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▼ イメージの扱いについて

AzDrawing では、各レイヤのイメージは 8BIT です。
イメージの1つの点には色の情報がなく、濃淡(アルファ値)の情報しかありません。
(通常のフルカラーイメージは 32BIT です。この場合は1点に 色(RGB)+アルファ値 の情報があります)

色は各レイヤ毎に指定する「線の色」で表示されます。
レイヤ毎で色は変えられますが、一つのレイヤでは一色しか表示できません。

アルファ値を含まないイメージの読み込み時には、イメージをグレイスケール化して、それを濃淡情報として読み込みます。
(白色に近いほど透明に、黒色に近いほど不透明になります)



▼ メニュー

[ファイル]


[編集]


[表示]

▼ キャンバス




▼ コントロールウィンドウ

[ツール]



[ペン/消しゴム描画時の描画タイプ]

ペン/消しゴムツールでの描画時にどのタイプの描画を行うかを指定します。



[ブラシリスト]

ブラシデータのリストが表示されます。
緑色で表示されているのがペンで描画する時のブラシ、橙色で表示されているのが消しゴムで描画する時のブラシです。
ペンで描画する時と消しゴムで描画する時のブラシデータを別々に指定することが出来ます。

左クリックで、ペン・消しゴムツール時にそれぞれのブラシデータの指定を変更します。
右クリックで、現在のツールに関わらず消しゴムのブラシデータを変更します。
左ダブルクリックで、ブラシリスト管理の設定を開きます。


[ブラシ設定項目]

現在のブラシデータのサイズや濃度などの項目が表示されます。
ここで値を変更すると、ブラシデータの設定も変更されます。
▼各項目詳細

各バー上では、Ctrl+左ドラッグまたは右ドラッグで10刻み(サイズの場合1.0刻み)で値を変更できます。
また、Shift+左クリックで値を+1(サイズの場合+0.1)、Shift+右クリックで値を−1(サイズの場合−0.1)できます。

「保存」ボタンは、環境設定の「ブラシデータは手動保存」がONの場合にのみ使用できます。
保存ボタンを押すと、コントロール上のブラシ項目の値を現在のブラシデータに保存します。

▼ レイヤウィンドウ

左クリックでカレントレイヤの変更、左ドラッグでD&Dによるレイヤ位置の移動になります。
Ctrl+左クリックでカレントレイヤの変更と「カレントレイヤのみ表示」を同時に行えます。
右クリックでクリック位置のレイヤの設定を変更するメニューが表示されます。

レイヤウィンドウ上に画像ファイルをD&Dすると、複数の画像を一気に新規レイヤとして追加できます。


[ボタン]



[レイヤ設定]

▼ プレビューウィンドウ

現在のイメージを指定した表示倍率で固定表示できます。
全体のイメージを確認するのに使えます。

左ドラッグでプレビュー上のイメージ位置を移動、右ドラッグでキャンバスの位置を移動できます。
(キャンバスの位置移動は、プレビュー上における現在のマウス位置がキャンバス上での中央位置になります)

右上に表示されているのが、「現在の表示倍率」「+(1段階拡大)」「−(1段階縮小)」ボタンです。
表示倍率の部分で左クリックすると、表示倍率指定のメニューが表示されます。

[左/右ボタン動作の入れ替え] … 左ドラッグをキャンバス位置移動、右ドラッグをプレビューイメージ位置移動にします。
[ウィンドウに合わせて全体表示] … イメージがウィンドウ全体に表示されるように表示倍率を合わせます。

▼ イメージビューウィンドウ

画像ファイルを読み込み、表示します。
資料画像などを見ながら描くのに使えます。

左ドラッグでイメージ位置の移動が出来ます。
右クリックまたはEnterかSpaceキー押しでメニューが表示されます。

画像ファイルをウィンドウにD&Dするとその画像を読み込むことができます。

[ウィンドウサイズを画像に合わせる] … ファイル読み込み時や拡大縮小時、ウィンドウのサイズを画像のサイズに合わせます。

▼ インフォメーションウィンドウ

▼ サイズリストウィンドウ

ブラシのサイズと濃度を登録して呼び出せるリストです。
サイズと濃度を両方、もしくはサイズか濃度の一方のみを登録できます。

右クリックでメニューが表示されます。
左クリックでそのサイズと濃度を呼び出して現在のブラシに適用させます。

[メニュー]

▼ アニメーションテスト

各レイヤをフレーム(コマ)と見なし、アニメーション表示を行います。
アニメーションテスト時は表示の処理速度を上げるため、線の色は黒、背景色は白で固定されます。

ESC、スペース、Enter、キー設定で「アニメーションテスト」に指定されたキーのいずれかを押すとウィンドウを閉じることが出来ます。'O'キーで設定を開けます。

[レイヤの扱い]


[設定]




▼ ブラシの各項目について

▼ 環境設定

< 1 >


< 2 >


< 3 >


< タブレット >

▼ キー設定

[キー+ドラッグ動作]

指定したキーを押しながらドラッグすることで各動作を行います(「塗り潰し」の場合のみクリック)
キーはボタンを押すときにだけ押されていればよいので、ドラッグ中はキーを離していても問題ありません。

[その他]

▼ 直線/ベジェ曲線設定

直線・集中線とベジェ曲線描画時の線の入りと抜きの設定を行います。

線の全体の長さを100とした割合で指定します。
入りが0で抜きが100なら、線の全体が抜きの状態になります。

※正確には割合ではなく、ベジェ曲線の4つの点の位置によって左右されます。
始点と制御点1の距離が離れている場合は、その分割合の値よりも線が長くなります。

「+Alt時」の設定は、描画の最初のボタン押し時にAltキーが押されていた場合に適用されます。

▼ ブラシ形状管理

ブラシの形状の名前や形の管理を行います。

▼ アニメーションGIF出力

各レイヤをフレーム(コマ)と見なしてアニメーションを作り、アニメーションGIFファイルとして出力します。

▼ 各レイヤを連番出力

現在のレイヤをそれぞれ別ファイルに連番ファイルで保存します。
ファイル名は、" 「ファイル名先頭」+「連番番号」.「拡張子」 " となります。

▼ その他

■ カーソル形状の変更
AzDrawing.exeと同じフォルダに「draw.cur」のファイル名でカーソルファイルを置いておくと、起動時に読み込まれてペン/消しゴムツール時のカーソルとして使えます。



▼ FAQ