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S/FTP Server / PCR(C) : C000011

OPTSが実装する機能の実行許可をデフォルト無効に変更


掲載日付 : 2007/02/17
更新日付 : ----/--/--

■ 変更内容
Version 2.00〜Version 2.01のS/FTP Serverでは, OPTSコマンドが実行可能な状態であればOPTSで実装している オプション機能が全て実行可能な状態でした。 なお,Version 2.02時点で実装しているのは「OPTS UTF8 {ON | OFF}」のみです。
しかし,将来的にオプション機能を複数実装した場合, 部分的に実装する必要があるケースが考えられ, また,デフォルトで有効な状態だとエンハンスによる 互換性の影響が懸念される為,OPTSが実装する機能の 実行許可をデフォルトでは無効にし,必要な場合は オプション機能別に設定を有効する定義を追加する仕様に変更します。

この仕様変更により動作設定ファイルのパラメタに以下を追加しました。
パラメタ設定値デフォルト
opts-impl-UTF8on: OPTS UTF8を実装する
off: OPTS UTF8を実装しない
off

■ 互換性
Version 2.01以前と同等の動作にする場合,動作設定ファイルに「opts-impl-UTF8=on」を定義してください。

■ 仕様変更を実施するバージョン
S/FTP Server Version 2.02

- 以上 -