追い風が吹いていらっしゃいます。サボっていた十日ほどの間にこのメールマガジン、登録者数が三十名以上増えているのです。というわけで新しいお客様こんにちは。

　きっとこれは二百五十回以上もチマチマと発行し続けたわたくしの藝が皆様に認められ、地道に口コミで広がっていったのではまずないでしょう。そんなに地道な仕事が簡単に認められるようでしたら私以前にもっと認められているひとがたくさんいるはずですこの世の中。

　それで、きのう発行してから十時間ほどの間、いろいろといきなり二割以上もお客様が増えた理由を考えたり、調べたりしておりました。そう言うことをするから一ヶ月の食費よりインターネット通信費の方が高くなるんだよ、と言うような突っ込みはされるととても恥ずかしいので一方的にお断りします。

　で、たぶんお客様が急激に増えたのはとある発行部数一万九千を誇るメールマガジンに連載しているコラムに書いたプロフィールが原因ではないか、という結論らしきものに達しました。以下引用。

現在収入の見通しも立たぬまま泰国首都圏某所で泰日辞書データを入力しなが
ら泰文字と格闘する日々。↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/obenkyo.html

内容がわいせつだということで某メールマガジン発行サイトから発行停止にな
ったメールマガジン。↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/mailmagazine.html

今月からおこづかいちょうをつけはじめました。↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/okozukaichou.html
（↑まことにかたじけありません。ただいま休刊中です）

公式サイト。↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/

　わたくしはこのメールマガジンを発行しはじめて二年以上で最大のプレッシャーを感じずにはおれませんでした。だってわいせつなものを求めてらっしゃるのですよ新しく登録された三十人以上のお客様が。いくら某メールマガジン発行スタンドにすべてがわいせつだと判断されたといっても、いきなりお客様の二割以上が、わいせつを求めていらっしゃるのですから。いくら自覚なくすべてがわいせつらしいわたくしでさえも凄いプレッシャーです。

　しかもこのわいせつというものが曲者でして、その嗜好たるや千差万別であり、なおかつ衝動的なのです。と、いうことなのでこのわたくしの発信しているものが新しいお客様もとめるわいせつとかけ離れていたら、速攻で登録解除されてしまう可能性が大きいわけです。

　次に発行するとき発行部数が元に戻っていたりしたら、わたくしは、パソコンの前で、どこがわいせつじゃいボケ、と唾棄しながら解除手続きを取る三十人以上のお客様方を想像いや妄想してかなり凹むかもしれません。いやかなり凹みます。新規のお客様をゲットできなかったというのは客や舞台を選ばない姿勢の藝人としかかなり資質が問われる事態であるのですから。

　と、いうわけで次回はソープランドの話なのですが、ちょっとその前にお出かけしてきます。査証切れるので緬国に行かねばならないのです。そうですこないだまで内戦やってた北部国境のメーサイというところです。

　とりあえず千五百キロ以上をバス二泊で移動し、多少わいせつというものに関して考えてみたいと思います。わいせつがたくさんの土地ですので敢えてわいせつネタを探したりはしないことにします。それでは。