Secrets はインストール直後、登録した秘密のメモがパスワードで保護されていません。
ここで説明する手順に従ってパスワード設定を行ってください。
秘密のメモをパスワードで保護すると、登録された秘密のメモが暗号化され、
Secrets 起動時にパスワードの入力を促す画面が表示されるようになります。
また、一度設定したパスワードを変更する方法や、
パスワードによる保護を解除する方法についても合わせて説明します。
一覧画面のメニューから「オプション」-「パスワード設定...」と選択すると、
パスワード設定のダイアログが表示されます。
秘密のメモをパスワードで保護していない場合は、図5のように「暗号化」が「しない」と表示されます。
登録した秘密のメモをパスワードで保護するには、「する」をタップしてください。
パスワードを入力するための画面が 2 回表示されます。
1 回目はパスワードの作成画面(図6)、
2 回目は 1 回目に入力したパスワードの確認画面(図7)です。
正しくパスワードを設定できると、
パスワード設定画面の「暗号化」が「する」になります。
設定したパスワードを忘れないために、「パスワードのヒント:」もあわせて設定しておくことをお勧めします
(図8)。
一方、秘密のメモをパスワードで保護している場合は、図8のように「暗号化」が「する」と表示されます。
パスワードによる保護を解除するには、「しない」をタップしてください。
現在設定されているパスワードを入力するための画面が表示されます(図9)。
ただしくパスワードを入力すると、パスワード設定画面の「暗号化」が「しない」になります。
また、現在設定しているパスワードを変更する場合は、「パスワードの変更...」ボタンをタップしてください。
パスワードを入力するための画面が 3 回表示されます。
1 回目は現在設定されているパスワードを入力するための画面(図9)、
2 回目は新しいパスワードの作成画面(図6)、
3 回目は 2 回目に入力したパスワードの確認画面(図7)です。
パスワード設定画面の「Smart Unlock:」をタップすると、
パスワードを入力する代わりに上下左右ボタンの組合せを利用することができるようになります。
Smart Unlock を利用するための画面(図10)が表示されますので、
上下左右ボタン(機種により上下ボタンのみやジョグダイヤルなど)を使って、上下左右の組合せを入力してください。
画面上のボタンをタップすることでも組合せを入力することができます。
組合せを登録すると、Secrets 起動時のパスワード入力で図11の画面が表示されるようになります。
この画面で組合せを正しく入力すると、パスワードの入力をせずに秘密のメモを閲覧することができるようになります。
もし上下左右の組合せの入力に 3 回失敗するか、「キャンセル」ボタンをタップするすれば、
通常のパスワード入力画面が表示されます。
この機能を利用すると、煩雑な認証作業をスマートに済ませることができるようになりますが、
その反面、文字によるパスワード入力に比べて上下左右の組合せは第三者によって推測されやすいことに注意してください。
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