WM機をちょっと便利にするかもしれないツール

もりそば Version0.20


Copyright (C)2009 JBA-soft mulsys

目次
1.このソフトは
2.使い方
3.カスタマイズ
4.もっとカスタマイズ
5.もっともっとカスタマイズ
6.うまく動作しないとき
7.マルチ・システムと連携
8.もし、
9.いつものやつです
10.ひとりごと
11.開発環境



1.このソフトは

WM機をパソコンのリモコンにしてしまおう、というソフトです
データの通信にはネットワークを使用するので赤外線ポートは必要ありません

2.使い方

もりそばPC起動

最初にパソコンで「もりそばPC」を起動します

初回起動時

初回起動時には設定画面が表示されます

「パスワード1」は必ず入力して下さい
「パスワード2」は基本的に入力する必要はありませんが、パスワードを2つ登録出来るようにしてあります
「動作割り当て」は初回起動時は特に変更することはないと思います
(設定画面の詳細は後述)

通常起動時

タスクトレイに以下のアイコンが表示されます

アイコンを右クリックするとコンテクストメニューが表示されます
「終了」はもりそばPCを終了させます
「設定」は設定画面を表示します

もりそば起動

初回起動時

初回起動時には設定画面が表示されます

「パスワード」は「もりそばPC」と同じものを入力して下さい
「スキンファイル」「パターンファイル」は初回起動時は特に変更することはないと思います
(これらの詳細は後述)

通常起動時

WM機で「もりそば」を起動します
デフォルトのスキンでは以下のように表示されます

[IE]や[WMP]、[タスクマネージャ]、[コントロールパネル]のボタン(風エリア)を押すと、「もりそばPC」を起動したパソコンで指定したウィンドウが開きます
[設定]で設定画面が開きます
[×]で「もりそば」を終了します

3.カスタマイズ

動作割り当ての変更は「もりそばPC」側で行います
コンテクストメニューから「設定」を選択して設定画面を表示させます


デフォルトのスキン&パターンファイルでは以下のようにボタン(風エリア)に番号が割り当てられています
該当する番号の動作割り当てを変更すればカスタマイズ出来ます


実際にはそれ以外の番号にも動作は割り当てられています
2,3,4,11,12,13,14,21,22,23,24,31,32,33,34は1と同じ動作をするように設定されていて、その他のエリアも同様な設定になっています


ボタン名の入っていないスキンファイルも「def-org.bmp」として用意しましたので編集してお使い下さい


4.もっとカスタマイズ

デフォルトのパターンファイルは以下のように横10個、縦12個の色違いのブロックが並んでいます
このブロック1つごとに動作を割り当てる事が出来ます

左上を1として、右上が10、左2段目が11………といった感じの番号の並びになっています
右下の2つは特別で、510と511になり「設定」と「終了」専用になります


デフォルトのスキンファイルと重ね合わせてみました
このようにブロック単位でエリアを区切って動作を割り当てる事が出来ます
スキンファイルも変更すれば、ボタン(風エリア)のサイズや配置を変更する事が可能です

5.もっともっとカスタマイズ

パターンファイルを変更すればもっと柔軟にエリアを区切る事が出来ます
画面上でタッチされた座標と同じ座標のパターンファイル上での色から割り当ての番号を計算しています
[R:0,G:0,B:0]は0、[R:0,G:0,B:32]は1、[R:0,G:0,B:64]は2、…
[R:0,G:0,B:224]は7、[R:0,G:32,B:0]は8、[R:0,G:32,B:32]は9、…
[R:0,G:224,B:224]は63、[R:32,G:0,B:0]は64、[R:32,G:0,B:32]は65、…
[R:224,G:192,B:128]は500、…、[R:224,G:224,B:192]は510、[R:224,G:224,B:224]は511
といった感じになり、0〜511までの値になります
番号1〜500は「もりそばPC」に送られ、割り当てられた動作を実行します
番号0は無効エリアで何も動作しません、「もりそばPC」にも送られません
番号501〜511は「もりそば」での動作指定で、現在割り当てられているものは以下の通りです
510:設定画面表示
511:終了

オリジナルスキンファイル(circle.bmp)とパターンファイル(circle_p.bmp)の例です

動作割り当てがデフォルトのままでしたら外側の円でWMP(7)、内側の円でIE(83)、ハートでコントロールパネル(47)、電球で設定画面(510)、×で終了(511)、となります
()内は動作割り当て番号

「もりそばPC」を設定画面にした状態で「もりそば」から番号が送られてくると、「もりそばPC」は割り当てられた動作をせずに番号を表示するようになっていますので、送られてきた番号の確認が出来ます

6.うまく動作しないとき

以下の項目を確認してみて下さい

パスワードが間違っていないか

英字の大文字小文字や英数字の半角全角等は区別されますのでご注意下さい

もりそばともりそばPCが同ネットワークアドレス内にいるか

例えばもりそばPCのパソコンのIPアドレスが192.168.1.1の場合、もりそばのWM機のIPアドレスは192.168.1.*が割り当てられている必要があります(ネットマスクが255.255.255.0の場合)

もりそばPCのパソコンのファイアウォールにブロックされていないか

参考:データの通信にはブロードキャストを用いています

ルーター等の設定で内部ネットワークと通信出来ないようになっていないか

WEP隔離等の機能が有効になっていると該当します

7.マルチ・システムと連携

マルチ・システム Ver0.55以降には「もりそばPC」と同等の機能が搭載されています

「もりそばPC」の設定画面右下にある[MSへ]ボタンをクリックするとマルチ・システムのINIファイルを選択するダイアログが表示されますので、INIファイルを指定して下さい
現在設定されている動作割り当てのデータがマルチ・システムへコピーされます
パスワードはコピーされませんのでマルチ・システム側で登録して下さい
詳しくはマルチ・システムのMORISOBAコマンドを参照して下さい

8.もし、

分からない事やバグ・要望・感想などがありましたら私宛にメール又はJBA-soft掲示板に書き込みお願いします
出来る限り対応したいと思います

9.いつものやつです

このソフトはフリーソフトです
著作権は私が保持します
転載したい時は私にメール等で連絡下さい
このソフトによる損害については一切責任を持ちません

10.ひとりごと

ある場所に公開していた「PCTV_RemoCon+PCTV_RCWM」というソフトをベースに一般的な使い方が出来るようにしたのが「もりそば」です
スキンの作成に手間がかかるのが難点でしょうか(苦笑)
ちなみに名前の由来は
パソコンのリモコン→ぱそりも→もりそぱ→もりそば
てな感じです
本当はアイコンも「もりそば」にしたかったけど流石に描けなかった(笑)

11.開発環境

PC M3A79-T Deluxe/Phenom X4 9850 Black Edition
OS Windows Vista Ultimate SP2 6.0.6002 32bit
IE 8.0.6001.18813
VS Visual Studio .NET 2003 7.1.6030
.NET Framework 1.1 1.1.4322 SP1

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 まるしす(mulsys)
 E-mail : mulsys@din.or.jp
  URL   : http://www.mulsys.net/
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