CALEIDの弱点の1つとして、メモ帳で扱えるテキストが1023文字以下という点があります。このため、大容量のテキストファイルは細かく分割して登録されてしまいます。
これを解決する方法として、フリーソフトを活用する方法があります。例えば、テキスト->Add-In変換ツールを使えば、28,000バイト以下のテキストファイルは1つのAdd-Inに変換され、CALEID上で読むことができます(それ以上の大きさのファイルは分割・変換されます)。またkiimaさんのページにも、同様の変換ツールがあります。
もう1つのCALEIDの弱点として、画像データをCALEIDに転送できない、という点があります。データインプレッションの手書きメモデータに、ビットマップデータを張り付ける、という方法を使えば不可能ではありませんが。
これを解決するツールとして、ビットマップ->Add-In変換ツールを使えば、モノクロのビットマップファイルをAdd-Inに変換できます。
また、これと画像形式変換のフリーソフトを組み合わせて使えば、カラーのビットマップ、GIF、JPEGといった形式のファイルもAdd-In化する事が可能です。
さて、この様にしてできたAdd-Inは、CALEIDに転送しないといけません。でも、Add-In転送のためにわざわざデータインプレッションを起動するのは面倒です。
この様な時には、成田さんという方が作られたADIUPを使うと便利です。これは、元々MS-DOS用に作られた、Add-InをCALEIDに転送するためのツールですが、Windows上でも転送したいAdd-Inを「ADIUP.EXE」ファイルにドラッグ&ドロップするだけで転送ができ、大変便利です。
注:XM-550EMでは、この機能は使えません。
さて、上記のような変換ツールと、各種ファイル形式変更ツールを組み合わせれば、かなり多くの種類のファイルをAdd-In化できますが、手作業で一々ファイルの名前変更・形式変換・転送していくのはやはり面倒です。
これを解決するツールとして、Add-In変換お助けツール「ADIMK」を作成しました。これと、各種ファイル形式変更ツールをインストールすれば、下記のファイルの拡張子を判別し、最適なAdd-In化が自動的に行えるようになります。
また先記「ADIUP」を同じフォルダにインストールすれば、CALEIDへのAdd-In転送まで自動的に行える様になります。
私のAdd-In化ツール活用法を、ざっと以下に記載します。参考にして頂けると幸いです。
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