[ツール]
- ペン・消しゴム
ペン、消しゴムで描画します。
ペンの時は緑色で表示されているブラシデータで、消しゴムのときは橙色で表示されているブラシデータで描画されます。
Shift+左ドラッグ(水平方向)でブラシのサイズを増減させることができます。
(Enter+Shift+左ドラッグで消しゴムのブラシサイズを増減させることができます)
- 1pxドット線
1pxのドット線を描画します。
ブラシ設定・筆圧・描画タイプなどは適用されません。
描画できるのは1pxの自由線だけです。
- テキスト
テキストを描画します。
キャンバス上を左クリックすると、テキストなどを入力するウィンドウが出るので、そこで詳細を指定し「描画」ボタンを押すと実際に描画されます。
途中で描画位置を変えたい場合は、テキストのウィンドウが出ている状態でキャンバス上を左クリックしてください。
- イメージ移動
現在のレイヤの全体のイメージを移動させます。
Shift+ドラッグで水平移動、Ctrl+ドラッグで垂直移動になります。
- 範囲移動/コピー
範囲を選択し、その範囲内のイメージを移動またはコピーします。
まず左ドラッグで四角の範囲を指定すると範囲が確定されるので、その後範囲内で左クリック→ドラッグして位置を移動してください。
移動/コピー先まで移動できたら、範囲外をクリックします。これでイメージの移動/コピーが確定されます。
範囲確定後位置を移動するときにAltキーを押しながら移動させると「コピー」となり、それ以外では「移動」となります。
(「移動」では元の範囲のイメージは透明にクリアされます)
また、同様にCtrlキーを押しながら移動させると、レイヤのイメージと合成させずに、イメージをそのまま上書きして移動/コピーを行います。
範囲選択時にShiftキーを押しながらドラッグすると正方形の範囲となります。
- 範囲消去
左ドラッグで四角形の範囲を選択すると、その範囲内を消去します。
- トリミング
左ドラッグで四角形の範囲を選択すると、範囲外の部分を切り取ります。
- キャンバス回転
キャンバスを回転させます。
回転時は、イメージの中心位置を中心として回転します。
Shift+ドラッグで45度単位での回転となります。
右クリックで回転をリセット(0度)します。
[ペン/消しゴム描画時の描画タイプ]
ペン/消しゴムツールでの描画時にどのタイプの描画を行うかを指定します。
- 自由線
フリーハンドで描画します。
- 直線
ドラッグで直線を描画します。Ctrl+ドラッグで45度単位の線になります。
- 四角枠
ドラッグで四角の枠を描画します。Ctrl+ドラッグで正方形になります。
- 円
ドラッグで円を描画します。Ctrl+ドラッグで正円となります。
- 連続直線
左クリックで点を指定して連続した直線を描画します。
右クリックまたはEnter/Escキーで終了します。
- 集中線
最初の左クリックで中心点の指定、以降のクリックで中心〜指定点までの線を描画します。
右クリックまたはEnter/Escキーで終了します。
- ベジェ曲線
4点のベジェ曲線を描画します。
まず直線と同じようにドラッグで線の始点と終点を指定した後、左クリックで2つの制御点を指定してください。
右クリックまたはEnter/Escキーで中断できます。
- スプライン曲線
複数の通過点を必ず通る曲線を描画します。
左クリックで通過点を追加します。
右クリックまたはEnter/Escキーで曲線を描画し終了します。
Backspaceキーを押すと一つ前に戻ることができます。
- 塗り潰し
(ペン時)
左クリックで、線で囲まれた透明部分を塗り潰します。
線がアンチエイリアス状態の場合は自動でアンチエイリアス部分を判定して塗り潰しますが、若干塗り残しが残る場合があります。
また、線が薄いと囲まれた部分を越えて塗り潰される場合があります。
※塗り潰せるのは透明部分だけです。色がある部分でクリックしても無効となります。
(消しゴム時)
左クリックで、押された位置から不透明の範囲を消去します。
透明の色が境界となるので、アンチエイリアス部分もきれいに消去できます。
[ブラシリスト]
ブラシデータのリストが表示されます。
緑色で表示されているのがペンで描画する時のブラシ、橙色で表示されているのが消しゴムで描画する時のブラシです。
ペンで描画する時と消しゴムで描画する時のブラシデータを別々に指定することが出来ます。
左クリックで、ペン・消しゴムツール時にそれぞれのブラシデータの指定を変更します。
右クリックで、現在のツールに関わらず消しゴムのブラシデータを変更します。
左ダブルクリックで、ブラシリスト管理の設定を開きます。
[ブラシ設定項目]
現在のブラシデータのサイズや濃度などの項目が表示されます。
ここで値を変更すると、ブラシデータの設定も変更されます。
▼各項目詳細
各バー上では、
Ctrl+左ドラッグまたは右ドラッグで10刻み(サイズの場合1.0刻み)で値を変更できます。
また、
Shift+左クリックで値を+1(サイズの場合+0.1)、
Shift+右クリックで値を−1(サイズの場合−0.1)できます。
「保存」ボタンは、環境設定の「ブラシデータは手動保存」がONの場合にのみ使用できます。
保存ボタンを押すと、コントロール上のブラシ項目の値を現在のブラシデータに保存します。