C-820L Data Extractor ver 1.00

概要

 このプログラムはオリンパス社製のデジタルカメラC-820Lの撮影画像ファイル(JPEG)から撮影除法を取り出すためのものです。 見ることの出来るデータは埋め込まれたデータそのまま(生データ)とそれを解析したものです。

 解析データは複数の画像サンプルで試した結果です。 間違っている可能性もありますので、もし間違いが分かりましたら作者まで連絡していただければと思います。


注意とお願い

 このソフトの解析データ(説明データ欄で表示されるデータ)は撮影条件をいろいろ変えて撮影したデータから解析したものです。 そのため、間違っているものや勘違いなどがあるかもしれません。 もし間違いに気づいたり、説明データ以上のデータが解析できた場合は、作者まで連絡していただければ、ソフトの方に反映したいと思います。 また、カメラに詳しい方は分かっていない部分を説明していただければ嬉しく思います。

 このソフトは現時点ではC-820Lでしか動作確認していませんので、他の(オリンパス社製の)デジタルカメラの埋め込まれたデータを処理できるかは分かりません。 ソフトの作者としては他のカメラでも動くようにしたいのですが、この機種しか持っていないので動作確認や対応などが出来ません。 もしお手伝いしていただけるようなら、作者まで連絡を取っていただければと思います。よろしくお願いします。


使い方

 ファイルメニューの開くからC-820L撮影画像を選択するか、Win95のエクスプローラから撮影画像をドラッグアンドドロップすることでデータを読み込み/解析します。

 C-820Lで撮影した画像でも、レタッチソフトなどで読み込み/保存を行うと、埋め込みデータが落ちてしまいます。 そのため撮影した「生ファイル」でしかこれらのデータを得ることは出来ません。生ファイルを保管するようご注意ください。

表示説明

 このソフトはメニュー埋め込みデータウィンドウ説明データウィンドウステータスバーで構成されています。 メニューは事項で説明しますので、まずはそれ以外の説明を行います。

 画面左右のデータ表示ウィンドウはスプリッターで分けられていますので、大きさを自由に変更することが出来ます。

埋め込みデータウィンドウ

 画面左の埋め込みデータウィンドウは、画像に埋め込まれたデータをそのまま表示したものです。 そのため分かりづらい部分があったり、ソフトで処理しないと内容が分からないものがあったりします。 そのため通常使用では見る必要はありません。

 このウィンドウはデータ解析を行う人が主な対象です。いろいろな画像を比較することで、どの項目が何を表しているかが分かるかもしれません(実は説明データを作る前段階でこれを多用しました)。

説明データウィンドウ

 画面右の説明出たウィンドウは、埋め込みデータを解析して分かりやすく表示したものです。 WWWなどで画像を公開するときに撮影条件などの一助にしていただければ嬉しく思います。 また、撮影テクニックを向上するときにも使えるのではと思います。

ステータスバー

 画面下のステータスバーは3つに分けられていて、左から表示データのファイル名画像サイズデータ読み込み/解析時の注意事項(エラーなど)の表示に使われます。 エラーがない場合は一番右延分には何も表示されません。 ただし、(ファイル全体でなく)個々のデータの解析時におかしな部分があったときは、説明データウィンドウに何がおかしかったかが表示されます。

メニュー説明

ファイル−開く

 ダイアログボックスを開いて読み込みデータを指定します。

ファイル−情報保存

 情報を保存します。 保存される情報は埋め込みデータか説明データのどちらかになります。 どちらを保存するかは動作設定ダイアログで指定します。

ファイル−終了

 プログラムを終了します。

設定−動作設定...

 プログラムの設定を行います。 内容は事項で説明します。

設定−現在位置保存

 表示している位置を保存します。次回プログラム起動時はその位置、ウィンドウサイズで表示されます。 また、左右のデータウィンドウの大きさも現在表示される状態で起動します。

ヘルプ−ヘルプテキスト

 ヘルプテキストを表示します。 このテキスト以外のテキストを表示したい場合は、ファイル名をC820LDE.TXTにしていただければプログラムから表示することが出来ます。 ただし、このファイルはプログラムと同じフォルダにある必要があります。

ヘルプ−バージョン情報

 ソフトのバージョン情報を表示します。

動作設定ダイアログ

 メニューから設定−動作設定を選択すると、動作設定ダイアログが表示されます。 ここでプログラムの動作を設定することが出来ます。

保存情報

 埋め込みデータ(画像に埋め込まれた生データ)を保存するか、それを解析した説明データを保存するか設定します。

保存拡張子

 保存するときの拡張子を設定します。 「.」(ピリオド)とそれに続く英数字3文字で指定します。 保存するファイルは元のファイルの拡張子をこの拡張子に変更したファイル(元のファイルと同じフォルダ)に情報を保存します。

最初に開くフォルダ

 設定ボタンを押すとダイアログが開いてフォルダを指定します(ファイル名はダミーですので意味はありません)。 直接フォルダ名を入力することは出来ません。

OKボタン

 各種情報を保存してダイアログを閉じます。

キャンセルボタン

 変更した設定をキャンセルしてダイアログを閉じます。


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