アコニック・ランド:雑談系:ドスゲー類の話題

ドスゲー類の話題


Carax'95(Bio100%、STG、ver 0.90)

※2016/3/20:現在はこちらこちらからDLできます。

回避や攻略スピードのみならず、命中率も肝になってるタイムアタックSTGです。
("Hit Ratio" is very very important factor of Carax'95!)
多くのSTGと異なり乱射無用な点ストレスかもしれませんが、そこが逆にちょっとクセにもなるかもしれません。
非常にシンプルで、特殊なギミックのボス等も居ませんが、妙に熱中させてくれるゲームだと思います。
集中力の限界と直に向き合えるような感じがします。けんだま等に通じるものがあるかもしれません。
前作のCarax'92とは異なり、敵にぶつかってもタイムが減るだけでやり直しにはならず、
タフな相手でも一撃で倒せてしまうので、これが時に有効な攻撃手段となる点も、
ゲームを奥深いものにしている気がします。
後に述べる不具合等は残ったままになってしまってるものの、一つの究極を感じます。

2000〜01年頃に嵌ってガリガリやってたのですが、個人的にかなり難しく、希に36面に辿り着くのがやっとで、攻略は諦めてました。
ところが2008年頃にふと思い出して、また馬鹿みたいに沢山挑戦した所、なんとか一周を達成できました。
手が本当に震えて狂喜乱舞したものでした。
'92とは異なり、36面をクリアすると1面に戻り、その際余分に1点が入ります。
Super Depthのようにエンディングを挟んでるという事は無く、通常の面進行と同じ要領です。
(2016/3/20:一応その場面を撮れました→

現在の最高スコアは57851(2008/9/14 Lev:35 Ratio:86 Miss:29)です。
環境は、デスクトップのキーボード操作・フルスクリーンモードでした。射撃はZ、移動は矢印キーでしたが、
移動はテンキーの方がやり易いかもしれません。
蝶(蛾?)は18面のもの以外は全て体当たりで片付けてます(2周目はどうしてたか覚えてない)。
18面のも、一発当てて体当たりの方が断然効率的そうですが、こいつとの撃ち合いは結構熱くなれて
クセになるものがありますので、ハイスコアを狙う時以外はお勧めです。訓練にもなるかもしれません。

正直かなり調子に乗ってしまいましたが、某所の住人によれば全く取るに足らない点数らしいです^^;。
これ以上はもう、僕には無理そうです…。
でも僕を含めた多くのプレイヤーにとっては、一周への道でも相当な修羅道ではないかと思います。
ひとまずは33面〜36面到達を目標にする位でも良いかもしれません。嵌り過ぎ危険です。
慣れない内は、後半は乱れ撃つプレイになると思いますが、慣れて来たらそれなりに狙って撃つようにすると、
結構伸びると思います。

スコア情報の入ったファイルは、フォルダ内には無く、Windowsフォルダにcarax95.iniという名前で存在します。
道理でパソコン変わった時にスコアが紛失したわけだ。皆さんもスコアを保管したい場合はご注意ください。

マニュアルの点数表に「ダメージ」「???」と有りますが、未実装(もしくは実装漏れ)かもしれません。
Carax'92やNyaHaX'93と照らし合わせると、「ダメージ」と言うのは恐らく、一発では倒せない敵にダメージを与えた時に入る点数で、
「???」というのは恐らく、回転中に倒した場合の点数です。
大型の3体が強さに見合わない点数だと思ってたのですが、ダメージ点が導入されれば解決しそうですし、
18面で撃ち合いする意味も多少は出て来て、一層熱いゲームになったのではないかと思います。
(バージョンが1.00未満て事が、β版という事を暗に示してるのかもしれませんが、マニュアルではそんな感じが
しませんし、リリース年からもだいぶ経過してるのが気になる所です)
また、右と下の画面外から弾を撃たれる事が有って「卑怯な!」と思ってたのですが、一方で左隅または上隅にある程度
埋まった状態で回転を発動しても不発になるようなので、もしかしたら不具合で画面内判定がズレてるのかもしれません。
他、フルスクリーンの際、ポーズを解除した時にマウスポインタが復帰してしまう現象が有ります(XP、Win98)。
(あと超個人的に、撃破エフェクトが、Yellowが固有で大型3体が同一って点と、Yellow用と大型用の色合いが同じって点が微妙…。
前者については、茶をYellowと共通にするか、大型を全て別々にしてはどうかなと思います)
他の作品共々、未完成のままとなったのが非常に惜しいです…。

個人的に、大型の3体の名前も非常に気になります。
蝶以外の大型はモデルもよく判らないし(蝉とカマキリ?)、何て呼べば良いのか判らず不便でもあります…。
色では12面のは緑で最弱のと被ってしまいますし。
Caraxはずっとキャラックスと読んでたのですが、92のマニュアルによると「キャラエックス」と読むのが正しいようです。
92はキャラクターが車型なのでcarと掛けたのかなとも思うのですが、95は何だろう…。


Windows上でのドスゲーのプレイ方法

Bioさんのソフトは、サイトでは現在4つのみ公開されますが、DOSの頃の作品もVectorには結構残っていて、
エミュレータを使えばプレイできます。エミュレータだけではプレイできませんが、与太ラボさんで解決法と、
その為のファイルが配布されてます。

Neko Project IIは、98用とNT用しか有りませんが、XPでも動きます(98用でやってます)。
DiskExplorerで開いたままのファイルをNeko Project IIで指定しようとしても動きませんので、
DiskExplorerを終了する等してください。
各ゲームを起動するには、(Neko Project II上の)プロンプト(A:\>)でBATファイル名やEXEファイル名を入力する
必要がありますが(.BATや.EXEは付けなくても良いです)、AUTOEXEC.BATにその名前を書けば、Neko Project II起動後に
ゲームも起動されます。
そのためには、DiskExplorerの画面からAUTOEXEC.BATを適当な所にドラッグ&ドロップし、続けてそれをメモ帳で開いて
(メモ帳にドラッグ&ドロップする事でも開けます)編集し、それを再度DiskExplorerの画面へドラッグ&ドロップして
上書きします。

僕は一つのhdiファイル内に、全ゲームをディレクトリ分けしてまとめてます。
ディレクトリの指定は「ディレクトリ名\ファイル名」という具合に\で行います。/では駄目です。
中には、そのディレクトリに移動して実行しないと動かないソフトもあるので、その場合、「CD ディレクトリ名」
としてそのディレクトリに移動し、戻る時には「CD ..」とします。 AUTOEXEC.BATでやる場合も同様です。

動作が重かったり、効果音のタイミングが遅れたりするかもしれませんが、効果音の遅延は↑にもあるように、
エミュレート→コンフィグで、サウンドのバッファの所の数値を落としてやれば改善されますし、動作が重い場合でも、
同所で(仮想の)CPUの速度を上げれば改善されます。初期の設定では遅いと思うので、幾らか上げた方が良いと思います。
ただ、キーボードの効きが時々悪く、これについては対策が見当たらないので困った物です…。こんなものかなぁ。

画像を保存する際、フルスクリーンモードでは、プリントスクリーンのキーが効果無いので要注意です。
ウインドウモードなら大丈夫ですが。Other⇒BMP saveが便利です。

マウスを使うものについては、デバイス→マウスを選択するか、マウスの中ボタンを押して、ゲーム中でマウスを使えるようにし、
マウスの中ボタンで元に戻します。
マウスの中ボタンが無いのならば、凄く厄介な事になるので、マウスを使うものはやめておいた方が良さそう。

各ゲームのマニュアルは、今のワードで開こうとすると色々面倒かもしれませんが、変な警告にキャンセルしてればちゃんと開けます。


フリーのドスゲー

僕の知ってるフリーのDOSゲーで、以上の環境で正常に動作したものを幾らか紹介します(補足情報は後述)。
Bio:Super DepthDynamoNyaHaX'93Carax'92蟹味噌CarII GRANDPRIXTWINS(2)、metys's Snow Wars
他:VOLLEY BALL 2on2

Finaltyは公開されてないみたいなのと、この方法では動かないみたいなのですが、別ルート(?)でプレイできました。
実は与太ラボさんを見つける前にこちらをプレイしました。
当時は環境によりプレイできず、デモしか見られず気になってました。
BGMを鳴るようにするにはエミュレータにMIDI処理の機能(?)を追加しておく必要があります。

オニオンソフトのザルバールの蒸留塔は、クリア時にしばしば止まってしまう異常が起こりますが、クリア時にクリックしなければ正常に動くようです。
また、マウスを使うので、先述の中ボタンの事に注意してください。
結構画期的なゲームだと思うので、Windows版が無いのが惜しいです。
infoの所でデモられてる物が当時から凄く気になるのですが、公開されてないみたい…。
オニオンソフトのものは、他にもコンパルガダニエルの宝探しを遊んだ事があります。
ダニエルの宝探しの「Graphキー」は、Altキーで代用できるようです。

以上では動作しませんが、けいえいやろうも結構嵌りました。
SFCのシムシティでろくにメガロポリス達成もできなかった僕でも容易にトップになれるので気持ちが良かったです(笑)。
シミュレーション得意な人には物足りなさ過ぎるかも(バージョンによるかもしれませんが)。
Windows版で似た感じのものが、シェアウェアですが開発されてる様子です。

Super DepthやNyaHaX等のBGMの音ですが、DOS時代の音源として有名なFM音源では無く、恐らくBEEP音です。
と言っても、純粋なBEEP音そのものの音の高低を制御する機能は、PC自体に知る限りは有りませんでした。
代わりに、BEEP音のON/OFFを高速に何度も切り替える事で、そのON/OFFの周期によって音の高低を表現する
手法が良く使われていました。
僕はヘボなので、FMはおろかBEEP音音楽の作成にも成功した事がありませんが(苦笑)。
BEEP音音楽はFMに比べてもチャチですが、独特のブルブル感やコロコロ感がなんか癖になりそうで、個人的に好きです
(どうも更に「疑似和音」と呼ばれる方法を用いているゆえのものの様子です)。
なんとかWindowsのこの時代にも、MIDIの音色とかによる再現がサポートされないものかと思います。

(以下、各ゲームの雑情報)

Carax'92

当時は存在を知らず、今回初めてプレイしました。
'95に慣れてると、最初は違和感感じるかもしれませんが、
これはこれでまた独自の楽しさがあると思います。
現在の最大スコアは604100(08/11/20 Ratio:83 Miss:7)です
(エミュレータ上でのプレイなのでフェアではありませんが…)。
なお、327700点以上になるとランキングには載らなくなります。
点数自体はどんどん増えていきますので、皆さんも画面画像の保存をし損なわないようにご注意を。
'95と異なり、やられるとそのステージを最初からやり直しになる点や、
敵を全滅させても敵弾が僅かの間生き残る点がシビアですが、
ラストステージ到達難易度は'95の方が遥かに、遥かに難しいと思います。

Super Depth

宇宙面の音楽は、一度曲が一巡したかに見える所で、実は更に聞き進めて行くと後半部分が違ってますので注意です。
普通にやってたらそこまで長期戦にならないし、そこまで長引かせる方がかえって難しいと思うので、
聞き逃している人は多いのではないでしょうか。
Finaltyの5面でも同じ曲が流れますが、その部分は無く、全く同じ曲のくり返しになってました。

四週目位の得点になるとランキングに乗らなくなってしまいますので、ハイスコアを記録したい場合は画像を保存します。

エンディングに出て来るクラゲですが、自分には何なのか解りません(^^;。アイテム出す奴の後に出るという事は、
特殊なキャラじゃないかと思うのですが。
あと、lunatic noddleをlunatic noodleと読み違えないように注意。

僕が当時プレイしたものとはバージョンが違うのか(或いはβ版? 実機のFDドライブが壊れてしまってもう確認できない…泣)、
敵キャラのデザインが複雑になってて、エンディングに出て来る敵の名前も変わってました。
古い版では、雑魚はhogeが語頭に付いて、ボスはbioが付いてます(バイオコア、バイオドラゴン、バイオバスター)。
古い版では例のクラゲもエンディングに出てきませんでした。改めて確認してみたので確かです。
難易度自体は特に目立った違いは感じられませんでした。

Super DepthおよびWinDepthの自艦の名前は、WinDepthの解説書ではYAMABOKUで出てますが、日本語で書くと「ヤマ卜」です。
Super Depthの解説書では書いてあります。幾らか誤謬が散見されますが、「ヤマト」では無い事に要注意。
「カ」「力」や「A」「Α」と同様、「卜」と「ト」も、人間の目には大差なくても、パソコン上では全く違う字として扱われてます。
トは12488、卜は21340です。ページ内の検索を使えば明白です。
卜は「ぼく」では出てきませんが、「うらなう」で変換する事で出せます。もちろん、手書き等で探す方法もあります。

Dynamo

裏Dynamoは、IMEバーのKANAを弄り、プロンプトの所でカナ表示される事を確認してから起動すれば、ちゃんと出てきます。
表をやってる時に?のアイテムを取ると時々裏になってしまいますが、エンディングとランキングはなぜか表のままですので、
裏の簡単さで表のランキングに載る事に抵抗の有る人は中断した方がいいです。僕も抵抗ある。あの効果が一番厄介。
ステージをだいぶ進んでから裏になってしまうと泣きたくなっちゃう。
Dynamoは僕は最初のバージョンをやってますが、1.20では音楽が追加された模様です(1.30はそれに伴うバグの修正
みたいです)。音楽は、僕の環境では、そのままの設定では鳴らず、デバイス→サウンドでPC9801-26kかPC9801-26k+86を
選択すると鳴るようになりました。1.20は、音楽が鳴らない設定の場合は動くのですが、音楽が鳴る場合は動きません。
ただ、いずれにしても、タイトルからゲームが始まるまでが随分遅くなってしまいます。
1.50は、更新内容が書かれてないのでよくわからないですが、1.30と1.50では、敵のステータスが変わってるようです。
と言っても初期の敵についてしか確認してませんが、蛇や蟻が若干固くなってて厄介です。

NyaHaX'93

ザコ敵の性質&配置とタイムアタックシステムがCaraxと似てますが、こちらには命中率要素は無いようです。
一方で、特殊ギミックのボスが居たりして豪華な感じです。似て非なるシリーズと見るのが良いと思います。

最新版では連射モードが選べますが、一種のチートモードのような物のようですし、スタート時にいちいち
手動か自動か選ばなければならず面倒ですので、古い版の方がお勧めかもしれません。
4番目と最終のボス名が、説明書とエンディングとで異なっています。
うっかりにも当時、エンディングの脱ぐ場面に気が付きませんでした(かなり頑張ってGIFアニメ化して長らく公開してましたが、
やっぱまずいと思って下げました…)。

2015.1.1:もう4年以上も前にリメイク版(NyaHaX 2010)が発表されてたんですね! 気付かなかったorz。
スコアは良くて247352点て所でした。
エンディングでニャンフォー(未強化の方)が省られてるの普通に不具合ですよね。
掲示板書き込めない。なぜ誰も報告しなかった。

VOLLEY BALL 2on2

スーパーをクリアすればボスの二人も操作可能になります。
僕はTOMEかGATOを主に使ってます(相棒はHITO)。TOMEとHITOは単にデフォルトだから(笑)。
勿論、一通り使った事があります。上級者はPETIOを使うみたい。
説明書には伏せになってますが、PETIOとGATOは、どう読めば良いのでしょうね。
PETIOは多分ペティオでしょうが、GATOは、ガトーかガトか、もっと別か。ガトといえば、二丁拳銃の死体の人がカッコよかった(謎)。
PETIOの種別は宇宙人と書いてあるのに、GATOはなぜ種別まで伏せられてるのでしょうね(ペガサスで良いのかな? 飛ばないけど)。


2008/6/22-


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