前回 書いたように、 一週間ほどの不在の間に iPAQ の バッテリーが完全に干上がってしまいました。 メモリ内容は全部消失しています。
幸い ActiveSync でバックアップしてあったので、 バックアップデータをリストアしてみることにします。 とはいえ、いざ復活させようとしても 母艦とのパートナー関係が失われているため PC に接続することすらできません。
手元には LAN カードしかなく、USB クレードルも手元にないので 困ってしまいました。 ちょっと値が張りましたが Linux install 時にも使えるだろうということで シリアルケーブルを購入してみました。
シリアルケーブル接続後、パートナー関係は設定しないでゲストとして母艦に 接続します。 この状態で以前取っておいたバックアップデータをリストアします。 シリアル接続なので時間はたっぷりかかります。 全部終わったところでリセットをかけてリストア完了です。
ちょっとだけ古くなりましたが、何とか元の状態に戻ってくれました。 パートナー関係もリストアによって元通り復活します。
シリアルケーブル入手ついでに数店まわってみたところ、 iPAQ 用のカラージャケット(カラースタイルパックA/B) をようやく見つけることができました。 定価 4300円でちょっと高いけれど、 3色のクリアカラーのジャケットが入っていて、 同色のペンも3本セットになっています。 ジャケットは半透明ですがペンは透明ではありません。
これは完全にただの「無機能」ジャケットで、何の付加機能も付いていません。 CF スロットも PC カードスロットもバッテリーもなければ、 他のジャケット同様 液晶画面がカバーされないので、 本体を守るケースとしても不完全です。
唯一、本体底面のジャケット用コネクタは保護されます。 また滑りやすい本体もジャケットによって持ちやすくなり、 うまく加工して穴をあければストラップをつけることができるかなと・・ これが一番の目的だったりします。
機能が全くついていない分ジャケットは非常に薄く、 つけていても携帯に支障がない大きさにとどまります。 この状態なら Zaurus と比較しても見劣りせずに、 スリムさをアピールすることができるでしょう。
もちろん、フラッシュメモリカードが使えないのは痛いです。 携帯性最優先時の装備ということになるでしょう。 今日の iPAQ はサファイアブルーのジャケットです。
本体メモリが全部消えたのに、なぜか連絡先に登録した 自分の名前だけは、常にメモリに復活します。 (他の連絡先は復活しません) どうやらこの内容は本体のフラッシュメモリに保存されているようで、 そもそも連絡先の情報だけ消えないように保護されています。
その割に復活する情報が古い(自分の名前だけな)のは、 きっと保存のタイミングが iPAQ 独自のバックアップコマンドか何かに依存しているからなのでしょう。
iPAQ のバックアップコマンドは以前リストアできなくて痛い目に遭っているので 普段全く使っていません。 この連絡先の保護機能も不要ということでフラッシュ上のデータを 消去することにします。
プログラムメニューから バックアップ を実行して、バックアップタブの中の 「連絡先の保存」ボタンを押します。 この画面の「すべて消去」を実行すると、 フラッシュメモリ上のバックアップデータが消去されて 連絡先の保存が「無効」になります。
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