よく飛ぶ折り紙飛行機


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折り紙飛行機のひとつをご紹介します。

だれでも一度ぐらいは折り紙で飛行機を作った経験があると思いますが、ちゃんと飛びましたか?

テレビなどで時々見かけますが、遠くに到達するとは言え、
投げてもただ放物線を描いて落ちて行くだけの紙飛行機がよくあります。

あれは「飛んでいる」とは言えないと思います。
やはり空気の上を滑空するような形でないといけません。^d^

ここでご紹介する紙飛行機は別に特別なものではありません。折り方は一般に知られている極普通の
折り方です。ただ、ほんの少しのコツがあるだけです。


では作り方です。

●用紙
これは重要です。折り紙だからといって本当の折り紙のように正方形の紙ではいけません。
長方形が良いです。ベストは、A5のコピー用紙(A4の半分)です。

(ノートの1ページでも構いません。その場合は切り口はきれいにしてください。
 破りとったままのギザギザではうまくありません。)

長方形の縦横の比率も重要です。
コピー用紙やノートのように、3:2ぐらいがベストです。

また、紙の大きさと厚さの関係も大切です。
新聞紙や折り込みチラシでは薄すぎます。
その場合はもう少し小さめの大きさにすれば良いかもしれません。

●手順1
縦に半分に折り、開きます。その線に沿って角を三角に折り込みます。
(この縦の折り線を「中心線」と呼ぶことにします。)
手順1

●手順2
先端の三角を、反対側に折り込みます。この時、丸印の部分の長さがほぼ同じになるようにします。
(この折込を、紙を裏返しにして反対側に折り込む方法もあります。)
手順2

●手順3
もう一度手順1のように先端を三角に折り込みます。
手順3

●手順4
はみ出した小さな三角部分を折り返します。
手順4

●手順5
手順1の縦折と逆方向に縦に折り返します。
手順5

●手順6
先端三角の斜辺部分を「中心線」に合わせる形で半分に折り「翼」を作ります。
(写真は上の写真とは前後が逆になっています。)
手順6

●手順7、8
ここはひとつのポイントです。翼が水平になるように広げます。
飛行中に翼が水平になるように調整します。
手順7手順8

●手順9 飛ばし方
1.持ち方は写真9のように、折り返した小三角部分を持ちます。
手順9

2.テスト飛行
 自分の頭の高さぐらいから、空気の上を滑らせるような感覚でそっと押し出します。
 手を離したとき、翼が水平に開いていれば滑らかに空中を滑空するはずです。

3.思いっきり飛ばしてみましょう
 テスト飛行がOKなら、屋外の広い場所で飛ばしてみましょう。
 斜め45°ぐらいの角度で上空に向かって、思いっきり飛ばしてみてください。
 (風のある時は風に向かって飛ばします。)

 このときのコツは、機体の底面を空気にぶつけるような感じで投げることです。
 うまく行けば上空高くで一回転おおきな宙返りをして、その後ゆっくり滑空して降りてきます。

4.ブーメランに挑戦?
 投げる時に、右利きでしたら機体を右に傾けて斜め上に向けて飛ばしてみてください。
 角度と力加減をうまく調整出来れば、ブーメランのようにぐるっと一周して手元に戻すことが出来るかもしれません。
 (私が先日挑戦した限りではうまく行きませんでした(T_T)。でも子供の頃の記憶では出来た記憶があります。^^;)


いかがですか、日ごろのストレス発散にちょっと童心に帰って遊んでみませんか。^d^
若いお父さんならお子さんといっしょに遊ぶのも楽しいでしょうね。

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