆に彫っていった方が版画っぽい味がでていいです。
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どんどん彫っていきます。大まかなところは終わりました。
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次は細かいところを…、と
ここまで彫って気がついたのですが、
顔の周りとか、細かいところは先に彫った方が良かったようです。
彫り進んでいるうちにだんだん線が消えてきてしまいます。
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細かい部分も完了しました。
ここまでで２時間程度でしょうか。
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周りのいらないところは、大きめの彫刻刀で彫った後に切り落としましょう。
思い切ってハサミでも切れます。
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ひとまず彫りあがりました。
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ここで一度スタンプを押してみます。
彫り残しているところがわかるので仕上げに彫っておきましょう。
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以上でスタンプは完成ですが、このままでは薄くて扱いにくいので工夫をします。
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厚みを付けるため、木版を使います。
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そのままでは大きいので、木版を切ります。
ゴム版を切った大きさに合わせましょう。
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鋸を使って切りましょう。
大きさは大体でいいです。
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さらに、上から押したときにゴム版に均等に力が加わるように、
切った木版にフェルトかスポンジゴムを貼ります。
写真は使用したスポンジゴムです。
片面が接着剤になっているために便利です。
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スポンジゴムを木版に貼り付け、
はみ出た部分は、はさみで切り落とします。
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横から見るとこんな感じになります。
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これとゴム版との接着には両面テープを使用します。
糊などではうまく平らになりません…。
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彫ったゴム版の裏側に両面テープを貼ります。
なお、フェルトを使う場合には、木版に貼り付けるところでも、
両面テープを使います。
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隙間なくみっちりと貼りましょう。
隙間が大きくあいていたり、テープが重なっていたりすると、
うまくスタンプできなくなります。
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剥離紙をはがして先ほどのスポンジゴム＋木版に貼ります。
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最後につまみを付けます。
ホームセンターなどで購入できる、引き出しようのつまみです。
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つまみに両面テープを貼って
木版の裏側に貼り付けます。
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ゴム版の位置や形に注意して
つまみを付ける位置を決めましょう。
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これで完成です！
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使ってみるとこんな感じです。
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ひとつうえ
村の入口へ戻ります。