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[01] .XF86Config の設定

NEC PC-98x1 の場合、% XF98Setup を実行。
PC-AT互換機 の場合、% XF86Setup を実行。

すでに XF86Config が存在すると、Would you like to use the ... というメッセージ
が表示されるので、そのファイルを使用する場合は y を、新しく作り直す場合は n を
押して [Enter] する。

This may take a while ... と出たら、[Enter] を押す。

設定のためのウィンドウが開き、マウス・カード・ディスプレイ・解像度の設定を順番に
行っていくことができます。

・マウスの設定

この時点でマウスを動かして動く場合は、マウスの項目をとばして結構です。

マウスが認識しない場合は、[TAB] か [SHIFT]+[TAB] でフォーカスを [マウス] に移動
して [Enter] でマウスの設定に入る。( [GRPH]+[M] 又は [ALT]+[M] でも可 )

はじめにヘルプ画面が出ますので、よく読んでから [Enter] を押します。

NEC 98x1 でバスマウスを使っている場合、マウスの種類は [SysMouse] にする。
( 選択は [space] キー)
[TAB] でデバイスの選択に移動し、/dev/sysmouse を選んで [Enter] する。

[a] キーもしくは [SHIFT]+[TAB] を数回押して、[設定実行] を行う。

これでマウスを動かしてカーソルが動けば正常に認識できています。

・カードの設定

事前に、自分のパソコンに使われているグラフィックカードの種類を確認しておく事。

[GRPH] 又は [ALT]+[C] で、[カード] の設定に移り、適切なサーバーを選択する。

NEC 98x1 の場合、[カードの種類] ボタンを押すことで、カードの一覧が出てきますので
自分のマシンが一覧にあればそれを選択してください。

無い場合は [詳細設定] に戻り、あらかじめ調べておいた自分のカードの種類にあった
サーバー・チップセット等を選択する。

ちなみに、私が使っている NEC PC-9821Ne3 では Trident Cyber9320 というのが使われ
ていますが、うまく動かないため NEC480 サーバーの PEGC で動かす事ができます。
ただし、ノートパソコンの液晶モニターを使っている場合、ディスプレイの周波数の所で
水辺周波数を 31.5-40 に、垂直周波数を 60-75 に設定しておかないと、うまく起動でき
なくなります。( この周波数は機種によって異なります )
640*480 表示のマシンであれば、同じ NEC480 PEGC で動くと思います。

640*400 表示のマシンであれば EGC16 の VGA になりますが、最近の X は 640*400 では
もうサポートされていないようで、うまく動かすことができません。

セットアップ途中で、X-Window が止まってしまった場合は [CTRL]+[GRPH]+[BS] で強制
終了できます。それでもダメなときはリセットしてください。

・ディスプレイの設定

ディスプレイの周波数では、お使いのディスプレイの表示可能周波数を設定します。
ディスプレイのマニュアルがあれば、それを見て設定してください。

液晶モニターの 640*480 なら 水辺 31.5-40 垂直 60-75 ぐらいに設定しておくこと。

・解像度の設定

利用するサイズを設定するところです。表示可能なサイズ以内で、通常使用するサイズを
選んでおき、下の色数も選択してください。

・その他の設定

ここは特に変更する必要はありません。

・設定終了

設定が完了したら、[設定の終了] ボタンを押し、[完了] を押す。

うまく設定が行えていれば、"おめでとうございます。"というメッセージが表示される
はずです。その後 [設定をファイルに保存して終了する] で完了。

% startx で、X-Window が起動するかどうか確認する。
起動が確認できれば、login ターミナルで exit すれば終了する。


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