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wwwcount は、ホームページを訪れた人のカウントを行うための cgi です。


[01] wwwcount のインストール

2.2.8R では、wwwcount が packages 化されてないようなので、以前の FreeBSD CD 等
から入手するか ports でインストールする必要があります。

ただし、FreeBSD 2.x 系と 3.x 系のものでは実行ファイル形式が異なるため注意。

FreeBSD のインストールの際に、ports コレクションをインストールしてあると
/usr/ports/www/wwwcount に wwwcount-2.4 用の ports が入っています。

しかし、2.4 はすでに古くまた 2.5 とコンフィグファイルの書き方が変わってしまった
ので、どうせ ports でインストールするのであれば新しいほうがいいので、ここでは
wwwcount-2.5 をインストールすることにします。

ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/ports/www/ から wwwcount
ディレクトリの内容すべてをダウンロードして /usr/ports/www/wwwcount へ入れる。

後は ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/distfiles/ から
ソースファイル wwwwcount2.5.tar.gz を入手して /usr/ports/distfiles
へ入れておきます。

上記 ftp サイトから入手できない場合は、
http://www.fccc.edu/users/muquit/Count.html から入手できます。

wwwcount の make には、gmake が必要です。packages から gmake-3.77.tgz 等を入手
して、pkg_add しておいて下さい。

準備ができたら、/usr/ports/www/wwwcount へ移動し、そこで一度 % make を行います。

しばらくしてからメッセージがでますので、y を押して続けてください。

・最初に cgi-bin のパスを入力する必要がありますので、apache の srm.conf で指定
  したパス /usr/local/www/cgi-bin 等を入力してください。
・次に、設定ファイルのベースディレクトリ入力を促されますので、そのまま [Retern]
 を押して下さい。/usr/local/etc/Counter になります。
・同様に6回程入力を促されますので、そのまま [Retern] を押していって下さい。
・ここで一度確認の画面がでますので y を入力して [Enter] してください。

・次に自ホストドメイン名の入力を促されますので、tommy.co.jp 等の名前を入力
 して下さい。
・次に、自ホストの IP アドレスの入力をします。
・次は、自ホストのニックネームがあるかどうか聞かれますので、y の後 www.co.jp など
 を入力してください。
・次に、以上の入力したデータを元に設定ファイルを自動生成するか聞かれますので
 y を入力してください。
・次に、ブラウザが HTTP_REFERER としてデータを返してこない場合に、カウンタとして
 888888 というふうに表示させるかという strict mode にするかどうか聞かれます。
・次に、自ホストからのアクセスを許可するかどうかの設定です。
・次に、カラーの定義ファイル rbg.txt を適用するかどうか聞かれます。
・次に、ページのリロードでカウントアップをするかどうかの設定です。
・次に、カウンターのエラーログを出力するかどうか聞かれます。
・次に、カウンターのエラーメッセージをブラウザにも表示するかどうか聞かれます。

make でエラーが起きなければ、次に % make install でインストールできます。

/usr/local/www/cgi-bin に Count.cgi ができていることを確認する。

apache の srm.conf で ScriptAlias /cgi-bin/ に指定したディレクトリが間違いないか
確認し、異なっていたら適切な場所へ Count.cgi をコピーする。

chmod a+x Count.cgi で実行できるようにしておく。

[03] 設定ファイルの編集

/usr/local/etc/Counter/conf/count.cfg をエディタで開いて、必要な項目の
修正をする。

(1) アクセス回数の保存ファイルを自動的に作成するモードにする。

(例)
[options]
  auto_file_creation=Yes     

(2) Count.cgi のアクセスを許可するホスト名や IP を追加する。
(例)
[ignore IPs]
  172.16.100.1

[authorized]
  pc98.temp.co.jp          

[04] カウントファイルの作成

/usr/local/etc/Counter/data を、httpd の起動ユーザー/グループにしておく。

% chown www:www /usr/local/etc/Counter/data

次の [05] で、html から呼び出せば、df= で指定したファイルが自動的に作成
される。

あらかじめ、データファイルを作成しておきたい時は /usr/local/etc/Counter/data
に count.dat のように適当なファイル名で数値テキストを書いておき、オーナーと
グループを変更しておく。

% echo 1 > count.dat # 0 でやるとなぜかカウントアップしてくれない。
% chown www:www count.dat 又は chmod 777 count.dat で、httpd が書き換え
できるようにしておくこと。

[05] html ファイルからの呼び出し

&ltimg src="http://www.count.co.jp/cgi-bin/Count.cgi?df=count.dat">
というふうにして呼び出します。

オプションパラメータは、こちらです。

詳しい使い方は、http://www.fccc.edu/users/muquit/Count.html をご覧下さい。


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