テキストエディタタイプ電卓KCalcLt

 KCalcLt は、テキストエディタタイプの電卓プログラムです。グラフのプロットや、複雑な微積分演算を行うことはできませんが、Windows環境で、ちょっとした 計算をしたくなったときに便利に使用できる電卓アプリケーションとして設計されています。

 本格的な文書作成は専用ワープロソフトを使い、ちょっとしたテキスト編集にはテキストエディタを使うのが効率的です。同じように、複雑で重い計算 は別のアプリケーションに任せ、それほどでもない計算には KCalcLt を使う、というようにうまく使いこなしてください。

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  • [May 16, 2004] ver.2.2.0.0 KCalcLtC ver.2.2.0.0にあわせたバージョンアップをいたしました。 ◆複素数の振幅で大小比較をする演算子群「<<」「>>」 「<<=」「>>=」を追加した。

  • [Nov.27, 2003] Ver.2.0.0.0 4ヶ月以上にわたって細かいバージョンアップを繰り返してきましたが、ようやく予定していた機能を一通り実装完了しました。突然シェアウェア化してしまい まして申し訳ありません。言語ソフトウェアのバージョンアップその他の環境整備の資金にさせていただきたいと考えておりますので、どうかご理解のほどをお 願いいたします。◆ユーザーが自由に独自の関数を定義できる機能をついに追加した。(数式解析エンジンのかなりの書き換えが必要なため、バージョンアップ に非常に時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。)◆変数「_CLIP」に値を代入することでクリップボードへデータをコピーする機能の追加。 「_CLIP」を配列変数として扱うことで、複数のデータのコピーにも対応した。◆変数「_CLIP」を参照することでクリップボードからデータを取り出 す機能の追加。「_CLIP」を配列変数として扱うことで、複数のデータの取出しにも対応した。◆現在の計算文書が変更されている時に、プログラムを終了 するなど使用とした場合などに、現在の計算文書を保存するかどうかを問い合わせる機能の有効/無効の切り替えを可能にした。(つまり、無警告で変更を破棄 する機能を追加した。)◆非アクティブ時にも最前面に表示し続ける機能を追加した。◆非アクティブ時に最前面表示をしている場合にウインドウを半透明表示 する機能を追加した。◆組み込み定数や組み込み関数をメニューから挿入する機能を追加した。◆クリップボードへデータをコピーする際(自動コピー及び変数 「_CLIP」への代入)の書式を計算結果の書式とは独立して設定できるようにした。(KCalcLtでは桁数を制限して結果を見やすくしたが、他のアプ リケーションでデータをコピーする際には精度が犠牲になっては困るという場合に対応する為。)◆結果表示の書式をユーザーが自由に設定できるようにした。 (計算結果に3桁区切りのカンマを表示したいといった類の自由な出力形式を求める要望に対応する為。)◆結果表示部を含む範囲が選択されていると、キー ボードショートカット(Ctrl-CやCtrl-X等)が使用できない仕様になっていた点を修正して、通常のキーボードショートカットを受け入れるように した。◆コメント指令に「$」を使用している場合でも、計算途中でエラーが発生した場合には結果表示を行うようにした。(「$」を使用して計算過程の表示 を省略している場合、計算過程でエラーが発生したことに全く気づかないことは望ましくない為。)◆三角関数名の末尾に「D」を付した名称の関数を追加し た。これらは「ラジアン」ではなく「度」で角度を指定する。「度」を通常使用する場合に変換関数を都度使用するのは面倒であるため。◆KCalcLtはこ れまでフリーソフトウェアとして配布していたが、配布形態をシェアウェアに変更した。

  • [Jun.21, 2003] Ver.1.7.0.0 表面的にはあまり大きな違いは無いのですが、Ver.2.0.0.0に向けての準備として、内部的には大幅な変更を行いました。そのため、新しいバグが混 入してしまっているのではないかと懸念しています。Kamiのひろばでいただいているご要望にもほとんど対応できていませんが、前記の通り、ソースはかな り洗練されました。今後の機能拡
    張にご期待下さい。このバージョンでの変更点は次の通りです。◆数式解析ルーチンの内部構造を大幅に変更(主目的は次期バージョンでユーザー定義関数等を サポートする為の準備)。 ◆Windows NT系(Windows XP含む)のOSで管理者権限が無いアカウントで実行すると、レジストリ書き込みに失敗して終了できなくなるという不具合を修正した。 ◆アボガドロ数 (_NA)の定義が誤っていた点を修正した。 ◆変数「_FREQ」を使用した場合にインダクタのインピーダンス計算関数(IND)が異常になる不具合を 修正した。 ◆変数「_FREQ」を使用した場合にインダクタのインピーダンス計算逆関数(AIND)が異
    常になる不具合を修正した。 ◆任意個数の引数を取る関数として、MAX関数、MIN関数の追加。 ◆コメント指令に「$」を追加。「;」を使用した場合 は計算結果が表示されるが、「$」を使用すると計算結果を省略する。計算経過を求める式などで計算結果が表示されるとうるさい場合などに使用できる。 ◆ フォントサイズを変更しても直ちに反映されない不具合を修正した。 ◆条件判断を行うIF関数の追加した。例えば、平方根関数(SQRT)の引数が負にな る可能性がある場合などに使用できる。 ◆配列変数に対応した。角括弧([、])を用いて配列変数にアクセスできる。ただし、繰り返し構文が無いので今の ところほとんど利用価値は無い。次期バージョンでクリップボードとの間で複数の値を入出力する準備として実装した。 ◆エラー発生時には答え表示が「 >>> 」に変わるようにした。式解析の途中でエラーが発生(0除算や負数の平方根等)した場合に異常な計算結果となっている可能性があることを認識できるように する為。 
  • [Aug.30, 2002] バグ情報: アボガドロ数の定義が誤っているとのご指摘を頂きました。「_NA ==> 6.02204500000000128E-23」と定義されていますが、指数部にマイナスは不要でした。次期バージョンで修正しますが、しばらくの間ご 注意願います。
  • [Jul.21st, 2002] Ver.1.4.0.0 ◆特殊変数「_FREQ」の値を「CAP」関数が参照しない不具合を修正した。(ただし、特殊変数「_FREQ」の代わりに「_F」を使用してください。 「_FREQ」は互換性の為に用意しています。)  ◆メニュー「ヘルプ−Kamiの広場を開く...」が無効になる場合がある不具合を修正した。  ◆累乗演算子「^」の優先順位を高くした。(乗算演算子「*」よりも優先順位を高くした。)  ◆KCalcLtの計算文書専用のファイルタイプ(*.KCL)をサポートし、エクスプローラーなどからKCalcLtの計算文書を直接開けるようにし た。 ◆エクスプローラ等から計算文書をドラッグ&ドロップすることで計算文書を開ける機能を正式にサポートした。
  • [Nov.4rd, 2001] Ver.1.2.0.0 関数が複数のパラメータを取れるように拡張。キャパシタやインダクタのインピーダンスを求める関数に周波数を指定可能にした。また、MEAN関数、SUM 関数を追加した。さらに乱数を示す定数(?)「_RND」をはじめ、様々な物理定数の追加を行った。

  • KCalcLt Ver.2.2.0.0 インストーラー付(1.3Mbytes)

    [kclt2200.lzh(Vector)]
     KCalcLtのインストーラー付のパッケージです。Install Shield社のインストールプログラムによって作成されており、インストール/アンインストールが簡単に行えます。ファイルは、Vectorのライブラ リ及びデジタルマーケットに登録してあり、先のファイル名部分をクリックするとダウンロードページへジャンプできるはずですが、うまくいかない場合は次の リンクから、以下の情報を元にダウンロードしてください。

    ベクター(http://www.vector.co.jp/)

  • 【ライブラリ番号】PS191595
  • 【作品番号】SR023368
  • 【作品名】テキストエディタタイプ電卓KCalcLt
  • KCalcLt Ver.2.2.0.0 インストーラー無し(645kbytes)

    [kclt2200exe.lzh]
     KCalcLtのインストーラー無しのパッケージです。実行ファイルとヘルプファイルだけがアーカイブに納められているので、ファイルサイズが小さく なっています。「インストールやアンインストールなど自分でできるから、サイズが小さいほうがいい」という方はこちらをダウンロードしてください。


    KCalcLtのシェアウェア登録をしていただける方は、Vectorのシェアレジサービスをご利用ください。リンク先は https://sw.vector.co.jp/swreg/step1.reserve?srno=SR023368 です。


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