藤四郎様 30分程度
感想
非常に渋い、自分の大好きな雰囲気のシナリオです。退治シナリオと言ってしまえばその通りですが、エチェ村という舞台や、そこに住む人々がが活きている感じがして、背景設定やその見せられ方なんかで物語に引き込まれました。依頼を受ける過程で次々出てくる証言がとにかく怖くて、最初から緊張感がありましたし。
退治自体も、冒険者が試せることが多くていかにも動かしている感じになれて楽しかったです。4人での決戦でしたのでタイトな戦闘も楽しめました。置いて帰るエンディングは…(汗)
気になったこと
なし
お気に入りNPC
セルゲイ




竹庵様 6〜10 30分未満
感想
さ、山月記だ!「臆病な自尊心」に「尊大な羞恥心」…。うわー、もうこれだけでくるものがありますね。内容も原作をリスペクト(と言うのか)されつつ、カードワースの世界観に違和感の無いようにアレンジされており、シナリオとして純粋に楽しかったです。
竹庵様のシナリオは出すたびに違う雰囲気で(それも完成された)、本当にシナリオ毎に新鮮な感動を与えてくれます。冒険者に対する細かい設定が決められるところであったりとか、恋愛系クーポンまで取り入れていたりと、プレイヤーに対して本当に細やかな心遣いがあるのはそのままなんですよね。
気になったこと
なし
お気に入りNPC
なし




塵芥歪鏡様 1〜2 10分以下
感想
連作と名の付くものにずいぶん久しぶりに手を出した気がします。というのも、作者様HPで説明を見たとき、かなりグッとくるものがあったからです。同好の士は結構おられるんじゃないでしょうか。こういったシリーズの肝となる主要NPCですが、…いいですねぇ。面白いキャラでした、「奇物蒐集家」。真面目な依頼もギャグも同じテンションで語る感じとか。これから更にキャラも固まってくると思いますが、掴まれるものがありました。
探索部分もしっかりしていて気持ちよかったです。corotさんの小マップが使われている時点で好感度高し(笑)。いつか使ってやろうと思っていたんですよねぇ。何より肉片にすごく存在感がりますね。気持ち悪さがありあり感じられました。次作が楽しみです。
気になったこと
数あるギャグの中でも「あいふる」だけは…!現存ワードは素に返っちゃうんで。
お気に入りNPC
なし




Mart様 4〜6 1時間未満
感想
そういえばカードワースでは妖精系のキャラクターは少ないですね。ドワーフの表現方法が丁寧で、それだけで感動ものでしたが、何よりも背景の掘り下げ。素晴らしかったです。出てくる物一つ一つ真剣に意味を与えられているかのような重みがありました。作品のために作られた設定資料はすごいんでしょうねぇ…。設定も深ければ取る行動も掘り下げられた物から出ていて、“プロフェッショナル”な冒険者も堪能させて頂きました。
ホワイトバックにオルゴール調のBGMが流れるメッセージシーンがすごく印象に残っています。
気になったこと
なし
お気に入りNPC
オロフ




Lop_nor様 6〜8 1時間以上
感想
探索シナリオとしてここまでのものを出されると、いろいろな感情を通り越して、もうため息が出ちゃいますね。
時間のあるときに、リラックスできる環境を作って、腰を落ち着けてやるべきシナリオだと思います。
アイテムを駆使し、街の人々の噂に耳を傾けながらじっくりと進めていくスタイルが、「冒険者のする冒険らしさ」が出ていてかなりよかったです。
こういう長編探索ものは詰まっちゃうと投げ出してしまいがちですが、攻略テキストでフォローされていたのでやり遂げる事が出来ました。
作者様のシナリオに掛ける手間が抜群の素敵なシナリオでした。
気になったこと
なし
お気に入りNPC
なし





モドル