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[01] www-stat package の入手

2.2.8R では、wwwstat が packages 化されてないようなので、以前の FreeBSD CD 等
から入手するか ports でインストールする必要があります。

ただし、FreeBSD 2.x 系と 3.x 系のものでは実行ファイル形式が異なるため注意。

FreeBSD 旧バージョンのCD-ROM をお持ちの人は、/packages/All に wwwstat-2.01.tgz
があるかどうか確認してください。
あったら、フォルダ( /usr/local/packages )を作って、そこへ入れておきます。

無い場合は、ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/packages-2.2.x 等から最新の wwwstat
をダウンロードして、ローカルのフォルダへ持ってくる。

[02−1] wwwstat の packages インストール

packages として入手できた場合。

スーパーユーザー(su)となって、wwwstat-2.01.tgz のあるディレクトリへ移り
% pkg_add wwwstat-2.01.tgz
とすると、勝手にインストールしてくれます。

/usr/local/bin に wwwstat ができていることを確認する。

[02−1] wwwstat の ports インストール

packages として入手できなかった場合。

FreeBSD のインストールの際に、ports コレクションをインストールしてあれば
次へ進んでください。
入れていない場合には ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/ports/www/
から wwwstat ディレクトリの内容すべてをダウンロードして
/usr/ports/www/wwwstat へ入れる。

後は ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/distfiles/wwwstat/ から
ソースファイル wwwwstat-2.0.tar.gz と patch-2.01.txt を入手して
/usr/ports/distfiles/wwwstat へ入れておきます。

準備ができたら、/usr/ports/www/wwwstat へ移動し、そこで一度 % make を行います。
*事前に ja-perl-5.005.02.tgz をインストールしておいてください。

make でエラーが起きなければ、次に % make install でインストールできます。
*事前に apache をインストールしておかなければならないかもしれません。

[03] 設定ファイルの編集

うまくインストールできた場合、/usr/local/lib/perl5/site_perl/5.005/ に
設定ファイル wwwstat.rc ができているので、その中の以下の部分を編集する。
パーミッションが writable でない場合は chmod で変更しておく。

(例)
$AppendToLocalhost = '.tommy.co.jp';                       # 自ドメイン名
$OutputTitle        = 'WWW Access Statistics for www' .    # ページタイトル
                        $AppendToLocalhost;                # 上の $Append...付加
$DefaultLog = '/html/log/access.log'; 
                        # apache の httpd.conf ( CustomLog ) に合わせる。

後で、分からなくなるので wwwstat.rc にシンボリックリンクを張っておく。
% ln -s /usr/local/lib/perl5/site_perl/5.005/
               wwwstat.rc /usr/local/etc/wwwstat.rc

[04] wwwstat の実行

% /usr/local/bin/wwwstat > /html/log/loganalyze.htm
とすると、access.log の解析結果が loganalyze.htm に出力される。

必要に応じて、crontab に登録して、定期的に実行するようにする。

(例)
30  0  *  *  *  root    /usr/local/bin/wwwstat > /html/log/loganalyze.htm

[05] アクセスログの整理

access.log は、放っておくと、どんどん大きなファイルとなってしまうので、一定
期間で区切って整理しておいた方がいいです。

/etc/crontab に以下のような行を追加しておけば、1ヶ月ごとの集計となります。
古い access.log は、access.log.bak として、とりあえず1ヶ月間残しておく。

(例)
20  0  1  *  *  root    mv /html/log/access.log /html/log/access.log.bak
22  0  1  *  *  root    kill -HUP `cat /var/run/httpd.pid`

cron を再起動しておくのを忘れずに。


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