IEC:International Electrotechnical Commission (国際電気標準会議)
・・・の二つの国際機関によって共同規定された国際符号化文字集合(UCS)規格「ISO/IEC 10646」に準拠した、グローバルスタンダードな新しい文字コード規格が「Unicode」です。
そして、2002年3月に「アイヌ語表記用小文字カタカナ(U+31F0~U+31FF)」や「(アイヌ語表記等)合成文字用半濁音記号(U+309A)付きカタカナ」などを追加収録したバージョンである「Unicode 3.2」(※)が制定されました。 ※ 2006年7月には、収録文字数などをより拡張したバージョンである「Unicode 5.0」に改定されていますが、1996年7月に制定された「Unicode 2.0」以降のバージョンでは上位互換性が完全に確保されています。
そして、2002年3月に「アイヌ語表記用小文字カタカナ(U+31F0~U+31FF)」や「(アイヌ語表記等)合成文字用半濁音記号(U+309A)付きカタカナ」などを追加収録したバージョンである「Unicode 3.2」(※)が制定されました。
※ 2006年7月には、収録文字数などをより拡張したバージョンである「Unicode 5.0」に改定されていますが、1996年7月に制定された「Unicode 2.0」以降のバージョンでは上位互換性が完全に確保されています。
Mac OS X 10.1“Puma”の「10.1.3~アップデート」以降には、Unicode 3.2対応フォントの「ヒラギノ Pro」シリーズ Windows Vistaには、Unicode 3.2対応フォントの「メイリオ」や「MS 明朝/MS P明朝」「MS ゴシック/MS Pゴシック/MS UI Gothic」version 5.0 ・・・がそれぞれ標準で入っており、Unicode 3.2準拠の「アイヌ語表記用小文字カタカナ」や「アイヌ語表記用半濁音記号付きカタカナ」などを表示・印刷・インターネット上での各種情報交換などを行う事が出来るようになり、Mac OS X 10.3“Panther”以降からは、標準装備されている文字入力システム「ことえり4~」にてアイヌ語入力モードも採用されました。 Windows Vista以前のバージョンのWindowsでは、Unicode 3.2対応フォント(Unicode 3.2準拠でアイヌ語表記等カタカナの文字字形データを実装したフォント)は入っていません(※)が、Unicode 3.2対応フォントをインストールすれば(※)、「ワードパッド(Windows 95は非対応)」「メモ帳(Windows 95/98/Meは非対応)」などのOS標準装備ソフトや「Microsoft Office (2007以降推奨)」「JUSTSYSTEMS. 一太郎 (Windowsxp以降上推奨)」に代表されるようなUnicode対応ソフト上で「アイヌ語表記用小文字カタカナ」や「アイヌ語表記用半濁音記号付きカタカナ」などを表示・印刷・インターネット上での各種情報交換などを行う事が出来るようになっています。 ※ Windowsxp/Server 2003 へも「MS 明朝/MS P明朝」「MS ゴシック/MS Pゴシック/MS UI Gothic」version 5.0 がMicrosoft Updateでダウンロード提供予定(無償バージョンアップ)
・・・がそれぞれ標準で入っており、Unicode 3.2準拠の「アイヌ語表記用小文字カタカナ」や「アイヌ語表記用半濁音記号付きカタカナ」などを表示・印刷・インターネット上での各種情報交換などを行う事が出来るようになり、Mac OS X 10.3“Panther”以降からは、標準装備されている文字入力システム「ことえり4~」にてアイヌ語入力モードも採用されました。
※ Windowsxp/Server 2003 へも「MS 明朝/MS P明朝」「MS ゴシック/MS Pゴシック/MS UI Gothic」version 5.0 がMicrosoft Updateでダウンロード提供予定(無償バージョンアップ)
しかし、これらの文字を簡便に(※3)入力するためのWindows用ツールがいままで存在しなかったため、せっかくの新しい文字も宝の持ち腐れになっていました。
・・・がそれぞれ出てきますが、“簡便”とは言い難い操作性です。
そこで、Window用Text Editor「EmEditor」のマクロやプラグインなどの機能を用いて、Unicode 3.2準拠のアイヌ語表記用カタカナなどを簡便に入力する事が出来るよう、 かなキーボード入力に準じた入力方式の「ainu_input_macro」 入力文字字形切替方式の「ainu_input_plugin」 ・・・を、それぞれ作成してみました。
そこで、Window用Text Editor「EmEditor」のマクロやプラグインなどの機能を用いて、Unicode 3.2準拠のアイヌ語表記用カタカナなどを簡便に入力する事が出来るよう、
・・・を、それぞれ作成してみました。
「ainu_input」はフリーソフト(無償配布)です。 第三者による「ainu_input」の二次配布や改変は無しという方向でお願いします。 (Public Domain扱いではありません) ≫ 情報というものは、オープンソースコミュニティによる寄せ集め方式よりも、一元的にに集約管理した上でトップダウンさせていく方が、必要とされる分野への浸透がより確実である・・・、というのが「ainu_input」作者の考えです。
≫ 情報というものは、オープンソースコミュニティによる寄せ集め方式よりも、一元的にに集約管理した上でトップダウンさせていく方が、必要とされる分野への浸透がより確実である・・・、というのが「ainu_input」作者の考えです。
Windows Vista以前のバージョンのWindowsでは、「Unicode 3.2対応フォント」を各自で入手してPCにインストールする必要があります。
≫ 「ainu_eudc.tte」をインストールしてある場合には、PCにインストールされている全ての和文フォントの書体で、Unicode 3.2準拠のアイヌ語カナや鼻濁音などの拡張ひらがな/拡張カタカナを使用する事が出来ます。
「README」(取扱説明書)の各ページ内に使用している、 Unicode 3.2準拠のアイヌ語表記用カタカナ(緑色・下線付きで表示) 「セ゚」半濁音付きセ (KATAKANA LETTER SE)+(COMBINING KATAKANA-HIRAGANA SEMI-VOICED SOUND MARK) 「ツ゚」半濁音付きツ (KATAKANA LETTER TU)+(COMBINING KATAKANA-HIRAGANA SEMI-VOICED SOUND MARK) 「ト゚」半濁音付きト (KATAKANA LETTER TO)+(COMBINING KATAKANA-HIRAGANA SEMI-VOICED SOUND MARK) 「ㇰ」小文字ク (KATAKANA LETTER SMALL KU) 「ㇱ」小文字シ (KATAKANA LETTER SMALL SI) 「ㇲ」小文字ス (KATAKANA LETTER SMALL SU) 「ㇳ」小文字ト (KATAKANA LETTER SMALL TO) 「ㇴ」小文字ヌ (KATAKANA LETTER SMALL NU) 「ㇵ」小文字ハ (KATAKANA LETTER SMALL HA) 「ㇶ」小文字ヒ (KATAKANA LETTER SMALL HI) 「ㇷ」小文字フ (KATAKANA LETTER SMALL HU) 「ㇸ」小文字ヘ (KATAKANA LETTER SMALL HE) 「ㇹ」小文字ホ (KATAKANA LETTER SMALL HO) 「ㇷ゚」小文字プ (KATAKANA LETTER AINU P) 「Unicode 4.1」から合成呼称確定 「ㇺ」小文字ム (KATAKANA LETTER SMALL MU) 「ㇻ」小文字ラ (KATAKANA LETTER SMALL RA) 「ㇼ」小文字リ (KATAKANA LETTER SMALL RI) 「ㇽ」小文字ル (KATAKANA LETTER SMALL RU) 「ㇾ」小文字レ (KATAKANA LETTER SMALL RE) 「ㇿ」小文字ロ (KATAKANA LETTER SMALL RO) ・・・の文字部分については、マウスカーソルを合わせると文字種の説明が表示されるようにしている他、
「README」(取扱説明書)の各ページ内に使用している、
Unicode 3.2準拠のアイヌ語表記用カタカナ(緑色・下線付きで表示)
「セ゚」半濁音付きセ (KATAKANA LETTER SE)+(COMBINING KATAKANA-HIRAGANA SEMI-VOICED SOUND MARK) 「ツ゚」半濁音付きツ (KATAKANA LETTER TU)+(COMBINING KATAKANA-HIRAGANA SEMI-VOICED SOUND MARK) 「ト゚」半濁音付きト (KATAKANA LETTER TO)+(COMBINING KATAKANA-HIRAGANA SEMI-VOICED SOUND MARK) 「ㇰ」小文字ク (KATAKANA LETTER SMALL KU) 「ㇱ」小文字シ (KATAKANA LETTER SMALL SI) 「ㇲ」小文字ス (KATAKANA LETTER SMALL SU) 「ㇳ」小文字ト (KATAKANA LETTER SMALL TO) 「ㇴ」小文字ヌ (KATAKANA LETTER SMALL NU) 「ㇵ」小文字ハ (KATAKANA LETTER SMALL HA) 「ㇶ」小文字ヒ (KATAKANA LETTER SMALL HI) 「ㇷ」小文字フ (KATAKANA LETTER SMALL HU) 「ㇸ」小文字ヘ (KATAKANA LETTER SMALL HE) 「ㇹ」小文字ホ (KATAKANA LETTER SMALL HO) 「ㇷ゚」小文字プ (KATAKANA LETTER AINU P) 「Unicode 4.1」から合成呼称確定 「ㇺ」小文字ム (KATAKANA LETTER SMALL MU) 「ㇻ」小文字ラ (KATAKANA LETTER SMALL RA) 「ㇼ」小文字リ (KATAKANA LETTER SMALL RI) 「ㇽ」小文字ル (KATAKANA LETTER SMALL RU) 「ㇾ」小文字レ (KATAKANA LETTER SMALL RE) 「ㇿ」小文字ロ (KATAKANA LETTER SMALL RO)
・・・の文字部分については、マウスカーソルを合わせると文字種の説明が表示されるようにしている他、
{font-family:"メイリオ","HG PゴシックB Sun","JSP平成ゴシックW5[JISX0213:2004]","ヒラギノ角ゴ Pro W3","A-OTF ゴシックMB101 Pr5 R","A-OTF 新ゴ Pr5 R","A-OTF 中ゴシックBBB Pr5","A-OTF 新ゴ Pr5 L","A-OTF ゴシックMB101 Pr5 L","DF華康ゴシック体 Pro-5 W2","DF華康ゴシック体 Pro-5 W3","DF平成ゴシック体 Pro-5 W3","小塚ゴシック Pro-VI M","MS Pゴシック"}
・・・と、上記枠内のUnicode 3.2対応角ゴシック書体商用フォント(※)で表示書体指定してあります。
※ Unicode 3.2対応フォントの詳細については、「ainu_exchange」(for EmEditor Professional v4~)に同梱のREADMEでの『Unicodeでの合成文字についての補足』ページなどをお読み下さい。 ≫ 「MS Pゴシック」については、Version ~2.3はUnicode 3.2非対応 ※ 上記枠内のUnicode 3.2対応角ゴシック書体商用フォントがPCにインストールされていない場合でも、何らかのUnicode 3.2対応フォントがPCにインストールされてさえいれば、「Mozilla Firefox」などの各種Mozilla系ブラウザソフトや「Opera 7.10~」では、「表示に用いられているフォントには実装されていない文字の文字字形データ」を、PCにインストールされている「該当文字実装フォント」から借りてきて表示する機能が付いているため、あたかも「表示に用いられているフォントがUnicode 3.2対応フォントになった」かのように表示されます。 また、「Internet Explorer」の場合でも、「ainu_eudc.tte」をインストールすれば、あたかも「表示に用いられているフォントがUnicode 3.2対応フォントになった」かのように表示させる事が出来ます。
※ Unicode 3.2対応フォントの詳細については、「ainu_exchange」(for EmEditor Professional v4~)に同梱のREADMEでの『Unicodeでの合成文字についての補足』ページなどをお読み下さい。
≫ 「MS Pゴシック」については、Version ~2.3はUnicode 3.2非対応
※ 上記枠内のUnicode 3.2対応角ゴシック書体商用フォントがPCにインストールされていない場合でも、何らかのUnicode 3.2対応フォントがPCにインストールされてさえいれば、「Mozilla Firefox」などの各種Mozilla系ブラウザソフトや「Opera 7.10~」では、「表示に用いられているフォントには実装されていない文字の文字字形データ」を、PCにインストールされている「該当文字実装フォント」から借りてきて表示する機能が付いているため、あたかも「表示に用いられているフォントがUnicode 3.2対応フォントになった」かのように表示されます。 また、「Internet Explorer」の場合でも、「ainu_eudc.tte」をインストールすれば、あたかも「表示に用いられているフォントがUnicode 3.2対応フォントになった」かのように表示させる事が出来ます。
JUSTSYSTEMS.製フォントでの文字表示がギザギザに見える場合には
Windowsxp ではPCのCPUクロックスピードに応じて、CPUの負荷を抑えるために文字サイズのポイント数が小さくなるとギザギザが目立って表示される設定状態となっている事がありますが、フォントの輪郭を滑らかに表示処理するように設定変更する事が出来ます。
≫ ディスプレイ画面の壁紙だけの部分をマウスで右ボタンクリック→をクリックして「画面のプロパティ」窓を出し、「画面のプロパティ」窓にてタブを選択→ボタンをクリック→「効果」窓にて「 次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする(S)」のチェックをオン、プルダウンメニューを 標準 ClearType (CRTモニターの場合)もしくは ClearType 標準 (液晶ディスプレイの場合)を選択して、ボタンをクリック→「画面のプロパティ」窓でボタンをクリックすると、全ての文字サイズでのフォントの表示処理が、CRTモニターの場合はよりマイルドに、液晶ディスプレイの場合はよりクリアで高精細に表示されるよう、設定変更されます。
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