ヤークトボンバー
(第2回ふりーむ!ゲームコンテスト「優秀賞」受賞作品)
- ドイツ第三帝国が活躍する、簡易戦略パート付きの異色なテトリス「ヤークトボンバー」に関するコンテンツです。


目次
概要
ヒトラー、ゲッベルス、リッベントロップ、シュペーア、ロンメルの5人を筆頭に、ドイツ第三帝国が活躍する、簡易戦略パート付きの異色なテトリスです。
ゲッベルスの「PKプロパガンダβ」が発動!
戦略画面で「内政」や「外交」、「技術」、「軍事」といったステータスを強化し、戦闘では1人用のテトリスモードになります。ラインを揃えて敵軍のHPにダメージを与えることが基本となりますが、ロンメルのPKブリッツ(=電撃戦)を始めとするPSI(超能力)をもちいて戦況を有利な方向に進めていくこともできます。簡単に言うと、SFCの「テトリスバトル外伝」に国家の育成要素が加わったようなイメージです。
本ゲームのストーリーは、誰が何と言おうとジョークであり、史実のパロディーネタであり、フィクションです。ナチスドイツのネタに対して敏感な欧米人の方や、原爆に関するジョークを不謹慎だとして受け入れたくない方、および政治思想的に見て極右、極左に該当するような方にとっては内容が過激すぎますのでプレイされないことをおすすめします。
シナリオ本編はWW2(第二次世界大戦)の「ポーランド侵攻」からスタートしますが、史実では敗戦国となったドイツとは裏腹に、その領土を恐るべき勢いで拡張していきます。そして終盤では…。
BGMとして主にドイツ軍歌の編曲版を採用しているほか、WW2当時のパブリックドメイン(=著作権切れ)の写真を素材としてふんだんに使用しているため、ネタが分かる方にはさらに楽しんでいただけることかと思います。
ちなみに、ニコニコ動画にて、フレンさんの手により「ヤークトボンバーのプレイ動画」が投稿されています。この動画を見ていただければ、いかにこのゲームが不謹慎であるかを理解することができるでしょう(爆)
ダウンロード
解凍するだけでプレイ可能な状態になっていますので、導入時のインストール作業や、削除時のアンインストール作業は一切不要です。
「ヤークトボンバー」のダウンロードページ (ふりーむ!)
テトリス中に発動可能な PSI (超能力)
PSI(超能力)は、戦闘中にラインを揃えると増えていくPP(サイコポイント)を消費することにより、テトリスを有利に進めていくための「技(魔法)」のようなものです。例えば、以下のスクリーンショットは「PKプロパガンダγ」を発動し、フィールド下部にある8ラインを消して下げようとしている瞬間です(ここまで滅茶苦茶に積むことはまずないでしょうが)。ここでは、ヤークトボンバーで使用することのできるすべてのPSIについて、効率良く使用するための要点を解説します。これらのテクニックを、難敵の攻略のためにご活用下さい。
隙間だらけに積み上げてしまったら「PKプロパガンダγ」!
PKホロコーストα(消費6)
最初から唯一使えるPSIです。「フィールドの下1ラインを埋め、次のブロックの落下と同時に揃えたことにする」というごく地味なPSIではありますが、実はαに限っては序盤から終盤まで役に立つ汎用的なPSIです。
- すべてのPSIに共通のことですが、PSIを発動することにより、現在落下中のブロック(テトリミノ)が消滅します。ということは、これを逆利用して「邪魔なブロック(テトリミノ)をキャンセルする」という戦術に利用できなくもないのです。ホロコーストαは消費が最も小さなPSIなので、この戦術の実行にもっとも適ったPSIであるといえます。
- ホロコーストαと縦棒による4ライン同時消しを行えば、5ライン同時消し(2500ダメージ/PP25回復)を実現することができます。ホロコーストαの消費はたったの6なので、この戦術によりPPが19ポイントも回復します。4ライン同時消しでも回復量は16ポイントなので、PP稼ぎにも利用できるわけです。
- 上記に関連しますが、2ライン以上の同時消しと併用すれば消費以上にPPが回復するので、2ライン以上の同時消しができる状況では積極的に発動していきましょう!
PKホロコーストβ(消費22)/γ(消費45)/Ω(消費72)
PKホロコースト系の上位版です。βは2ライン、γは3ライン、Ωは4ライン固めることができます。単体で発動したときに与えられるダメージとPP回復量が2乗のオーダーで増えていくため、消費のほうもそれに準じてかなり高めに設定されています。
- αに比べて消費が大きいため、前述のPP回復用途としてはいささか不向きになります。
- 4ライン同時消しと併用した「強打」と、それにより行える「フィールドの回復」を目的とした戦術が基本となります。そういう意味では、βとγは、Ωを修得するまでのつなぎ程度にしかならないでしょう。
- 参考までに、βは3ライン以上の同時消しとの併用、γは4ライン以上の同時消しとの併用で消費以上にPPが回復するので、αと同様積極的に使用することができます。ΩについてはロンメルのPKブリッツ系と組み合わせない限りは元を取ることができませんので注意が必要です。
PKプロパガンダα(消費8)/β(消費15)/γ(消費28)/Ω(消費52)
フィールドの下部にあるブロックを消し、フィールドの回復を図るPSIです。αは2ライン、βは4ライン、γは8ライン、Ωは16ライン分のブロックを消去し、高さを下げます。
- 上位ランクになるほどコストパフォーマンスが高くなるように消費PPが設定されています。例えば、プロパガンダαを2回連続して発動するよりも、プロパガンダβを1回発動した方が消費PPを節約できます。
- 強力な回復手段であることは事実なのですが、他のPSIとは異なり攻撃が一切できないため見劣りします。プロパガンダを使うよりも、ホロコーストや圧迫外交、最後通牒を使用した方がより効果的な場合が多く、かつ攻撃にも利用できる(=PP回復も狙える)ため、「ピンチになったときの最終手段」と考えておいた方がいいです。
- しかし、本項冒頭のスクリーンショットにあるように、ブロック(テトリミノ)の落下速度に翻弄されて高く隙間だらけ積み上げてしまった場合は、ホロコーストよりも有効な回復手段になり得ます。いくら圧迫外交といえど、隙間だらけに積んでいればあまり良い形にはならないため、プロパガンダをばら撒いてフィールドの中身を「清算」してあげましょう(笑)
圧迫外交(消費20)
フィールド上に確定されているすべてのブロックを左寄せにする、攻守一体のPSIです。NEXTに縦棒があるときに発動すると簡単に4ライン同時消しを狙うことができます。
- ブロックの積み方に隙間がありすぎると、左に寄せても大した効果が得られない(逆に歪な形になるためやりづらくなる)ので、隙間だらけで致命的状況に陥ってしまった場合はPKプロパガンダ系を発動してフィールド内を一旦清算した方が効果的です。
- 消費が20とやや大きめですが、高くまで積みあがった状態で発動すれば4ライン同時消しが連続してできる状況が簡単に出来上がるため、かえってPPの元を取れる場合が多いです。ピンチになったらプロパガンダよりもまず先に圧迫外交の使用を検討しましょう。
最後通牒(消費80)
NEXTに対して縦棒を8つスタックします(もともと縦棒がある場合にはそれに加算されます)。圧迫外交と組み合わせるなどして、4ライン同時消しを連続できる状況を作り上げてから発動すれば恐るべき攻撃力と回復力を発揮する最強のPSIです。そのため全PSI中消費PPも最高に設定されています。
- 当然ですが、4ライン同時消しができないような状況で発動しても無意味です。消費PPの大きさからして使いどころがもっとも重要視されるため、下手な乱発は避けましょう。
- 他のPSIとのコンボも考えましょう。圧迫外交はもちろんのこと、PKホロコースト系や、PKブリッツ系のPSIとの相性が抜群です。
廃墟価値の理論(消費10)
8回ブロックが落ちるまでの間、ブロック(テトリミノ)が完全に落下しきった状態でも、「↓」を押すまでは確定されることなく動かし続けることができる防御系のPSIです。ブロック(テトリミノ)の落下速度が早くなってきて、積み方を考える暇がなくなってきた状況で発動すると効果的です。
- 回転軸さえあっていれば、接地した状況でも回転させることのできるブロック(テトリミノ)も存在します。回転できるかどうかを試してみるのも手でしょう。
- 廃墟価値の理論を発動したら、とりあえずフィールド上の一番高い位置にブロック(テトリミノ)を落下させることを考えましょう。そして、どこに落とすかを決めた後にスライドさせ、急いで回転を行えば、綺麗に積んでいくことができるはずです。
- どんなに長い時間でも待ってくれるので、一旦落とした後はNEXTに出ているブロックの内容を確認してから「↓」を押すようにしましょう。地味ではありますが、思考時間に余裕を与えてくれるPSIです。時間を有効活用しましょう。
アーキテクト(消費30)
8回ブロックが落ちるまでの間、ブロック(テトリミノ)の通常の落下速度をゼロにします。加えて、ブロック(テトリミノ)の出現位置などが半ブロック分上になります。すなわち、「↓」を押して高速ドロップを行わない限りはずっとそのままの高さを維持してくれる、まさにチートとも呼べる恐るべき防御系PSIです。
- 「廃墟価値の理論」よりも強力で、ブロック(テトリミノ)がまったく落下しなくなるため、さらに落ち着いて積み方を考えることができます。ただし、テトリスの技量が高い方や、それほど致命的な状態でない場合は、消費の少ない「廃墟価値の理論」を使った方がPPの節約になります。
- 「廃墟価値の理論」の効果は付与されませんので、一旦ブロック(テトリミノ)が接地してしまうとそこからスライドさせて空中に移動させない限りは1秒後に固まってしまいます。また、空中に移動させた場合は、強制的にブロック(テトリミノ)の高度が半ブロック分下がります。扱いには十分注意して下さい。
PKブリッツα(消費16)/Σ(消費32)/β(消費32)/Ω(消費64)
αとβは1回、ΣとΩは8回ブロックが落ちるまでの間、ラインを消したときに敵に与えるダメージとPP増加量が2倍(βとΩは4倍)になります。テトリスの技量が高い「鬼」のような人ほど恐るべき威力を発揮してくれる「金棒」のようなPSI(しかもPP回復も可能)ですが、3ライン以上の同時消しができる状況を作ること自体が難しいと感じられる方にとってはあまり役に立たないかもしれません。
- αとβは、3ライン以上の同時消しを行うことで消費以上にPPを回復させることができます。3ライン以上の同時消しができる状況になったら、迷わず短期電撃戦を仕掛けましょう!
- ΣとΩは、4ライン同時消しを行うことで消費PPと増加PPが相殺し合います。PPが満タンで4ライン同時消しができる状況になったら、迷わず長期電撃戦を仕掛けましょう!
- PKホロコーストΩや最後通牒との組み合わせが非常に強力です。特に、現在PPが104ポイント以上あり、かつNEXTに縦棒が2つ以上ある状況であれば、PKホロコーストΩで8ライン同時消しができる状況を作ってからPKブリッツβを発動し、理論上最大の25600ダメージ(PP256回復)をたたき出すことができます。25600ダメージの際の画面の揺れ幅は迫力があって見ものです。さらに現在PPが「圧迫外交」と「最後通牒」を加えて使うことを許すだけの余裕(=現在PPが204ポイント以上)があればこのような状況を簡単に作り上げることができるので、是非とも1度は25600ダメージに挑戦してみましょう!
戦略指南
戦争系のシミュレーションゲームにおいては、戦術級・戦略級のどちらであっても最も重要視されるべきパラメーターが存在します。それは、自軍の活動に必要な「資金」や「資源」、「食料」などといったリソースです。いくら軍隊の規模や大きく、質が良かろうと、リソースがなければまったく活動できませんし、富国強兵戦略の実施もできません。ガダルカナルの戦いで日本軍がまったく補給を受けることができずに餓死者が続出した例など、悪い見本は現実の戦争においても見られます。
ヤークトボンバーにおいても、このリソースは「富国強兵」を行う意味で重要です。すなわち、資金力がなければいつまでたっても戦略ステータスは弱いままです。
以下のスクリーンショットを見てください。一度プレイされた方にとって見れば、「1943年秋」という時期にしては戦略ステータスが恐ろしく高すぎる、という印象を受けるかもしれません。ちなみに「治安維持」コマンドは一切使用していません。この強さは、果たしてどこから来ているのでしょうか?
戦勝時の多額の賠償金で富国強兵を図るのだ!
答えは簡単です。「外交」を極端に重要視したプレイを行ったためです。
「外交」は、説明書にも書いてあるように、賠償金収入に「大きく」影響するステータスです。すなわち、戦闘で得た資金の大部分を「外交」に投資することによって、大量の賠償金収入が得られるので、その分戦略ステータスに投資できる金額が増加するのです。ここで得た大量の金額をさらに「外交」に対してつぎ込めば、次の戦闘で得られる賠償金収入はさらに多くなり、またまた「外交」に大量につぎ込むことができる…といった戦争による経済成長が発生してしまうのです。人類という恐ろしい生き物はこれが病みつきになって仕方なかったので、これまでの歴史で何度も戦争を繰り返し、領土を拡張してきたのです(爆)
テトリス初心者・中級者向けの外交プレイ
とは言え、「外交」ばかりにつぎ込んでいては他のパラメーターが弱すぎるままなので、敵のHPが恐ろしく高くなったり、PSIがまったく使えない、といいことはありません。そこで、外交につぎ込むのもほどほどにしつつ、他のステータスも強化していきましょう。
具体的には、「他の3つの戦略ステータスの平均値に対して、外交を○ポイント(あるいは○%)分高い状態を目安にする」、など、各自のテトリスの腕前に合わせた外交重視プレイを展開することです。
外交さえ重視していれば、残りのステータスについてはバランスよく上げていくのも良いでしょうし、各自の好みにあわせて外交の次に重視するステータスを設定しても良いでしょう。
- 多少敵のHPが高くなっても構わないので、とにかくPSIを使った超能力合戦を存分に楽しみたい方は「技術」を重視しましょう。
- PSIはあまり使えなくても良いので、敵の高いHPによる進軍速度の上昇を食い止めたいと考えている方は「軍事」を重視しましょう。
- 防衛戦の際に敵のHPが大幅に上がってしまうのが怖い方は、「内政」を重視しましょう。
このように各自のテトリスの腕前に合わせた最適戦略を考えながらプレイすれば、おそらく「治安維持」コマンドにお世話になる回数が少なめになるか、あるいはゼロで済むようになるでしょう。
テトリス上級者向けの外交プレイ(2週目以降推奨)
テトリス上級者の方は、以下に示すような「外交最優先プレイ」に挑戦してみるのも良いでしょう。ただし、危険なプレイであるため2週目以降ので実行を推奨します。
- 「PKホロコーストα」さえ使えれば、HP64000未満(=進軍速度がLv.8にならない)の敵なら倒せるくらいの腕前の方は、最大PPがぎりぎりで6以上になるように「技術」レベルを調整しつつ、夕張市状態にならない程度に残りの資金を「外交」につぎ込んでいきましょう。レジスタンス内乱のタイミングも利用すれば、中盤後半の「スターリングラード攻防戦」の前後には外交レベルが255(カウントストップ)に達するため、それ以降は思う存分レベル上げができるようになります。外交レベルが255になるまでは、内政と軍事は一切いじる必要はありません(その間は、敵のHPが64000を超えることがないことを作者のほうで確認しました)。
- PSIを使わなくてもHP64000未満(=進軍速度がLv.8にならない)の敵なら倒せるくらいの腕前の方は、外交レベルが255になるまではその他一切のステータスのレベル上げを封印し、夕張市状態にならない程度に「外交」にのみつぎ込みましょう。さらに早い段階で外交レベルが255に達するはずです。
- PSIを封印した状態で、かつHPが64000を超えて進軍速度がLv.8になっても余裕だ! とにかくできるだけ早いうちに全ステータスを255にしたい! という超上級者の方は、夕張市状態を恐れず全資金を外交につぎ込みましょう。作者は敵のHPが80000くらいまでならPSIがなくてもなんとか倒せます(ただしここまで来ると流石にゲームオーバー率も高い)が、このプレイを行った場合はHPが10万を突破する可能性もありうるので、腕に相当自信がある方のみ挑戦してみて下さい(作者には無理です)。
裏技と攻略
本ゲームはテトリスが苦手な方のために「治安維持」コマンドからレジスタンス戦をとおしてレベル上げ作業をできるようにしていますが、HPの高い敵に対しては苦戦するかもしれません。しかし、PSIのコンボを工夫すればHPが高い敵に簡単に勝つことも可能です。例えば、以下のスクリーンショットは8ライン同時消しができる状況までブロックを積み上げたうえで「PKホロコーストΩ」、「PKブリッツΩ」、「最後通牒」に順にPSIを発動した後のものです。この状況で現在落下中の縦棒を落とし込めば25600のダメージを与えられるので、後半戦のHPが高いレジスタンスでも一撃で倒すことができてしまいます!
PSI のコンボを決めてレジスタンス共を粉砕するのだ!
ラスボスおよび隠しボス以外の強敵については、各PSIの要点やコンボを工夫することで簡単に倒せるはずですので、前項の「テトリス中に発動できるPSI(超能力)」を参照し、戦術を練って下さい。
本項では、強敵でありながらも、かつ使用することのできるPSIに制限がかかるラスボスと隠しボスの攻略法を伝授したいと思います。また、このホームページをご覧になっておられることに対する特典として、クリアー後のセーブデータで戦うことができる隠しボスの出し方についても教えてしまいたいと思います(説明書のには仄めかす程度の記述がありますが、出し方の詳細を書き加えるつもりはありません)。
ラスボスの攻略
ラスボス戦では、シュペーアとロンメルのPSI(廃墟価値、アーキテクト、ブリッツ)を使うことができなくなります。まずは基本中の基本ですが、どうしても勝てないということであれば、全ステータスのレベルを255にまで上げてみて下さい。実際はここまで上げなくても勝てます(よほど外交に偏重した投資を行わない限り、本来ならばHPが20万以上はあるはずなので、できればラスボスと同程度かそれ以下のレベルで挑戦し勝っていただきたいと作者は考えています)が、ここでは「どうしても勝てない」とおっしゃる方のために、全ステータスのレベルを255にまで上げたものとして解説を行います。
- [重要] おそらくほとんどの方が悩みの種にしているであろう「進軍速度 Lv.8」に達するのは、全レベルが255なら残りHP11000のときのはずです。そこで、残りHPが12800以下になったら、現在PPを160以上確保した状況で、4ライン同時消しが4回連続可能な状況(=16ライン分の高さがある、幅1ブロック分の溝)を作り出して下さい。作るのが難しいのであれば「圧迫外交」を適宜使用してブロックを寄せていって下さい。この状況を作り出したら、「PKホロコーストΩ(72消費) → 最後通牒(80消費) → 縦棒を突っ込んで8ライン同時消し(64回復) → PKホロコーストΩ(72消費) → 縦棒を突っ込んで8ライン同時消し(64回復)」のコンボを発動します。このコンボにより合計で12800のダメージを与えられますので、「進軍速度 Lv.8」を事実上回避することができます。
- 基本的な方針として、ピンチになったときのために「PPは常に最大値に近い状態をキープ」しておきましょう。
- 前項の「テトリス中に発動できるPSI(超能力)」を参照し、ラスボス戦で使うことのできる各PSIの特徴と考えられうるコンボを十分に把握して下さい。全レベルが255なら、テトリスが苦手な方でもPSIの運用次第でクリアーできますので、ラスボスに挑む前に作戦を練っておくことが大事です。
- フィールドがかなり上まで詰まっているピンチの状態で、現在PPが172ポイント以上あるのなら、「PKプロパガンダΩ」…ではなく、迷わず「圧迫外交(消費20) → PKホロコーストΩ(消費72) → 最後通牒(消費80)」とコンボを繋いで大ダメージ+大回復を行って下さい。よほど変に積んでいない限りは「圧迫外交」によりかなりきれいな形になるはずなので、同時消しの嵐を実現することができるはずです。
- しかしながら、本当に隙間だらけでむちゃくちゃに積んでしまった場合は、上記のコンボを発動しても大したことはできないので、「PKプロパガンダΩ」で一旦フィールド内を清算して下さい。
隠しボスの出し方と攻略
隠しボスの出現条件は、ずばり「クリアーしたセーブデータにおいて、ラスボス戦でわざと負ける」ことです。ただし、「わざと」の意味を強調するため、200以上のダメージを与えてしまうと出現しないようになっています。ここは余計なことは一切せずに、最終章のステージが始まったら「↓」を押しっぱなしにしてわざとゲームオーバーになって下さい。
- ラスボス戦のときとは反対に、今回はシュペーアとロンメルのPSI(廃墟価値、アーキテクト、ブリッツ)のみしか使えません。有効な回復手段がないため、ラスボス戦とは異なるPSIの運用手腕に加え、「進軍速度 Lv.8」に長時間耐えられるだけの技量が必要になることを覚悟しておいて下さい。テトリスが苦手な方の場合は、何度も挑戦して練習を積まなければまず勝てませんので、Lv.8の速度で猛特訓するか潔く諦めるようにして下さい。
- イベントにより、敵に与えることのできるダメージが2倍になっています。PKブリッツβ/Ωを使えばダメージ量を8倍にまで上げることができますので、PPが異常な速度で増加していくはずです。ピンチになったら迷わず「廃墟価値の理論」か「アーキテクト」を発動し、落ち着いてラインを消していきましょう。
- 上記のダメージ2倍化のため、2ライン以上の同時消しを行うだけでPKブリッツβの元を取ることができてしまいますので、積極的にPKブリッツβ+2ライン以上の同時消しで攻めていきましょう!
- さらに、3ライン以上の同時消しを行うだけでPKブリッツΩの消費以上にPPを回復させることができるため、3ライン以上の同時消しができる状況になったら迷わずPKブリッツΩを発動して電撃戦を仕掛けましょう!