Add-In作成ツールの導入
 ここでは、CALEIDのAdd-In作成ツール入手方法・導入方法について説明します。


開発環境
私は、家にWIN95マシンがないため、DOSでコード作成・コンパイルをしています。
コンパイル後はADIUPを使ってAdd-InをCALEIDに転送し、動作確認しています。


必要なソフトの準備
Add-Inを作成するには、以下の2つのソフトを準備する必要があります。
  1. CALEID Add-In作成ツール ダウンロード先:http://www.casio.co.jp/d-stationery/caleid/download.htm
  2. LSI-C(86) Cコンパイラ  ダウンロード先:http://www.vector.co.jp/soft/maker/lsi/se001169.html


セットアップ
セットアップ手順を簡単に説明します。
  1. まずAdd-In作成ツールを解凍します。
  2. 解凍したファイルの「SETUP.EXE」を実行し、表示に従ってセットアップします。
  3. 次に、フォルダ「C:\LSIC86」を作成し、その中でLSI-Cコンパイラを解凍します。
  4. C:\LSIC86\MAN\LSIC86.MAN(テキスト形式のファイルです)の170−240行目を参考にして、CONFIG.SYS、_LCCを書換えます。また、AUTOEXEC.BAT内に「SET PATH=C:\LSIC86\BIN」の記載も追加して下さい。
セットアップ前に、READMEファイルの内容に目を通しておいた方が良いでしょう。


サンプルファイルのコンパイル、エミュレーションテスト
 Add-In作成ツールのSAMPLEフォルダ内に、「15パズル」のソース及びMAKEファイルが入っています。README.TXTに書いてある手順でMK.BATを実行して、「SAMPLE.ADI」ファイルが出来れば、正常にセットアップできていることになります。
 また、Add-Inの実行エミュレータもツールに含まれていますので、やはりREADME.TXTに従ってテストしてみて下さい。但し、エミュレータは処理が遅いため、利用にはそこそこのマシンスペックが必要です。(私は使っていません)

 これで、Add-In開発環境は一通り整いました。
(それにしても、エミュレータまで無料で提供されているのは、太っ腹ですよね。極端な話、CALEIDを買わなくてもAdd-In作成ができることになりますから。)

                      
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