2
  1NT オーバーコールの後のビッドは，1NT オープンの後と同じです。ステイマンも トランスファもそのまま使います。
　 この手の場合には，2 を ビッドして 2 にトランスファ後，2NT をビッドします。

　 2
ここでも，普通にトランスファを使います。
この手では，2 へトランスファ後, パスします。

　 2
ジャコビ･トランスファを使った後，3NT をビッドします。
抜けている絵札のほとんどを 1 オープナーが持っているので， フィネスが面白いように利いて, 楽にプレイできるでしょう。

　 3NT
そういう状況なので，9 pts で 3NT をビッドします。
　 この手の場合には，スペードが 4 枚なので，ステイマン 2 を経由することもできます。

　 2NT

　 1NT

　パス
ここで何かビッドするなら 1NT が考えられますが，それには (8+ pts) 少し足りません。

　 1NT
  1NT というビッドは，ノートランプのコントラクトを積極的に望むというよりは， 手の形と (狭い範囲の) 強さをはっきり示して，パートナーの判断を助ける役割があります。

　 2 または 4
ダミー点を加えて数えると，16 pts です。
ビッドに慣れてくると，ここでキュービッドできるようになるでしょう。

　 2
切り札 3 枚の 13 HCP です。パートナーの手によっては，ゲームがあります。
パートナーの 1 がどのくらいの強さなのかを打診するために，キュービッド 2 を使います。
　 パートナーは，10 pts 以下で特徴の無い手ならば 2 を返してくるので， それをパスします。
　 2 以外のビッドなら，3，4，3NT などの 可能性を視野に入れて考えます。

　 2
およそ 10 HCP くらいから (上限無し) このようなキュービッドを使います。ゲームを逃がさないための保険です。
　 かなり多くの場合，パートナーから 2 が返ってきて，それをパスして おしまいになります。
　 オープン側の場合には，レスポンダが新しいスートをビッドすれば，このような保険 (フォーシングのビッド) を 容易に掛けられますが，オーバーコール側には，キュービッドしかフォーシングのビッドがありません。

　 2
ここでも，キュービッド 2 を使います。

　パス
パートナーの 2NT は アンユージュアル NT なので，普通は，クラブとダイヤモンドの長い方を 3 の代で答えます。
　 しかし，ここでは例外的にパスします。