Add-In作成ツールの導入
ここでは、CALEIDのAdd-In作成ツール入手方法・導入方法について説明します。
開発環境
- 言語 C言語(LSI-C)
- OS WIN95,98またはMS-DOS
私は、家にWIN95マシンがないため、DOSでコード作成・コンパイルをしています。
コンパイル後はADIUPを使ってAdd-InをCALEIDに転送し、動作確認しています。
必要なソフトの準備
Add-Inを作成するには、以下の2つのソフトを準備する必要があります。
- CALEID Add-In作成ツール ダウンロード先:http://www.casio.co.jp/d-stationery/caleid/download.htm
- LSI-C(86) Cコンパイラ ダウンロード先:http://www.vector.co.jp/soft/maker/lsi/se001169.html
セットアップ
セットアップ手順を簡単に説明します。
- まずAdd-In作成ツールを解凍します。
- 解凍したファイルの「SETUP.EXE」を実行し、表示に従ってセットアップします。
- 次に、フォルダ「C:\LSIC86」を作成し、その中でLSI-Cコンパイラを解凍します。
- C:\LSIC86\MAN\LSIC86.MAN(テキスト形式のファイルです)の170−240行目を参考にして、CONFIG.SYS、_LCCを書換えます。また、AUTOEXEC.BAT内に「SET PATH=C:\LSIC86\BIN」の記載も追加して下さい。
セットアップ前に、READMEファイルの内容に目を通しておいた方が良いでしょう。
サンプルファイルのコンパイル、エミュレーションテスト
Add-In作成ツールのSAMPLEフォルダ内に、「15パズル」のソース及びMAKEファイルが入っています。README.TXTに書いてある手順でMK.BATを実行して、「SAMPLE.ADI」ファイルが出来れば、正常にセットアップできていることになります。
また、Add-Inの実行エミュレータもツールに含まれていますので、やはりREADME.TXTに従ってテストしてみて下さい。但し、エミュレータは処理が遅いため、利用にはそこそこのマシンスペックが必要です。(私は使っていません)
これで、Add-In開発環境は一通り整いました。
(それにしても、エミュレータまで無料で提供されているのは、太っ腹ですよね。極端な話、CALEIDを買わなくてもAdd-In作成ができることになりますから。)