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[01] 必要なソフトの準備
・コンソール画面での日本語環境
ja-Canna-3.2.2.tgz もしくは ja-Wnn-4.2.tgz
mule-common-2.3.tgz
ja-mule-canna-2.3.tgz もしくは ja-mule-wnn4-2.3.tgz
ja-less-332.tgz
ja-groff-0.99.tgz
ja-man-1.1g.tgz
ja-man-doc-2.2.tgz
ja-nkf-1.62.tgz
* FreeBSD 3.3 で Canna を使用する場合は、X-Window
関係がインストールされていない
と、pkg_add
では正常にインストールできませんので、その場合は
Wnn をお使い下さい。
* Wnn をインストールした後に、'wnn' という ID
を自動的に作成するか聞かれるので
素直に [y] と答えてください。
NEC PC-98x1
では、標準で漢字ROMを内蔵しており FreeBSD
でコンソール画面に漢字
が表示できるようになっています。
PC-AT互換機(DOS/V)では、漢字ROMが内蔵されていない為、コンソールに画面に漢字を
表示するためには、ja-kon-16dot-0.3.tgz もしくは
ja-kon-14dot-0.3.tgz が必要です。
コンソールでの漢字表示は jless
で可能ですが、コマンドとしての入力はできません。
入力を可能にするためには mule
を使用するしかありません。
MS-DOS の様に [CTRL]+{XFER] などで FEP を起動するようにはできません。
・X-Window 上での日本語環境
上記コンソールで必要なソフト以外に以下のソフトが必要です。
ja-kinput2-canna-2.0.4.tgz もしくは ja-kinput2-wnn4-2.0.4.tgz
ja-kterm-6.2.0.tgz
[02] 上記ソフトのインストール
pkg_add
で、上記の順番にインストールを行ってください。
順番を間違えるとインストールできないものがあるかもしれません。
[03] 各設定ファイルの編集
・c-shell の設定ファイル .cshrc の変更
alias more jless <--- 上の方に追加
alias less jless
alias man jman
setenv LANG ja_JP.EUC
setenv LC_CTYPE ja_JP.EUC
setenv PAGER /usr/local/bin/jless <--- more から jless
に変更
mule の設定ファイル .emacs の作成
Canna 使用時
(canna)
(set-display-coding-system *euc-japan*)
(set-default-file-coding-system *euc-japan*)
Wnn 使用時
(set-wnn-host-name "localhost")
・kterm の設定 .Xdefaults の作成
KTerm*VT100*kanjiMode: euc
KTerm*VT100*openIm: True
・X-Window の起動ファイル .xinitrc の変更 ( X-Window インストール時 )
# start some nice programs 最後の方
twm &
kinput2 -canna & <--- 挿入
xclock -geometry 50x50-1+1 &
kterm -geometry 80x50+494+51 & <--- ここから 3行
xterm を kterm に変更
kterm -geometry 80x20+494-0 &
exec kterm -geometry 80x10+0+0 -name login