パス
 1NT オープンに対して，7 pts 以下では パスします。
仮に，オープナーが上限 17 HCP を持っていても, 合計 17 + 7 = 24 なので， 3NT の見込みはありません。

　 2NT
1NT オープンに対して，8 〜9 pts のときには，2NT に上げます。

　 3NT
10 pts 以上では，3NT に上げます。
この手の場合，ダイヤモンドの長さは隠したままです。

　 2
スペードが 4 枚あるので，ステイマンを使います｡
ゲームができる強さがあるので，
　 オープナーのビッドが 2 ならば 4 に上げ,
　 それ以外ならば，3NT をビッドします。

　 2
スペードが 4 枚あるので，ステイマンを使います｡
ゲームに誘う強さがあるので，
　 オープナーのビッドが 2 ならば 3 に上げ,
　 それ以外ならば，2NT をビッドします。

　 2
これも，ステイマンを使って 2 をビッドします｡
ゲームに誘う強さがあるので，
　 オープナーの返事が 2 または 2 ならば, 1つ上げます。
　 オープナーの返事が 2 ならば，2NT を ビッドします。
　

　 3NT
スペードが 4 枚ありますが，スペードを切り札にしても，4‐3‐3‐3 の形では，ラフの可能性が ありません。
　 したがって，11 HCP のこの手では，ステイマン 2 を使わずに， すぐに 3NT をビッドします。

　パス

　 3NT
クラブが 5 枚です。
5 枚のスートがメジャースートの場合には，トランスファを使いますが，マイナースートが 強い手では，黙って 3NT に上げます。
　 したがって，クラブの長さは，隠したままです｡

　パス
4 枚のメジャースートがあるからといって，いつでもステイマンを使うのではありません。 ステイマンは，8 pts 以上の手で使います。

　 2
ステイマンは，どちらかのメジャースートに 4 枚を保証しますが，このように，両方とも 4 枚の場合もあります。
　 オープナーの返事が 2 または 2 ならば 2 つ 上げます。
　 2 ならば，3NT をビッドします。
　

　 3
ダイヤモンドが KQ を頭に持つ良い 6 枚で，それ以外には何も取り柄がありません。
　 ここでは 3 をビッドします。
オープナーは，ダイヤモンドのフィットがあれば 3NT に上げ，フィットが無ければパスします。

　 4NT
16〜17 pts のバランス･ハンドでは，定量 4NT をビッドして，スラムを目指します。

　 6NT または 2
18〜19 pts では，6NT をビッドします。
あるいは，ステイマン 2 に続けて 3 をビッドします。
　 ステイマンに続けてマイナースートをビッドするのは，スラムを狙う強い手です。

　 2
ステイマン 2 から始めます。
　 レスポンスが 2，2 ならば，定量 4NT をビッドして，スラム 6NT を打診します。
　 レスポンスが 2 ならば，5 を ビッドして，スラム 6 を打診します。

　 6NT または 2
18〜19 pts のバランス･ハンドでは，オープナーがミニマムの 15 HCP でも， 合計して 33 pts あるので，スモールスラム 6NT をビッドします。
　 ハートが 4 枚あるので，ステイマン 2 を経由することもできます。 2 に対して オープナーが 2 ならば 6 を ビッドし，それ以外ならば 6NT をビッドします。