Cash Book ver.1.3
by Catoo Craft

目次

はじめに
できること
既知の不具合
インストールについて
アカウントの登録
取引の登録
レシートの登録
振替の登録
クレジットカードの利用
立て替えの管理
振替の手動支払い実行
レポートの表示
レコードの整理
ちょっと便利な機能
電卓機能
取引一覧あれこれ
各種設定
ユーザ登録
はじめに
[目次に戻る]

Cash Book は複数の財布や口座の間のお金のやり取りを管理するための家計簿ソフトです。 持ち歩いている財布以外にも家に置いてある財布がある場合や、複数の銀行口座を持っている場合などに対応します。 それ以外にも、

  • レシートの細目登録
  • 定期的な取引きの登録
  • 年次/月次の収支レポート

などの機能があります。

できること
[目次に戻る]

Cash Book でできる主なことは次のようなものです。

  • 【複数アカウントの管理】

    持ち歩いている財布以外にも家に置いてある財布がある場合や、複数の銀行口座を持っている場合などに対応します。

    また、銀行口座から財布にお金を引き出したことを、「銀行口座からの支出」「財布への収入」という扱いにせず、 単なるお金の移動として扱えるようになっています。 ですので銀行からお金を引き出すたびに支出合計と収入合計が増えてしまうということがありません。

  • 【レシートの細目登録】

    スーパーなどでもらえるレシートの細目をそのまま登録することができます。

  • 【定期的な取引きの登録】

    公共料金の引き落としなど定期的に発生する取引を登録することができます。

    取引の金額は通常の定額指定のほかに、特定の口座の残高を金額として指定したり、 未決済の支払い残高を指定することなどができるので、 クレジットカードの支払いも登録することができます。

  • 【年次/月次の収支レポート】

    取引を年次/月次で集計することができます。 集計結果はリストのほかに簡単なチャートでも確認することができます。

逆に、少なくとも次の制限があります。

  • 取引・アカウント・振替に指定できるカテゴリはそれぞれ最大 15 種類までです。
  • 細目ごとのカテゴリ分けはできません。
  • 内税の計算はできません。 また消費税を集計することもできません。
  • 振替の繰り返し設定は月単位でしかできません。また休日の扱いは土日に固定されます。
  • クレジットカードの決済は一括払いしか対応していません。
  • HotSync による PC との連携ができません。
  • 利息計算はできません。
既知の不具合
[目次に戻る]

現在 Cash Book には以下の不具合が確認されています。 これ以外にもなにかお気づきの点がありましたら、お気軽に catoo宛、またはメーリングリスト宛にご連絡ください。

  • レシート機能で「購入商品」の「タイトル」を入力はできるが漢字変換ができない。 「ATOKを使用しない」にした場合は変換できる。 機種は、WorkPad c505/Palm m505。
インストールについて
[目次に戻る]

Cash Book のインストールは通常の PalmWare と同様 PalmDesktop の Install を使用してください。

また、旧バージョンからのバージョンアップについても、古いバージョンを削除せずに、 そのまま通常のインストールをおこなってください。 新しいバージョンをインストールする前に古いバージョンを消してしまうと、 取引データなどもいっしょに消えてしまいますのでご注意ください。

アカウントの登録
[目次に戻る]

Cash Book の利用をはじめるときは、まず最初にアカウントを登録します。 アカウントとは、お金を預けておく受け皿のようなもので、そのアカウントの名前と残高を登録します。

例として自分の財布、銀行口座を登録してみます。

インストール後初めて Cash Book を起動したときに表示される「アカウント一覧」画面から、「新規」ボタンをタップして「アカウント」画面を表示してください。 この画面で以下のようにアカウントの「名前」や「金額」を入力します。 また、そのアカウントがあなたのものであるかもあわせて登録します (「自分のアカウント」チェックボックス)。 今は自分の財布を登録していますので、チェックを入れておいてください。 カテゴリは「現金」にしておきます。

アカウント一覧」画面に戻ると登録したアカウントが以下のように表示されます。 すべてのアカウントを一覧するときはカテゴリを「すべて」にしてください。

最初のアカウント
図1. 最初のアカウント
最初のアカウント一覧
図2. 最初のアカウント一覧

v.1.0 より一覧画面のフォントサイズを変更できるようになりました。 スクリーンショットではサイズの大きなフォントになっていますが、 お使いの際はお好みのフォントサイズを選択してください。

未決済の取引を作る」チェックボックスはそのままにしておいてください。 これはクレジットカードで買い物をしたときや立替で備品を購入したときなど、 取引に未決済のマークをつけるために必要になる設定です。 詳しくは [クレジットカードの利用] や [立て替えの管理] を参照してください。

アカウント一覧」画面の左端の記号は自分のアカウントであるかどうかを表しています。 自分のアカウントには「*」マークがつき、そうでない場合は「-」マークがつきます。 また最後に編集したアカウントがボールド体で表示されます。

アカウント一覧」画面の右下には、現在表示しているアカウントの残高の合計金額が表示されます。 カテゴリごとに表示できますので、複数の銀行口座の合計がいくらあるかなど確認できて便利だと思います。

アカウントには、あなたの財布や銀行口座などのほかにも、キャッシュカードや財形などの積立、 満期型の保険といったものも含まれます。 書籍などを立て替えで購入することが多い方は立て替えのアカウントを作るのもいいかも知れません。 詳しくは [立て替えの管理] を参照してください。

取引の登録
[目次に戻る]

では手始めに自動販売機で缶コーヒーを買った支出を登録してみます。 Cash Book ではお金の出入りをすべて取引きとして扱います。「取引一覧」画面が表示されていない場合は一覧画面の左下に並んでいる 3 つのボタンの中の 左端のボタンをタップして、「取引一覧」画面を表示してください。「取引一覧」画面の「新規」ボタンをタップし、「取引」画面で次のように入力してみましょう。

缶コーヒーを購入
図3. 缶コーヒーを購入

今は「レシート」と「メモ:」の欄はそのままにしておいてください。 それから「履歴:」についてもそのままにしておいてください。 履歴については [ちょっと便利な機能] で詳しく説明します。 また「決済」についてもそのままにしておいてください。 この機能はクレジットカードや立て替えを Cash Book で扱うときに必要になります。 詳しくは [クレジットカードの利用] や [立て替えの管理] を参照してください。

缶コーヒーを買ったのでカテゴリは「食費」にしておきます。 入力し終わったら「完了」ボタンをタップしてください。「取引一覧」画面に戻ると次のように表示されていると思います。

缶コーヒーを購入(取引一覧)
図4. 缶コーヒーを購入(取引一覧)
缶コーヒーを購入(アカウント一覧)
図5. 缶コーヒーを購入(アカウント一覧)

また、一覧画面の左下に並んでいる 3 つのボタンの中の真ん中のボタンをタップして、「アカウント一覧」画面を表示してください。 自分の財布の残高が 4,880 円に減っているはずです。

このように取引を登録するとその金額が「どこから:」で指定したアカウントから差し引かれ、「どこへ:」で指定したアカウントに足されます。

「その他」アカウントは特別なアカウントです。 アカウントの実体がないので「どこから」や「どこへ」に指定しても残高が増減することはありません。 ただしユーザが「その他」という名前でアカウントを登録した場合は、 通常のアカウントと同じように残高が増減するようになります。

さてもう一度「取引一覧」画面に戻ってください。 「その他」としか表示されていないので何を買ったのかわかりにくいと思います。

ということで「▼メモ:」に説明を書いてみましょう。 一覧をタップするとその取引の「取引」画面が表示されます。 ここでメモに「缶コーヒー」と入力し、「完了」ボタンをタップし一覧に戻ってみてください。 今度はどうでしょうか。

取引メモの入力
図6. 取引メモの入力
メモのある取引一覧
図7. メモのある取引一覧

ちゃんと「缶コーヒー」と表示されてわかりやすくなりました。 取引一覧では「▼メモ:」に記述がある場合はその内容を表示し、 ない場合は「どこへ:」に指定したアカウントの名前を表示します。

よく使う支出先はアカウントとして登録しておくと便利かも知れません。 この場合は自分の持ち物でないので「自分のアカウント」チェックボックスはチェックせずに登録します。

レシートの登録
[目次に戻る]

今度はレシートの登録機能を使ってみます。 Cash Book では購入した品物の単価と数量などをリストとして保存することができます。 それではコンビニでお弁当とお茶をかった取引を登録してみます。

残念ながらリストに登録した品物を別々のカテゴリに分類することはできません。 申し訳ございません。

では、次のように取引を登録してみてください。 まず最初にお弁当の代金 500 円を「金額:」に入力してから、「レシート」チェックボックスをチェックします。 すると「金額」の入力フィールドが選択ボックスになったと思います。

レシートチェック前
図8. レシートチェック前
レシートチェック後
図9. レシートチェック後

この選択ボックスに変わった「500」をタップすると「購入一覧」画面がポップアップします。 この画面で購入した商品を登録していきます。 では「タイトルなし」をタップしてみてください。 今度は「購入商品」画面がポップアップします。 この画面で購入した商品の内容を登録していきます。

レシートの最初の商品は Cash Book がタイトルを自動的に「タイトルなし」に決めてしまいます。 今回購入したのはお弁当でしたので「タイトル:」をお弁当と入力しなおしてください。「完了」ボタンをタップして「購入一覧」画面に戻ると次のような画面になります。

変更前の購入一覧
図10. 変更前の購入一覧
変更前の購入商品
図11. 変更前の購入商品
タイトル変更後の購入一覧
図12. タイトル変更後の購入一覧

お茶も買っていましたので追加しましょう。「新規」ボタンをタップすると新しく購入商品を追加することができます。 今度は「タイトル:」に何も入力されていませんので「お茶」と入力します。「単価:」は 120 円でしょうか。

お茶の購入商品
図13. お茶の購入商品
お茶を追加した購入一覧
図14. お茶を追加した購入一覧

それでは「購入一覧」画面にもどって手元にあるレシートと比較してみることにします。 ばっちり合計が合いました。

以前は「合計が合わない」という前提で次の課税対象の説明に移っていたのですが、ほとんどが内税となってしまった今は、そのまま合計が合うようになってしまいました。 (^^;

今回は内税でしたので合計金額が合いましたが、消費税の課税方法が外税の場合は、 購入商品の画面で最後の項目「課税:」にチェックをいれてください。 それぞれの項目の右隣に「T」のマークが表示され、その商品が課税対象であるかどうかをあらわします。 合計がどのように変化するか確認してみてください。

課税にチェック
図15. 課税にチェック
課税された購入一覧
図16. 課税された購入一覧

レシート登録をはじめた最初の商品(タイトルなし)には「課税:」にチェックが入りませんが、 次から新規登録する分については初期値として「消費税設定」画面で設定されている「課税:」のチェック内容が反映されます。

税金の計算は小数点以下を切り捨てるかどうかや、合計に対して課税するかどうかなどで 微妙に計算結果が異なります。 もし合計金額が合わないときは「消費税...」ボタンをタップして表示される「消費税設定」画面で計算方法をいろいろと変えてみてください。

振替の登録
[目次に戻る]

Cash Book では定期的に支払う一定額の取引などを振替として登録することができます。 例として駐車場代の引き落としを登録してみましょう。

振替一覧」画面が表示されていない場合は一覧画面の左下に並んでいる 3 つのボタンの中の 右端のボタンをタップして、「振替一覧」画面を表示してください。「新規」ボタンをタップして、以下のように入力してみます。

駐車場の振替登録
図17. 駐車場の振替登録

ふつう「優先順位:」は「1」のままで大丈夫です。 この機能は、同じに日に同じアカウントに対して振替を行うときにその実施順を指定するために使用します。 たとえば口座が「A」「B」「C」と 3 つあり、同じ日に「A」から「B」へ振り替えてから 「B」から「C」に振り替えたい場合などに優先順位を設定します。

自動支払い」は、次に説明する「引き落とし実施」を行うときに、 その処理対象になるかどうかを指定するためのチェックボックスです。 手動で振替を実施する方法については、 [振替の手動支払い実行] を参照してください。

それではいつ支払いが行われるかを設定しましょう。「支払日:」の選択ボックスをタップしてください。「繰り返し登録」画面がポップアップします。

駐車場振替の繰り返し登録
図18. 駐車場振替の繰り返し登録

本来「次の日:」には次に引き落としがある日付を指定しますが、 ここでは実験のために前回引き落としがあった日付を入力してみます (今日が 2003/1/3 と仮定しています) 。 繰り返しは「第 2 月曜日」や「25 日」などが設定できますが、 駐車場代は月末に引き落としがあるので「方法:」に「日付」を選択し、「繰り返し:」には「▼31」を選択します。「周期:」は「▼毎月」で、引き落としの日が休日だった場合は繰り下げられるので「休日振替:」に「+」を選択します。

駐車場振替の登録直後
図19. 駐車場振替の登録直後
駐車場振替の登録直後(小さいフォントで表示)
図20. 駐車場振替の登録直後(小さいフォントで表示)

サイズの大きいフォントでは表示している内容がよくわからなくなってしまったので、 小さいサイズのフォントで表示した場合のスクリーンショットも合わせて載せておきます。

これで振替の登録ができました。 実際に取引を発生させるにはメニューの「引き落とし実施」を選択します。 このときその日に実施されるべき振替があれば取引が自動的に作成されます。 ではやってみましょう。

引落し実施メニューをタップ
図21. 引落し実施メニューをタップ
引落し実施後の取引一覧
図22. 引落し実施後の取引一覧
引落し実施後の取引
図23. 引落し実施後の取引
引落し実施後のアカウント一覧
図24. 引落し実施後のアカウント一覧
引落し実施後の振替一覧
図25. 引落し実施後の振替一覧

さきほど登録したのは次の引き落とし日が 2002/12/31 でしたので 12/31 の取引が作成されています。「取引」画面でみてみると「どこから:」と「どこへ:」が 振替の内容と一致しているのがわかると思います。 また振替の「名前:」は取引の「▼メモ:」に設定されて「駐車場代」になっています。

この例では取引一覧の表示単位として「月次」を選択していますので、 赤波線の前後ボタンをタップして表示範囲を「2002/12/1-2002/12/31」に切り替えてください。 また、カテゴリも赤波線のように「すべて」を選択しておいてください。

今度は「アカウント一覧」画面をみてみましょう。 銀行からの引き落としだったので「○×銀行」の残高が減っています。 さらに「振替一覧」画面をみてみると次回の振替日が 1/31 になってるのがわかります。

引落しの実施は、Cash Book 起動時に自動的に実施させることもできます。 詳細は [各種設定] を参照してください。

クレジットカードの利用
[目次に戻る]

クレジットカードを使うことも多いと思いますので、カードを使った買い物を登録してみたいと思います。 まずアカウントにクレジットカードを登録しましょう。

クレジットカードの登録
図26. クレジットカードの登録
クレジットカード登録直後
図27. クレジットカード登録直後

上記のように「自分のアカウント」と「未決済の取引を作る」の 両チェックボックスにチェックを入れてください。

v.0.12 からクレジットカードの登録方法が変わりました。 以前は「カードの利用高」アカウントを作成していましたが、v.0.12 以降では必要ありません。 代わりにクレジットカードアカウントの「未決済の取引を作る」チェックボックスを チェックする必要があります。

では買い物です。専門書は結構高いのでカードで買うことにします。 購入日付に注意してください。 あとですぐに実験できるように 2002/11/8 になっています。

カードで購入
図28. カードで購入
未決済の取引
図29. 未決済の取引
カードの利用残高
図30. カードの利用残高

どこから:」に「HOGEカード」を指定してみてください。 すると「決済」チェックボックスのチェックが自動的に消えます。 これは、「HOGEカード」アカウントの「未決済の取引を作る」チェックボックスに チェックを入れたためです。 このように「未決済の取引を作る」チェックボックスにチェックを入れたアカウントを 取引に指定するとデフォルトで「決済」チェックボックスのチェックが消えるようになります。

以下では「決済」チェックボックスをチェックしていない取引を「未決済の取引」と呼びます。

また「取引一覧」画面では、 未決済の取引の左端に「」と表示して区別できるようにしています。 この例では取引一覧の表示範囲を赤丸印のように 「年次」にしてカテゴリも「すべて」にしています。 これで表示範囲が「2002/1/1-2002/12/31」になっていることに注意してください。

さらに「アカウント一覧」画面では、 カードの利用は負債ですので「HOGEカード」の残高がマイナスになっています。

それではカード利用高引き落としの振替を登録しましょう。 HOGE カードは 10 日締めの翌月 5 日払いで「○×銀行」から引き落としがあるので、 次のような振替を登録することになります。 この振替も、あとですぐに実験できるように 2002/12/05 の日付になっています。

v.0.12 からクレジットカード引き落としの登録方法が変わりました。 以前は「カード利用高」振替と「カード利用高引落し」振替を登録していましたが、 v.0.12 以降では「カード利用高引落し」振替のみとなります。 代わりに「金額:」に「債務の残高」を指定します。

カード引落しの登録
図31. カード引落しの登録
カード引落しの登録直後
図32. カード引落しの登録直後

この振替は「金額:」が「指定金額」ではないので、「振替一覧」画面で金額欄が「 -----」と表示されています。 では引き落としを実施してみましょう。 そう、一覧画面でメニューから「引き落とし実施」を選択するんでしたね。

引落し後の取引一覧
図33. 引落し後の取引一覧
引落し後のアカウント一覧
図34. 引落し後のアカウント一覧
引落し後の振替一覧
図35. 引落し後の振替一覧

取引一覧」画面を確かめてみますと、本を購入したのは 2002/11/8 でしたから 2002/11/10 の締めで翌月の 5 日、つまり 2002/12/5 にカード利用高の引き落としが発生しています。

アカウント一覧」画面で確かめてみますと、これで「HOGEカード」の未決済残高はなくなりましたので、 残高が 0 になっています。

最後に「振替一覧」画面で確かめてみますと、「カード利用高引落し」の次の引き落とし日が 2002/1/6 に更新されているのがわかります。

引き落としの対象となる取引を確認しながら支払いを実行したい場合は、「振替」画面で「自動支払い」チェックボックスのチェックをはずし、 [振替の手動支払い実行] で説明する方法をお試しください。

立て替えの管理
[目次に戻る]

書籍代など会社の立て替えで物品を購入することが多い方は 立て替えを管理するアカウントを作成すると便利でしょう。 立て替えアカウントの考え方は、 クレジットカードのアカウントとちょうど正反対になっていると思っていただければ結構です。 クレジットカードは借金ですので債務となりますが、 立て替えはあとで立て替え分を請求することになりますので債権として扱います。

立て替えのアカウントは「自分のアカウント」チェックボックスをチェックしないで登録してください。 一方「未決済の取引を作る」チェックボックスはチェックしておいてください。 これはこのアカウントへの取引を未決済としておきたいからです。 登録内容はだいたい以下のようになるでしょうか。 これで準備ができましたから、物品を購入するときには「▼どこへ:」に いま登録した立え替えのアカウントを指定することになります。

立て替えの登録
図36. 立て替えの登録

では新しいマウスを会社の立て替えで購入した取引を登録してみましょう。 以下のように「▼どこへ:」に立て替えのアカウントを指定します。 すると「決済」チェックボックスが未チェックの状態になると思います。 これでどの立て替えが清算されているかどうかが見分けられますね。

立て替えで購入
図37. 立て替えで購入
立て替えを含む取引一覧
図38. 立て替えを含む取引一覧

立て替えの清算が定期的に行われる会社の場合は、それを振替として登録しておくほうが便利でしょう。 ここでは月末締めで翌月の 25 日に支給される振替を登録してみす。「どこから:」には「振り替え」を、「どこへ:」には振込先の銀行口座である「○×銀行」を指定します。 またこの清算は債権の回収ですから「金額:」には「債権の残高」を指定します。 例によって日付は実験用に 2002/11/25 になっています。

立て替えの精算の登録
図39. 立て替えの精算の登録
精算の登録直後
図40. 精算の登録直後

では振り替えを実施してみましょう。 一覧のメニューから「 引き落とし実施」を選択します。

一回目の実施では、11/25 の振り替えが行われますが、 対象となる 10 月末締め分の立て替えがないのでなにも取引は発生しません。 二回目の実施を行うと、今度は 11/23 の振り替えが行われ、 こんどは対象となる 10 月末分の立て替え金額が「○×銀行」に振り込まれる取引が作成されるはずです。 さらにオプティカルマウスを購入した取引の「未」マークもなくなりますね。

取引一覧画面
図41. 取引一覧画面

近年は決算の早期化のためか、立て替え分の振込みが翌週中に行われるような場合もあるようです。 そんな時は「立て替え振込」についても「振替」画面で「自動支払い」チェックボックスのチェックをはずし、 [振替の手動支払い実行] で説明する方法をお試しください。

振替の手動支払い実行
[目次に戻る]

Cash Book では定期的な取引を振替として登録できます。 が、支払日が不定期な場合や、カードの引き落としがお店によって月をまたがってずれる場合など、「引き落とし実施」ではうまく対応することができません。

そういう場合は、「振替」画面の「自動支払い」チェックボックスのチェックをはずし、「支払い実行...」ボタンをタップして「支払い実行」画面を利用してください。

振替」画面の「金額」が「債権の残高」、「債務の残高」のときの「支払い実行」画面を次に示します。

手動振替(その1)
図42. 手動振替(その1)
支払い実行(その1)
図43. 支払い実行(その1)

支払日」をタップすると支払日を変更することができます。 不定期に取引が発生するときはここで調整してください。 日付を変更しても「振替」画面の「支払日」は影響されません。

対象期間」には、その下でチェックされる取引一覧の対象期間を表示します。 これは振替の「締め」を基準にしています。 対象期間に含まれる取引は最初からチェックされており、 それ以外の期間の取引はチェックが外れた状態で表示されます。

支払い金額」には、取引一覧でチェックがつけられている取引の金額の合計を表示します。 実際の支払い金額と比較して間違いがないか確認してください。

では次に「振替」画面の「金額」が「指定金額」、「どこからの残高」、「どこへの残高」のときの「支払い実行」画面を示します。

手動振替(その2)
図44. 手動振替(その2)
支払い実行(その2)
図45. 支払い実行(その2)

この場合は対象となる取引がないので先ほどよりコンパクトな画面になります。「支払日」は図43と同様に調整することができます。

レポートの表示
[目次に戻る]

ここまで取引を登録する方法について説明してきましたので、 今度はそれらを集計して表示する方法について説明します。 Cash Book ではカテゴリごとの収支を「集計」か「チャート」で表示することができます。 では取引一覧画面のメニューから「レポートを表示」をタップしてみてください。 取引一覧のリスト部分が以下のような表示になります。

レポート画面(1)
図46. レポート画面(1)
レポート画面(2)
図47. レポート画面(2)
レポート画面(3)
図48. レポート画面(3)

ここでは、それっぽいレポートになるように、 所得として○×銀行に入金があったことにしています。

レポートでは取引一覧で表示される取引が集計されますので、期間や月次などを変更してみてください。 レポートの内容がそれあわせて再表示されます。 また、チャート表示のときは任意の矩形をタップすることで、 その矩形が表すカテゴリと金額がチャートの下部に表示されます。

Private」をチェックすると、集計対象にプライベートな取引を含ませることができます。

集計」では、金額が正の大きなものから負の大きなものの順にリストされます。「チャート」では縦軸が大まかな金額の絶対値をあらわし、 左側のグラフが収入で右側のグラフが支出になります。 グラフの適当な場所をタップするとその領域がマークされてグラフの下にその内容が表示されます。 ここでは「住居 -19,800」 です。

集計」でリストをタップするか、「チャート」でマークされた領域をもう一度タップすると、そのカテゴリが選択された「取引一覧」画面が表示されます。

レコードの整理
[目次に戻る]

Cash Book を使いつづけていただくと、それなりの量の取引データが記録されてくるとおもいます。 せっかく記録したデータですから表計算ソフトなどでもっと本格的に活用したいところです。 また、そのままレコード数が増えていくとレポート表示の速度が低下したり何かと不便です。

ということで、ここではレコード整理にかかわる機能について説明します。 Cash Book には取引データをメモ帳などに書き出す機能と、古くなった取引データを集約する機能があります。

では、「テキスト出力」機能から試してみましょう。 メニューから「テキスト出力...」をタップしてみてください。

テキスト出力
図49. テキスト出力

「テキスト出力」機能を使用すると Palm の標準機能であるメモ帳に取引データを出力することができます。「カテゴリ:」や「いつから:」と「いつまで:」など 出力したい取引データの条件を設定してください。「CSV形式」のチェックをはずすとTAB区切りのテキストデータを出力します。

また、メモリカードスロットを搭載しているパームデバイスの場合は、 出力先としてメモリカードを選択することもできます。

では「了解」ボタンをタップして、メモ帳を開いてみてください。

出力された取引
図50. 出力された取引
出力されたメモの内容
図51. 出力されたメモの内容

このように一行目に「-- Cash Book --」と書かれたデータが作成されます。 データは、取引データの一部である以下の項目が区切られて出力されます。

  1. カテゴリ
  2. 日付
  3. どこから
  4. どこへ
  5. 金額
  6. 増減額
  7. メモ
  8. 未決済区分

「金額」には純粋に取引の金額が出力されます。 いっぽう「増減額」には、「私のアカウント」からお金が出ていたった場合はマイナスの金額が、 「私のアカウント」にお金が入ってきたときにはプラスの金額が出力されます。 「私のアカウント」間の移動などプラスにもマイナスにもならない場合は「0」が出力されます。

レシートを出力する」をチェックすることで、出力される項目にレシートの明細を含めることができます。 が、レシートの明細を含める場合、以下の制約がありますのでご注意ください。

  • 明細はタイトルと金額のみが出力され、単価や割引・数量などの詳細な情報は出力されません
  • 明細のタイトルを出力する代わりに、取引のメモが出力されません

このようにメモ帳やメモリカードを経由して Cash Book の取引データを PC に取り込むことができます。

では次に「取引整理」機能を試してみましょう。 メニューから「取引整理...」をタップしてみてください。

取引整理
図52. 取引整理

レコード集約の機能は既存の取引データを削除して新しく集約データを作成します。 この処理は取り消すことができませんので、ご注意ください。 その都度取引データのバックアップを取っておくことをお勧めします。

レコードの集約では以下の作業が行われます。 つまり、月単位に複数ある取引を集計単位にしたがってまとめなおすということです。

  1. 締め日を区切りとして月単位に取引データを集計 (集計単位: カテゴリ/どこから/どこへ)
  2. 集計し終わったデータは削除し、集計結果を新たな取引として作成 (日付は締め日、メモに「集約データ」)

早速実験してみましょう。 サンプルデータではそれほど取引データにバリエーションがないので、 以下のようなあまりぱっとしない結果になってしまいます。

取引整理実施後の取引一覧
図53. 取引整理実施後の取引一覧

これだけではあんまりなので、「食費」カテゴリに缶コーヒーを 3 日間連続で購入した取引データを作ってみます。 これに対してもう一度「取引整理」を実施してみましょう。

缶コーヒーを沢山登録
図54. 缶コーヒーを沢山登録
缶コーヒーが並ぶ取引一覧
図55. 缶コーヒーが並ぶ取引一覧
集約データにまとめられた取引
図56. 集約データにまとめられた取引

このように複数の取引が 1 つに集約され、金額 1,131 円の取引になりました。

また、今回は指定しませんでしたが、「集約データを作成する」のチェックをはずして取引の整理を実施すると、 集約データが作成されず、結果として対象となる取引を削除することになります。 一定期間が過ぎた取引データをまとめて削除するときなどに便利なオプションです。

レコードの整理は対象となる取引データの件数が多いと処理に時間がかかります。 画面が固まったようになってしまいますが、そのまましばらくお待ちください。

ちょっと便利な機能
[目次に戻る]

取引の履歴

取引画面で「▼メモ:」をタップすると、次のようにそれまでに登録した取引の履歴がリスト表示されます。

履歴のリスト
図57. 履歴のリスト
金額の上書き確認
図58. 金額の上書き確認

このリストから適当な項目を選択する(ここで「缶コーヒー」)と、 履歴に保存されているレコードの登録内容が現在のレコードに複製されます。 このとき、プライベートの設定やカテゴリも複製されますが、日付は複製されません。

取引のデータを履歴に保存するかどうかは「履歴に保存する」チェックボックスで指定することができます。 チェックが入った状態で「完了」ボタンをタップすると履歴に保存されます。 このチェックボックスのデフォルト値は「設定」メニューの「取引履歴...」で 変更することができます。

また、履歴から選択する前に金額を入力していた場合は図58のように、 入力していた金額を履歴の金額で上書きするかどうかの確認ダイアログが表示されます。 ここで「了解」ボタンをタップすると履歴の金額が設定されます。「取消し」ボタンをタップすると履歴の金額は無視して最初に入力されていた金額がそのまま使用されます。

毎回金額の上書きを確認してほしくないときは「取引履歴」画面で動作を変更することができます。 詳しくは [各種設定] の「取引履歴」画面を参照してください。

アカウントの残高調整

ふとアカウントの残高と実際の財布の残高をくらべてみると一致していないことはよくあります。 そんなときはアカウントの残高を修正しましょう。 Cash Book では一度登録したアカウントの残高を更新するとその差分を取引として登録する機能があります。 以下の画面のように確認画面が開きますので内容を確認してください。

金額変更の確認
図59. 金額変更の確認

もちろん取引として登録しなくても残高を変更することはできます。 その場合は「金額変更の取引を作成する」チェックボックスのチェックをはずしてから「了解」ボタンをタップしてください。

電卓機能
[目次に戻る]

v.1.0 から金額の入力に電卓が使えるようになりました。「電卓」ボタンのある画面でお使いいただけますので是非ご活用ください。

電卓
図60. 電卓

計算は通常の電卓のように行うことができますので基本的な使い方の説明はなくてもよいでしょうか。 (^^;

計算結果を呼び出し元の画面に反映するには「=」ボタンをタップします。 計算途中の場合はまず計算が行われますので、もう一度「=」ボタンをタップしてください。

電卓での計算をやめてもとの画面に戻りたいときは「C」ボタンをタップしてください。 計算結果が 0 の場合はすぐにもとの画面に戻ります。 0 以外の計算結果が表示されていた場合は、値がクリアされて 0 が表示されますので、 もう一度「C」ボタンをタップしてください。

取引一覧あれこれ
[目次に戻る]

CashBook v.0.15 から取引一覧に大幅な機能変更が施されました。 それまではカテゴリによる絞込みしかできなかったのですが、 v.0.15 から未決済の取引や期間、アカウントなどによって取引を絞り込んで表示できるようになっています。 では、早速説明いたしましょう。

ちょっと見にくいですが、下の図のように取引一覧画面では、 画面上部に一覧を絞り込むための条件が表示されています。 これらの条件をタップすることでいろいろな絞込みが可能となります。

取引一覧あれこれ
図61. 取引一覧あれこれ
アカウントによる絞込みに切り替え
図62. アカウントによる絞込みに切り替え
絞り込むアカウントの選択
図63. 絞り込むアカウントの選択
  1. 決済・未決済による絞込み
    タイトル下の赤波線の「--」をタップすると、 候補として「--」「済」「未」のリストがポップアップします。 それぞれの意味は次の通りです。

    • 「--」:すべて表示されます。つまり決済・未決済による絞込みは行いません。
    • 「済」:決済済みの取引のみ表示されます。
    • 「未」:未決済の取引のみ表示されます。

  2. 期間による絞込み
    青波線の「月次」をタップすると期間による絞込みが可能になります。 候補は、「日次」「週次」「月次」「年次」「----」の 5 種類です。 「----」は期間による絞込みを行いません。

    • 「日次」の場合は取引一覧に時刻が表示されます。
    • 「週次」の場合は日付とともに曜日も表示されます。
    • 「月次」「年次」「----」では今まで通り、月日が表示されます。

    また、現在絞り込まれている期間が「月次」の横の緑波線部分に表示されます。 この表示部分をタップすると表示期間をカレンダーから直接選択することができます。 さらにその横の「<」「>」ボタンをタップすることで期間を前後させることもできます。

  3. カテゴリもしくはアカウントによる絞込み
    従来どおりのカテゴリによる絞込みに加えて、今回アカウントによる絞込みも可能になりました。 紫波線部分のカテゴリをタップしてください。 するとポップアップするリストの最下部に「アカウント」という項目が表示されます。 これをタップすることで、リストがアカウントの一覧へと変わります。
    この状態でアカウントをひとつ選択すると「どこから」「どこへ」のどちらか少なくとも一方に、 そのアカウントを含む取引だけが一覧に表示されます。
    ただし、カテゴリで絞り込んでいるときはアカウントによる絞込みはできません。 逆にアカウントで絞り込んでいるときはカテゴリで絞り込むことができません。

各種設定
[目次に戻る]

Cash Book では次のような設定画面で各種の設定を行うことができます。

フォント選択画面

各一覧画面のメニューから「設定」-「フォント...」をタップします。 この画面で一覧画面で使用するフォントの設定を行います。

フォント選択ができるようになったことで、 拝啓 PalmOS 様の「tsPatch」と T-Pilotの「Select Font」を組み合わせて、 Tungsten/Zireシリーズや clie などの Palm OS 5.x を搭載した Palm デバイスで Tiny/Small フォントを 選択できるようになりました。

フォント選択画面
図64. フォント選択画面

オプション画面

各一覧画面のメニューから「設定」-「オプション...」をタップします。 この画面で全体的なオプションの設定を行います。

オプション画面
図65. オプション画面
  • 小数桁数:」で小数点以下の桁数を指定することができます。 ドルで使用する場合は少数桁数を 2 にするとそれっぽくなります。 ^^;数値のフォーマット自体は Palm の設定から行ってください。

  • 取引ソート順:」で取引リスト画面での一覧のソート順を指定できます。 降順・昇順いずれも取引の日時に対して並べ替えを行っています。

  • 起動時に自動振替を実施」をチェックすると Cash Book 起動時に毎回振替を自動的に実施するようになります。

  • カテゴリの復帰」をチェックすると各一覧画面から詳細画面を表示してカテゴリを変更しても、 一覧に戻ってくるときにもともと表示していたカテゴリに復帰するようになります。 これによってたとえば取引一覧画面では「すべて」カテゴリを表示し、 取引画面で「教養・娯楽」カテゴリに変更しても、 取引一覧画面に戻ってくると「すべて」カテゴリに復帰するようになります。

  • ハードボタンでカテゴリ遷移」をチェックすると Cash Book を割当てたハードウェアボタンを押すことで 現在表示しているカテゴリを順に表示していくようになります。 逆にチェックをはずすと、ハードウェアボタンを押すことで、 取引・アカウント・振替の各一覧画面を順に表示するようになります。

  • FEPの制御を有効にする」をチェックすると、 OS3.5 以降の機種では日本語入力の状態をコントロールするようになります。 逆に OS3.5 以降でも日本語入力を制御してほしくないときはチェックをはずしてください。

  • 締め日:」を月日で指定します。 取引一覧画面で月次や年次表示をする場合、ここで指定した締め日が使われます。

  • PCにバックアップを保存」をチェックすると HotSync 時に Cash Book のデータベースが パソコン側にバックアップされます。 通常はチェックしておいてください。

取引のデフォルト口座画面

各一覧画面のメニューから「設定」-「取引のデフォルト口座...」をタップします。 label name="取引のデフォルト口座"/>では、 取引を新規作成するときの「どこから」と「どこへ」にセットされるデフォルト口座を設定することができます。 「支出元はほとんど自分の財布」といったときに設定すると便利な機能です。

取引のデフォルト口座
図66. 取引のデフォルト口座

取引履歴画面

各一覧画面のメニューから「設定」-「取引履歴...」をタップします。 この画面で、取引入力時に「▼メモ:」をタップしてポップアップする 履歴の振る舞いを変更することができます。

取引履歴
図67. 取引履歴
  • 履歴に記録する」で「取引」画面を開いたときのデフォルト値を指定することができます。 ここでチェックをしていれば「取引」画面でもデフォルトでチェックが入ります。 普段はもう履歴に記録したくないというときはチェックをはずしてください。 その場合でも個々の取引登録時に「取引」画面でチェックを入れなおせば その取引を履歴に記録することができます。

  • サイズ:」で履歴に保存する取引件数を 10 件、20 件、40 件から選択できます。

  • 表示順:」でポップアップする履歴の表示順を指定できます。

  • 金額の上書きを確認する」にチェックを入れておくと、 いったん入力した金額を後で選択した履歴の金額で上書きしてしまうことを予防することができます。

  • カテゴリで絞り込む」をチェックすると、 履歴のリストを現在選択しているカテゴリで絞り込むことができるようになります。 履歴のサイズを増やしていている場合などこの機能を使用すると便利かも知れません。

消費税設定画面

各一覧画面のメニューから「設定」-「消費税...」をタップします。 この画面でレシート登録時に影響する消費税に関する設定を行います。

消費税設定
図68. 消費税設定
  • 課税:」をチェックすると、新しい商品を登録するときに課税対象とします。

  • 税率:」に消費税率を入力します。 また続くポップアップリストで税の計算方法選択します。 候補は、「%(+)」:小数点以下を切り上げ、「%(5/4)」:小数点以下を四捨五入、 label name="%(-)"/>:小数点以下を切り捨て、になります。

  • 課税方法:」で複数商品に対する課税方法を指定します。 候補は、「個々に」:それぞれに課税、「合計に」:合計金額に課税、になります。

ユーザ登録
[目次に戻る]

もし Cash Book を気に入られ継続してご使用になりたいと思われましたら、ユーザー登録をお願いいたします。

お支払いには以下のオンライン決済サービスをご利用いただけます。

上記サービスをご利用になれない場合は、ジャパンネット銀行、 銀行振込もしくは郵便振替をご利用いただくこともできます。 詳しくは ycatoo@eirene.dricas.comまでお問い合わせください。

各一覧画面のメニューから「設定」-「ユーザ登録...」をタップすると、 次のような「ユーザ登録」画面が表示されます。 ここで、ご購入になったユーザ登録コードを入力してください。

Cash Book をご購入いただくと、販売サイト様から購入内容をお知らせするメールが配信されます。 その中にユーザ登録コードが記述されています。 ユーザ登録コードは、販売サイト様によって「解除キー」や「ライセンスキー」といった名称で 記述されていることがありますのでご注意ください。 Cash Book のユーザ登録コードは、01234-56789 のような 10桁の数字です。

ユーザ登録
図69. ユーザ登録