[ FreeBSD 運用上の基本 ] [FreeBSDページに戻る] [HOMEに戻る]
ここでは、まず FreeBSD
インストール後にしなければならないことについて
説明しておきたいと思います。
[01] ユーザー情報ファイルの編集
ユーザー情報は、/etc/passwd というファイルに格納されています。
編集を行うためには、root でログインするか %
su でスーパユーザーとなって
% vipw というコマンドで行います。
( 2.x ではエディタに ee が使われるが 3.x では vi
のようです )
直接 /etc/passwd を編集しないで、必ず vipw を使うこと。
[02] グループファイルの編集
ユーザーとは別に、グループの情報が /etc/group
に登録されています。
こちらは、直接エディタ vi または ee
で開いて編集できます。
vi は、unix
での基本エディタです。使い方は別途記載してありますので
そちらを参考にしてください。
[03] 管理者の wheel グループへの追加
普段ログインしている一般ユーザーから、root
(super user) になるためには
su コマンドを使いますが、その際に wheel
グループにその su になれるユー
ザーを加えておかないとなれません。
/etc/group をエディタで開いて、一番上の wheel
グループに、su できる人
を、カンマで区切って追加して下さい。
[04] ユーザーの追加
基本的にユーザーの追加は % adduser
で行いますが、単なるメールを使うだけ
のユーザーなどを追加したい場合は、ホームディレクトリなどの設定はもったい
ないので、共通のディレクトリにしておいたほうが良いかもしれません。
% mkdir /home/common
などとして、共通で使うディレクトリを作っておいて
% chown nobody:nogroup /home/common
% chmod 777 /home/common
とかしておけばいいでしょう。
さらに、telnet
ログインさせるまでも無い場合は、vipw で
username:*:1301:1001:User Full Name:/home/common:/usr/bin/passwd
というようにして、telnet
でログインしようとすると、単にパスワード変更
を行う passwd を起動させるだけとなります。
ただし、これには /etc/shells の中に /usr/bin/passwd
を追加しておく必要
があります。
注意)このようにユーザーのホームディレクトリを共通にしてしまうと、別途
説明するメールの不在通知などができなくなりますのでご注意下さい。
[05] 以下 順次追加予定 工事中!