ほとんどAdd-In開発ツールのバグなのですが、技術計算関数(三角関数、対数関数など)は、CALEIDのAdd-In開発ツールでは使えません。これは、計算結果がエラーだった時の処理ルーチンがincludeされないからです。
ということで、この問題を解決するためにエラー処理ルーチンをincludeしたライブラリ「MATHLIBC.LIB」を作りました。このファイルをダウンロードし、C:\LSIC86\LIB\Sフォルダの中にコピーすれば、技術計算関数を利用できるようになります。
なお、MAKEFILEの33行目も以下のように書き換える必要があります。
−−−書換前−−−
LSILIB = $(LSIDIR) -ls/doslib -ls/intlib -ls/knjlib -ls/mathlib
−−−書換後−−−
LSILIB = $(LSIDIR) -ls/mathlibc -ls/intlib -ls/knjlib -ls/doslib
これもバグみたいなものですが、Add-In開発ツールは、そのままでは日付取得関数の LibGetDate() や LibGetDateTime() が使えません。どうもサマータイムチェックルーチンをincludeしていないための様です。
この問題を解決するには、プログラムの最後に以下の1行を加えれば大丈夫です。
void WchHomeSummerInfo( void ){}
☆以上の裏技は、完全無保証です(私の手元ではうまく動いてますが)。気をつけてご使用下さい。
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