MITAYO [オプション] [任意のURLアドレス]
URLアドレス及びオプションは、それぞれを半角空白文字で区切って指定します。
URLアドレスは、複数指定可能です。
また、URLアドレスの先頭の「http://」は省略可能です(REXX対策)。
オプションは、スラッシュ(/)と、1字のアルファベット、というフォームで記述します。
(「@」オプションだけは例外で、スラッシュは不要)
オプションによっては、その後ろに更に、設定の詳細を定義するための数値や文字列を追記する必要がある場合があります。
その場合は、半角空白文字などで区切らず、前記のアルファベットの後に直接追記して下さい。
オプションにおいては、大小文字は同一視します。
(URLアドレス指定は、大小文字を区別する)
オプションは、URLアドレスの前にあっても後にあっても構いません。
同類のオプションが複数指定されている場合は、後のオプションを優先します。
環境変数 MITAYOCMD が定義されている場合は、その内容をデフォルトのオプションとして読み込みます。
(コマンドラインで直接指定されたオプションの方が、優先順位は高い)
レスポンスファイル filename 内に記述されたURLアドレスを読み込みます。 コマンドラインオプションで指定しきれないほど多くのURLアドレスを指定したい場合に使用して下さい。/B
URLアドレスは、1行ごとに1つずつ記述します。また、必ず行の先頭の桁から記述されていなければなりません。 行のどこかに半角空白文字またはタブ文字があると、それ以降のその行の末尾までを無視(コメント扱い)します。
注意: レスポンスファイルにおいては、URLアドレスの指定のみが有効です。
レスポンスファイル内でのコマンドラインオプション指定、 及びレスポンスファイル内でのレスポンスファイル指定(多重指定)は、できません。
メイン・ウィンドウ作成直後に、自動的に「BBS一覧取得」を行います。/Fn
(プルダウンメニューから「ファイル → BBS一覧取得」を行うのと同じ効果)
この機能は、設定ノートブックの「その他:始動時にBBS一覧取得」を有効にするのと同じ効果です。 また、後述の「/G」オプション(ダウンロードモード指定)と組み合わせて使うこともできます。
なお、このオプションは、単独での実行時、且つオンラインモード(デフォルト)での実行時のみ有効です。 既に1つ以上の MITAYO が実行中である場合、 または後述の「/F」オプションで、オフラインモード/ログ閲覧モードが指定された場合、 このオプションの指定は無視します。
動作モードを、オンラインモード、オフラインモード、ログ閲覧モードの何れかで実行開始します。/G
「n」に 0 を指定するとオンラインモード(デフォルト)、1 を指定するとオフラインモード、2 を指定するか、指定を省略するとログ閲覧モードになります。
(オフラインモード/ログ閲覧モードの詳細は、リンク先の解説を参照して下さい)
MITAYO が既に実行中である状態で、「/F」オプションでモード指定して新しい MITAYO を実行すると、 そのモードで指定されたURLアドレスを読み込むように、既存の MITAYO に通知します。
(指定しなかった場合は、その時点での既存の MITAYO の動作モードで読み込みを行う)
例えば、「/F0」オプションを指定して実行すると、既に実行中の MITAYO の動作モードが何であれ、必ずオンラインモードで指定されたURLアドレスを読み込みます。
ダウンロードモードで実行します。/L
このモードで実行すると、指定されたURLアドレスのデータをサーバーから取得 → ログファイル更新後、プログラムは自動終了します。
(ダウンロードモードの詳細は、リンク先の解説を参照して下さい)
因みに、普通の(ダウンロードモードではない)MITAYO は通常1つしか実行できませんが、ダウンロードモードの MITAYO は、複数実行が可能です。 ダウンロードモードの MITAYO が実行中でも、普通の(ダウンロードモードではない)MITAYO を実行できますし、逆もまた然りです。
「タブ:終了時にタブを保存」機能で MITAYO.INI ファイルに保存したタブを、復元しないようにします。/M
デフォルトでは(このオプションを使わなければ)、既に実行中の MITAYO が存在するならば、 そのウィンドウに新しいタブを挿入し、後で実行された MITAYO は速やかに終了します。/Nn
(つまり MITAYO のメイン・ウィンドウは1つしかオープンできない、という事)
「/M」オプションを指定すれば、既に実行中の MITAYO が存在するかどうかに関わらず、 必ず新しいメイン・ウィンドウを作成します。
メイン・ウィンドウを最小化状態で実行開始します。/Rrange
「n」に 1 を指定するか、指定を省略すると通常の最小化で、2 を指定すると、ウィンドウ・リストからも隠された状態で実行開始します。 例えば、「/G」オプションを指定してのバッチ処理を、バックグラウンドで実行させたい場合に指定すると良いでしょう。
既に実行中の MITAYO が存在する場合(且つ、「/G」または「/M」オプションを併用しなかった場合)は、このオプション指定は無視されます。
なお、2 を指定して作成された(最小化且つウィンドウ・リストからも隠された)メイン・ウィンドウを表示させたい場合は、WorkplaceShell の「最小化ウィンドウ・ビューアー」から表示させて下さい。
コマンドラインのURLアドレスに含まれている範囲指定を無視して、range に差し替えます。/Tn
記述方法は、URLアドレスのそれと同じです。例えば、「/Rl50」と記述した場合、コマンドラインのURLアドレスにて、どう範囲指定されていようとも、最新50のレスを表示します。
特殊な指定法では、「/R」のみ、または「/Rall」と指定した場合は全部のレス、 「/Rnew」と指定した場合は未読のレスのみを表示します。
(「/Rnew」は、「/F」オプションによるログ閲覧モード指定と同時に使用すると無効になります)
このオプションによる範囲強制指定は、同時にコマンドラインで指定されたURLアドレスに対してのみ有効です。
(プログラム実行後に入力されたURLアドレスなどは適用外)
既に実行中の MITAYO が存在する場合に、どのようにタブを挿入してURLアドレスを開くのかを指示します。/Wn
「n」には、0〜2 の数値を指定します。
0 … 既存のタブ(最前面のタブ)を上書きしてURLアドレスを開きます。
1 … 新しいタブを挿入し、且つ前面に出してURLアドレスを開きます(デフォルト)。
2 … 1 と同じですが、そのタブを前面には出しません。
既に実行中の MITAYO に、URLアドレスの表示を要求する際の応答を待機する最大時間を「n」秒に設定します。/?
(デフォルトでは10秒)
非常に負荷の高い環境で使用していて「応答がありません」エラーが出る場合に、より大きい値を指定してみて下さい。
なお、既に実行中の MITAYO が存在しない場合、及び「/M」オプションを併用した場合は、このオプション指定は無視されます。
MITAYO の簡単な使い方を表示します。
なお、この表示は、プルダウンメニューの「ヘルプ:簡易ヘルプ」で表示される物と同じです。