活用方法

その1

リモートデスクトップやVMWareなどの仮想化ソフトを使っている方は、 全画面で起動し別々の仮想デスクトップで実行しておきます。 VDSwitcherを使ってマウスだけで仮想デスクトップを切り替えながら使うと すばやく切替が出来、便利に使えます。 (リモートデスクトップ、VMWareクライアントを全画面で使っていると、 キーの入力がすべてこれらのソフト側にキャプチャーされるため Win10標準の機能だけでは仮想デスクトップの切り替えは操作が面倒です。) リモートデスクトップの全画面モードを使用する場合はUseApiをON(True)に 設定してください。

その2

仮想デスクトップを使っていると、 背景画像(壁紙)が同じため 今どの仮想デスクトップにいるのか分からなく なる事があります。 VDSwitcherを使うと、 仮想画面を切り替えた際に仮想デスクトップの番号を表示する事ができます。 マウス操作で仮想デスクトップの表示/切り替えは使わないけれど、 仮想デスクトップを切り替えた際に、番号の表示だけは欲しいという方は 設定でEdgeをNoneにしてVDSwitcherを起動します。 仮想デスクトップを切り替えた際に番号が表示されます。 Win10の標準操作での仮想デスクトップの切り替えは[Win]+[Ctrl]+[←]、[Win]+[Ctrl]+[→]です。 (キーボードでの切り替え時はWrapAroundの動作はしません)

その3

Win10タブレットでキーボードを接続せずに使っている場合、設定値のSideModeをTabletにすると 画面の左右にタッチするとその方向に仮想デスクトップが切り替わります。 ただ起動しているアプリによっては切り替えができないことがあるようです(ゲーム等)。

NoWheelとの違いは繰り返し切り替えが発生しない事です。

その4

ちょっと高度な使い方ですが、その1の応用です。リモートデスクトップ(または仮想化ソフト)側でも 仮想デスクトップとVDSwitcherを使う方法です。 ホスト側は画面の左右、リモート側は画面の上下など画面切り替えが発動する条件を重ならない様にしておきます。 それぞれのPCでVDSwitcherを起動しておくと、ホスト/リモートをそれぞれ切り替える事ができます。

ホストとリモートで切り替え時の音や、番号の色、表示位置を変えておくと、どちらが切り替わっているか 区別がつきやすくなります。

その5

わけがわからなくなりそうですが、仮想デスクトップとマルチモニター(※)を 同時に使用する事も可能です。ただしWindows10の仮想デスクトップは切り替えを行うとマルチモニターがセットとして 切り替わります。切り替えはどのモニターでも可能で、仮想デスクトップの番号もすべてのモニターに 表示されます。

※液晶画面等を1台のPCに複数台接続して別の画面を表示する機能