冬になる前に冬用として買ってきたものです。 他のチーズが切れたので手を付けました。
パルミジャーノ・レッジャーノが高級に大してグラナ・パダーノは家庭向きです。 熟成期間も短く結晶化もそれほど進んでいません。
表記無し(ただし原産地呼称よりイタリアと言うことが判明)
60g
特に強い香りとかはありませんが、パルミジャーノ・レッジャーノに似た香りがあります。
硬質チーズらしく硬いです。 ただし、パルミジャーノ・レッジャーノに比べると少しだけですが弾力を感じます。
硬質チーズらしく味が締まっています。 結晶化もある程度進んでいるため、しゃりしゃり感がありますが、口に残るほどではないので邪魔にはなりません。
固まりのまま囓るのも美味しいと思います。
パルミジャーノ・レッジャーノに比べると口の中に粒が残る感じが無く、ザラザラ感が嫌いという人には良いかもしれません。 ただ、そのザラザラが旨味の結晶なので、それが少ないと言うことは強い旨味は感じ辛いです。
日本では輸入力が少ないためかパルミジャーノ・レッジャーノの方が入手しやすく、価格差もほとんどありません(パルミジャーノ・レッジャーノの店頭毎の価格差よりも差がない)。 そのため、パルミジャーノ・レッジャーノが好きな人は迷わずそちらを選ぶことをお勧めします。 ただし、固まりで非常に安く売っていた場合は買ってみるのも良いでしょう(ほとんど無いことだと思いますが)。
パルミジャーノ・レッジャーノの香りが嫌いだとか、ザラザラ感が嫌だという人はあえてグラナ・パダーノを選んでも良いと思います。 ただ「グラナ・パダーノでなければ」と言う場面は余りないと思います。