95/04/18 00:48
さぁて、もう僕の番もそろそろ終わりですね。あまり有用な話はなかったけど、どこかで話の種くらいにはなるのかな。今回は時計の動かない理由を大公開ね。
僕のソフト群は、ψmenuのアドインとして見た場合、実は片手落ちなんですよ。他の大半のアドインは、ψmenuの持つ時計を動かし続けながら動作しています。これはUME さんの作ったライブラリを利用して、時計を動かしているためです。じゃ、なぜ僕のは利用しなかったのか?それは僕の開発環境に理由があります。
ψmenuはご存知のように、PC-9801およびその互換機で動作するソフトですが、僕はそれを持ち合わせていません。僕の持っていたのは、初代Dynabook。これで主な開発を行い、会社にある PC-9801を利用して最終動作確認をするという事をやっています。当然就業時間中には確認できませんから、ほとんどをDynabookで開発する必要があるわけです。そんな訳で僕のソフトは、動作だけはMS-DOS汎用になっています。
幸い同じMS-DOSですから、ディスクアクセスや文字表示などは、 PC-9801でも、ほとんど同様に動作します。しかしグラフィックは全く異なりますから、時計モジュールをつなげば、恐らく動作不能になってしまうでしょう。これは困りましたね。でもこんな時に、思わぬアイデアが出るもんです。
(2,KATOCHAN)動かない時計‥‥‥って事は、故障してるんだよなぁ。
(2,Chatty☆)そそ。故障した時計って、うっかり見間違うのよ。
(2,KATOCHAN)そんなら、この針、いっそ引っこ抜いちまおうか。
(2,Chatty☆)引っこ抜くって、消しちゃうの?もったいないよぉ。
(2,KATOCHAN)そうだなぁ、ノッペラボウの時計って、可愛くないよな。
(2,Chatty☆)ねね、あのさぁ。
(2,KATOCHAN)何だい?
(2,Chatty☆)駅なんかで時計こわれた時、何か貼ってあるじゃない。
(2,KATOCHAN)あぁ、そうか。『故障中』って貼紙だっけか?
(2,Chatty☆)違うよ、『調整中』よ。故障なんて絶対言わないよぉ。
こんなRTでの会話がヒントに‥‥‥ってのは、大嘘で〜す(^◇^)ゞ とにかく、こんな苦し紛れのアイデアだったんですけど、この「調整中」の貼紙が、意外なほどウケてしまったのが、僕としては嬉しいですね。
KATOCHAN (from Fujisawa)
This page was updated on Sunday, April 09, 2000
Copyright©1995 Toshiyuki Kato