INT 15h, AX=5001h

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カテゴリ : FONT

DOS/V Font Subsystem(っていうかフォントドライバ)から、フォント書きかえルーチンのアドレスを取得します。

設定
BH
フォントの種類
bit0=1 で全角フォント、bit0=0 で半角フォント(他のビットは予約済)
BL
フォントインデクス値(IBM-EXT2)
IBM-EXT2 以外では 0。
DH
文字の幅(ドット単位)
DL
文字の高さ(ドット単位)
BP
コードページ(有効な値は 0 のみ)
戻り値
ES:BX
フォント書きかえルーチンのアドレス
AH
終了コード(TABLES 参照)
CY (Carry flag)
正常終了した場合は 0(リセット)。
エラーのときは 1(セット)。

説明

このファンクションの実行には、DOS/V フォントドライバがインストールされている必要があります。 逆に言えば、フォントドライバさえあれば、ディスプレイドライバがなくてもフォントデータを書きかえることができます。

このファンクションによって直接フォントデータを書きかえることはできません。 取得した ES:BX のアドレスを保存し、書きかえが必要なときに FAR CALL する必要があります。 その際に設定するレジスタは以下の通りです。

CX
フォントデータを書きかえる文字コード
(半角フォントの場合、CL のみが使用される)
ES:SI
フォントデータの先頭アドレス
また、AL終了コードが返されます(AH ではない点に注意)。

また、読み出せるフォントが、必ずしも書きかえ可能とは限りません。


参照
int 10h, ax=1801h
int 15h, ax=5000h
フォントドライバ終了コード



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