DOS の DBCS ベクタを取得します。
設定なし戻り値
- DS:SI
- DBCS ベクタのアドレス
大部分の DOS/V アプリケーション/システムプログラムは、日本語/英語モードの判定に DBCS ベクタの内容を利用しています。 DBCS ベクタのアドレスに格納されているデータは、日本語モードでは、
offset value +0 81h +1 9Fh +2 E0h +3 FCh +4 00h +5 00h (以下不定)英語モードでは、offset value +0 00h +1 00h (以下不定)となります。 日本語以外での DBCS 環境(中国だの台湾だの韓国だの…)ではこれ以外の値を格納している場合もあります。バージョン 4.0 もしくはそれ以降の DOS では、このファンクションはもれなくサポートされています。 バージョン 3.31 以下の場合にはいささか微妙です。 英語版の DOS 3.30 ではサポートされていませんが、NEC PC-9801 用の MS-DOS 3.3 ではサポートされています(たしかそんな記憶が…)。 AX 用の MS-DOS 3.21 でもサポートされていたはずです。 DOS 3.1 では英語といわず日本語といわずサポートされていません。 (あとは DOS 2.25 というのがあるがここでは眼中にいれない)