Tiny Mouse's Workshop気になること雑記帳マニアックでない Linux Zaurus レビュー
マニアックでない Linux Zaurus レビュー
●なぜ PDA を使うことにしたか
ここ数年、システム手帳を使ってきました。それはそれで結構役に立ちました。ところがその限界も感じるようになっていました。例えば、

・過去のスケジュールや ToDo 、メモを取っておきたいが、取っておくと邪魔になる
・アドレス、ToDo 、メモの順番を簡単に変えられない
・手帳に書いたメモをパソコンで利用できない

などなど。そんなとき、

会社の同僚が SONY の CLIE を使っていました。「自分の仕事はこれじゃないと管理できない」といって、画面をペンでピピっと。かっこい〜。

会社へきているコンサルタントの先生が IBM の Workpad を使っていました。「次の打合は○月○日にしましょう」といって、画面をペンでピピっと。かっこい〜。

そんな様子をみていたら、俄然欲しくなってしまいました。もう手帳を使っている時代ではありませんね (苦笑) 。さて何を買いましょうか。

最初に考えたのは、小さなノートパソコンを使うことでした。デスクトップ PC と同じソフトが便える方がいいと考えたのです。SONY の VAIO の当時の最小のモデル PCG-C1MR/BP を選びました。これはこれで気に入って持ち歩きました。しかしこれは駄目でした。

・ポケットに入れて持ち歩ける大きさではないので、いざという時に持っていない。
・Windows XP の休止状態からの復帰でも 1 分程度掛かるので、取り出して直ぐに使えない。
・PC を置ける場所がないと使えない。

こんなわけで手帳の代わりにはなりませんでした。

やはりいわゆる PDA でないといけないようです。さて何を買いましょうか。
●なぜ Zaurus を選んだか
いわゆる PDA にも種類があることも勉強しました。おおよそ次の通りですね。

・WindowsCE 搭載機
・PalmOS 搭載機
・SHARP の Zaurus

自宅でも会社でも Windows を使っている我が身にとっては、WindowsCE 搭載機がベストとは思ったのですが、

・割合高価
・Microsoft オンリーになることが何か癪に障る (苦笑)

という理由で、選択肢から外しました。

PDA では最もメジャーな PalmOS 搭載機ですが、

・PDA ではメジャーといっても PC の OS を含めて考えると閉鎖的なイメージがする
・前述の同僚に CLIE を借りて手書文字入力させて貰ったが大変だった

という理由で、なんとなく敬遠しました。

では Zaurus かというと、

・ZaurusOS というメーカー独自の OS を使っているのが PalmOS 以上に閉鎖的

という理由でこれもイマイチ (苦笑) 。ところがそんなとき、Linux を OS にした新しい Zaurus が出てきました。

・Linux ならオンラインソフトがたくさん出てきそうだ
・Zaurus の手書文字入力はすごいと前述の同僚にいわれた

という理由で、自分にとって総合評価の高かった Zaurus を選びました。
●なぜ SL-B500 を選んだか
自分が Linux 搭載 Zaurus を買おうと考えた時点では

・SL-A300

しかありませんでした。これは、自分にとっては論外でした。とにかく、

・旧 Zaurus の MI-E シリーズの方がずっと格好いいと思った

というわけですね。MI-E シリーズの筐体の Linux 搭載 Zaurus が出たら買おう、と待つことにしました。数カ月が経って、

・SL-B500
・SL-C700

が出てきました。マニアな皆さんはこぞって SL-C700 を選ばれたようですが、自分は SL-C700 にあまり惹かれませんでした。

・画面部分をぐるっと回すギミックは壊れそうで好きじゃない

という理由です。ただそれだけです。ビュースタイルで使い続ければいいのでは、とも思いますが、キーボードも使いたいので、やはり回さないといけないような気がします。加えて、初めて買う PDA なので、

・少しでも安い方がいい

という理由もありました。SL-C700 の画面の広さは羨ましい限りですが。
[2002/12/15]
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