冬の間は雪が積もったり寒かったりで、なかなかチーズを仕入れに出られません。 そのために秋のうちに日持ちをするチーズを買い置いたものを、今回開けて食べました。
ナチュラルチーズでも長期間保存が出来るように、真空パックされたものがあります。 これはその中でもカマンベールチーズを缶詰にして保存できるようにしたものです。
缶詰以外にもフィルムに詰められたもの(セミハード・ハードタイプが多い)、小さく作ってプラスチック容器に入れられたものなど、いろんなタイプがあります。
ドイツ
125g
見た目は普通のカマンベールチーズと変わりません。 香りは少し薄いようですが、それでも白カビチーズらしさは残っています。 ただ、触った感じが硬く、独特の触感です。
中まで熟成していますが、全体的に硬く、粘つく感じがありません。 白カビチーズというより、軟らかいセミハードタイプのチーズを切っているようです。
食べた感じはやはり硬く、白カビチーズらしくありません。 また、香りも薄いので、なおそう感じるのかもしれません。 粘つく感じはなく、どちらかというとちょっと弾力のある堅さから、噛んだ所から剥がれていくようです。 食べた感触もやっぱりセミハードチーズに近いところがあります。 味は白カビチーズらしさもありますが、少しセミハードに近いような味で、白カビチーズそのものを期待するとがっかりするかもしれません。
白カビチーズとセミハードタイプのチーズの中間と思えば分かりやすいかもしれません(味、食感とも)。
*1 : これはカットするのが面倒くさかっただけで、特に塊のまま出す必要はありませんでした。^^;
うーん、火を通しても良いような気もしますが、そうするには少し堅すぎるような気がします。 やっぱり生のまま食べるのが良いかな。
うーん、長期保存が出来て嬉しいんですが、白カビチーズらしさが少ないってのは嬉しさ半減です。 フレッシュなものが手に入れば、そちらを購入することをお勧めします。 私みたいにどうしても出られないため用の、保存チーズとしてなら良いかもしれませんが、もう一度買うかと聞かれたら、難しいとしか答えようがありません。 もう少し白カビチーズらしさ(味、食感)があれば申し分ないと思うのですが...