■□■□■□ DIGA録画予約アプリ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ Version 1.1.3.0 2021.2.12 ●概要 ・Panasonic DIGA DMR-BWT500 及び DMR-BRT300 を制御するアプリです。 ・ネットワークから録画予約、録画済みタイトル名の一括変換・削除などの操作が行えます。 ●機能・特徴 ・DIGAに標準で備わるネットワーク接続機能「DIGA MANAGER」のフロントエンドです。 ・ブラウザから操作するよりも簡単で、軽快・確実に動作するアプリを目指しました。 ・録画予約をする際に、番組表(WEB)から番組のタイトル名を取得し設定する事が出来ます。(Gコード利用可) ・録画済み番組のタイトル名を一括変換、削除、またリストの保存(CSV/TXT/XML)ができることが特徴です。 ・簡単な操作で、ダビング済みのBlu-ray/DVDディスクの情報を作成・管理する事が出来ます。 ・DIGAは複数台登録可能で、簡単に切り替えて操作可能です。(バックグラウンド処理) ※ 本アプリでタイトル変更・削除が可能ですが、予期せぬ動作が発生しても作者は責任を負いません。自己責任で使用して下さい。 ※ 本アプリはインストールの必要なく動作します。なおレジストリは使用していません。 ※ 本アプリは作成途中です。機能追加のご要望やバグなどありましたら、お気軽にメールにてご連絡下さい。宜しくお願いします。 ●インストール ・ダウンロードしたファイルを適当なフォルダに解凍して下さい。 ・解凍後のフォルダ、ファイルの内容は以下の通りです。 (1) "Diga録画予約アプリ.exe" :「Diga録画予約アプリ」の実行ファイル (2) "番組リストの取得・保存.bat" : 本体に録画済みのタイトル一覧を自動で取得・保存する為のバッチファイル (3) "RecordList" [フォルダ] : 本体に録画済みのタイトル一覧を保存する為のフォルダ [空フォルダ] (4) "DiscList" [フォルダ] : ディスクに書込み済みの一覧を保存する為のフォルダ [空フォルダ] (5) "Image" [フォルダ] : 帳票出力用の画像を保存する為の一時フォルダ [空フォルダ] (6) "Report" [フォルダ] : 帳票出力用の定義ファイルを保存するの為のフォルダ [6ファイル] (a) "DetailReport.rdlc" : 帳票出力用の定義ファイル(縦・詳細) (b) "LandscapeReport.rdlc" : 帳票出力用の定義ファイル(横) (c) "PortraitReport.rdlc" : 帳票出力用の定義ファイル(縦) (d) "TableReport.rdlc" : 帳票出力用の定義ファイル(一覧) (e) "_LandscapeReport.rdlc" : 帳票出力用の定義ファイル(横・サブ) (f) "_PortraitReport.rdlc" : 帳票出力用の定義ファイル(縦・サブ) (7) "Region.xml" : データファイル(地域別放送局) (8) "Reserve.xml" : データファイル(録画予約番組) (9) "ReportViewer.msi" : Microsoft Report Viewer 2015 Runtime 再頒布可能パッケージ (10) "ReadMe.txt" : 本書 (11) "「番組予約フォーム」を表示するには…/「番組表」が表示されない場合には….jpg" ・一部機能(帳票出力)を使用する為に「Microsoft Report Viewer 2015 Runtime」のインストールが必要になる場合があります。 ・同梱の"ReportViewer.msi"若しくはマイクロソフト社のサイトからダウンロードし、ランタイムをインストールして下さい。 ・上記ランタイムのインストールに伴い「Microsoft System CLR Types for SQL Server 2014」が必要になる場合があります。 ・関連リソースもしくは「MicrosoftR SQL Server 2014 Feature Pack」の"SQLSysClrTypes.msi"を選択しインストールして下さい。 ●接続機器(DIGA)の事前設定 ・本アプリの使用にあたり、予め接続機器(DIGA)のネットワーク設定を行う必要があります。 ・マニュアルの「自宅にあるパソコンで操作する」項を参照し、「DIGA MANAGER」が使用できるよう設定を行って下さい。 ・初めて「DIGA MANAGER」を使用する場合は、パスワードの設定が必要です。IEなどのブラウザでアクセスし設定を行って下さい。 ・本アプリで機器を登録・操作するには、DIGAのIPアドレスと前述のパスワードが必要です。※ ※ 本アプリには、機器の名称からIPアドレスを取得する機能はありません。 (DHCP設定によりIPアドレスが変動する場合は、ルータの設定を変更しDIGAに固定のIPアドレスを割り当てて下さい。) [本体設定例:DMR-BWT500/DMR-BRT300] (1) リモコンの「スタート」ボタンを押す (2) 次の順に選択 「その他の機能へ」 > 「初期設定」 > 「ネットワーク通信設定」 > 「ブロードバンドレシーバ設定」 (3)「接続形態」で「インターネット」か「家庭内ネット」の何れかを選択 (4) 本アプリで録画済み番組を削除する場合は、「ネットワークからの番組消去」を「入」に設定 (5) 画面に表示されているDIGA本体のIPアドレスを確認 ※ [パスワード設定:DIGA MANAGER] (a) 前項(5)で確認したIPアドレスを、IEなどWEBブラウザのアドレス欄に入力し「Enter」キーを押す (b) DIGAの機器パスワードを設定しログインする(半角英数字4文字以上15文字以下) (c) 本アプリの「初期設定」にてDIGAの機器名称(任意)とURL(IPアドレス)、設定したパスワードを登録 ●基本的な使い方 --- 初期設定 --- & --- 番組表 --- ・実行ファイルを起動すると、メイン画面が表示されます。(【Gガイド.テレビ王国】の番組表) ・画面右下の「初期設定」より、接続機器の登録を行って下さい。(IPアドレスやパスワード、視聴地域の放送局の登録など) ・電源の入切やチャンネルの変更、録画モードの変更、HDDの録画可能時間の確認など、画面下のステータスバーから行えます。 ・メイン画面の番組表から録画したい番組を右クリック+左クリックすると、サブ画面が表示され録画予約または視聴予約が行えます。 ・視聴予約では本アプリを常駐起動している場合、設定時刻のバルーン通知、DIGAの電源投入、チャンネルの変更を行います。 ※ 一部の操作にはドライブがHDDに設定されている必要があります。ステータスバー下部から切り替え操作をして下さい。 ●録画済み番組の確認、タイトル名変更、削除 --- 番組一覧 --- ・メイン画面の上部タブを「番組一覧」に切り替えると、本体に録画済みの番組を一覧できます。 ・タイトル名を変更する場合は、新しいタイトル名を一覧の「Title」欄に入力して下さい。 ・録画済み番組を削除するには、まず一覧の左端のチェックボックスにチェックを入れて下さい。 ・個別処理は、番組(レコード)を選択の後、コンテキストメニュー(右クリック)から、「変更」、「削除」が行えます。 ・一括処理は、新しいタイトル名の入力(「Title」欄)や削除番組の選択(チェックボックス)の後、下部の「変更」ボタンで行います。 ※ 削除番組の選択や、新しいタイトル名の入力は、XMLやCSVを読み込む事でも行えます。(下部の「読込」ボタン) まず現在の録画済み番組のリストを出力(下部の「書込」ボタン)をし、Microsoft Excel などで編集の後に「読込」を行います。 ●録画予約の確認、変更、削除 --- 予約一覧 --- ・メイン画面の上部タブを「予約一覧」に切り替えると、録画・視聴予約を確認できます。 ・コンテキストメニュー(右クリック)から、「最新の情報に更新」や「変更」、「削除」が行えます。 ・一覧の左端のチェックボックスを操作する事により、予約の有効または無効を切り替える事が出来ます。 ※ 本体(リモコン)操作により登録した予約と、本アプリまたは「DIGA MANAGER」から登録した予約は区別されます。 番組予約(追従)は、本アプリまたは「DIGA MANAGER」では変更を行う事が出来ません。(録画中の停止や無効化、削除は可能) 時間指定予約は、毎日や毎週など繰り返し設定の場合にも番組のタイトル名は全て予約登録時のタイトル名になります。(非Gコード) ●ダビング済みディスク情報の作成、一覧、編集 --- ディスク一覧 --- ・「ディスク一覧」タブでは、本体に録画済みの番組一覧からダビング済みディスクの情報を作成する事が出来ます。 ・Blu-rayやDVDディスクにダビングした後、本体から対象の番組(レコード)を削除する事を想定しています。 ・ダビング(削除)の前後で、それぞれ録画済みの番組一覧(レコードリスト)を取得します。(「番組一覧」タブにて) ・取得したそれぞれの一覧(レコードリスト)を比較し、比較元にあり比較先にない番組をダビング済みの番組として登録します。 ・「RecordList」タブで「最新の情報を取得」を実行し、比較元と比較先の番組一覧(レコードリスト)を指定します。※右クリックより ・「Records」タブで番組(レコード)を選択し「ディスク情報を新規作成」を実行します。 ・「DiscInfo」タブでディスク情報のタイトルなど必要項目を記入し「新規作成」を実行します。 ・ディスクのレーベルを別途ソフトにて作成した場合、レーベル作成ソフトで出力したサムネイル画像を登録(埋込)する事が出来ます。 ・関連ファイルでは、レーベル作成ソフトで作成したレーベル情報ファイルを登録する事で関連付け・既定アプリでの起動が可能です。 ・作成したディスク情報は「DiscList」タブにて「最新の情報を取得」を実行する事で表示・選択が可能です。 ※ 録画済みの番組一覧(CSV/TXT/XML)は、実行ファイルと同じフォルダの「RecordList」フォルダが既定の保存先です。 ※ ディスク情報(XML)は、実行ファイルと同じフォルダの「DiscList」フォルダが既定の保存先です。 ●機器操作の優先順位とバックグラウンド処理 ・本アプリまたは「DIGA MANAGER」からDIGAを遠隔操作する場合は、操作が完了し反応が返るまでに時間が掛かります。 ・本アプリでは、一連の複数の操作を連続で実行する事が出来ます。(DIGAが処理中の場合、操作は本アプリのタスクに予約されます。) ・操作には優先順位があり、録画予約や停止などは一覧の取得や更新などの操作より優先し実行します。 ・同様の操作を予約した場合、対象の操作を実行中の場合を除き、最後に予約した操作を実行します。 ・録画済み番組一覧の更新など時間の掛かる処理は、操作対象の機器を切り替えても継続して実行します。(バックグラウンド) ・録画済み番組一覧の更新処理のみは、「番組一覧」タブの下部のボタンから「中断」、及び「再開」をする事が出来ます。 ・接続中のDIGAについて予約されている全ての操作をキャンセルするには、「番組一覧」タブの下部「停止」ボタンをクリックします。 ●コマンドライン オプション/パラメータ ・本アプリでは、パラメータを与えて起動する事で自動的に本体に録画済みの番組(レコード)リストを取得し保存する事が可能です。 ・自動実行の為には、予め本アプリにて対象のDIGAの登録を行っておく必要があります。(メインフォームの「初期設定」にて) ・使用できるオプション/パラメータは次の通りです。 /diga [-d] : 対象のDIGAの登録名称を指定します。[必須] ※1 /path [-p] : 保存するファイルのパスを指定します。[優先] ※2 /folder [-f] : ファイルを保存するディレクトリを指定します。[既定: .\\RecordList] ※3 /name [-n] : 保存するファイルの名称を指定します。[既定: Auto] ※4 /type [-t] : 保存するファイルの種類を指定します。[既定: CSV] ※5 /header [-h] : ファイルにヘッダを付加するか指定します。[既定: True] ※6 /overwrite [-o] : ファイルが存在する場合、上書きするか指定します。[既定: False] ※7 【例】: DIGA録画予約アプリ.exe /diga "DMR-BWT500" /name Auto /header False ※ 各値は、ダブルクォーテーションで括る事が可能です。 ※ 複数のスイッチを指定する場合は、スイッチと値をスペースで繋ぎます。 ※1 メインフォームの「初期設定」にて登録した名称を指定します。大小文字を区別します。 ※2 /pathスイッチを指定した場合、/folder、/nameスイッチは無視されます。 ※3 指定なしの場合、実行ファイルと同じフォルダの"RecordList"フォルダにファイルを作成します。 ※4 指定なし若しくは"Auto"を指定した場合、日付を基にファイル名を決定します。 ※5 "CSV"、"TXT"、"XML"が指定できます。/nameスイッチに指定なし若しくは"Auto"を指定した場合に有効です。 ※6 /typeスイッチに"XML"以外を指定した場合に有効です。 ※7 /nameスイッチに"Auto"以外を指定した場合に有効です。 ●アンインストール ・インストールしたファイルをエクスプローラー等で全て削除して下さい。 (本アプリは、実行ファイルと同じフォルダに作成されるファイル・フォルダ以外を使用しません。またレジストリを使用しません。) ※「Microsoft Report Viewer 2015 Runtime」をインストールした場合は、別途アンインストールを実行して下さい。 ※「Microsoft System CLR Types for SQL Server 2014」をインストールした場合は、別途アンインストールを実行して下さい。 ●動作環境 ・Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 [.NET Framework 4.5 ] (ほかWindows Vista、Windows 8などでも動作すると思います。) ※「.NET Framework 4.x 」のインストールが必要になる場合があります。 ・一部機能(帳票出力)を使用する為に「Microsoft Report Viewer 2015 Runtime」のインストールが必要になる場合があります。 ・上記ランタイムのインストールに伴い「Microsoft System CLR Types for SQL Server 2014」が必要になる場合があります。 ●更新履歴 ・Version 1.0.0.0 2017.9.5 公開 ・Version 1.1.0.0 2018.2.2 機能追加・不具合修正 1. 帳票(レポート)出力機能を追加。 2. 予約一覧タブ、ディスク一覧タブの機能について不具合を修正。 ・Version 1.1.1.0 2018.7.24 仕様変更・不具合修正 1. 番組予約フォームの表示方法を変更。(右クリック+左クリック、番組詳細ページでも可) 2. 番組表が表示されない不具合を修正。(接続先URLを変更) ・Version 1.1.2.0 2019.4.27 不具合修正 1. 接続先のTLS1.0/1.1無効化による不具合を修正。(TLS1.2に対応) ・Version 1.1.3.0 2021.2.12 機能追加・不具合修正 1. ディスク情報に含まれるレコード一覧をファイルに出力できる機能を追加。(#DiscInfo#と#ReportForm#の件数) 2. 取得済み予約情報のクリア機能を追加。(予約情報が正しく表示されない時に使用) 3. 放送局データと録画モード、ドライブモードの更新機能を追加。(同梱の「Region.xml」も併せて更新) 4. 番組予約フォームが表示されない不具合を修正。(接続先URL変更の場合のリダイレクトに対応) ●著作権および免責事項 ・このアプリの著作権は、作者である 'ice.age' が保有しています。 ・このアプリを使用したことによって生じたすべての障害・損害・不具合等に関して、作者は一切の責任を負いません。 ●連絡先 ・ホームページ :http://hp.vector.co.jp/authors/VA058198/ ・メールアドレス :ダウンロードファイルの中に記載しています。 (迷惑メール防止の為、HPには記載していません。) ※ ご使用の感想、機能追加のご要望、ご質問や不具合などありましたらメール(テキスト)にてご連絡をお願いします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■