いざというときのためのすごい備え

2002/10/14 (最終更新:2005/08/28 15:27)

◎ 最近の利用状況

普段かばんにはきちんと Toshiba の GENIOe550HP の Jornada720 も入れています。 持ち歩いていますどこにでも。

机の前では GENIOe550 はクレードルに立てたままです。 USB でデスクトップ PC の Outlook とシンクロしています。 Jornada720 の方は机の脇に置くだけです。 たまに AC アダプタを繋いで充電しますが、 クレードルも使っておらず特にシンクロしていません。

ふと用事で机を離れるとき、必ず Jornada720 を持っていきます。 Jornada720 はもっぱらメモ入力専用で、 常にテキストエディタ (PWZ) が起動しっぱなしです。 適当なファイルを開いたまま、メモ、議事録、思いついたことなど なんでも入力していきます。 Jornada720 を開けば、議事録、メモ、考えていたことなどが記録として残ってます。 PC への転送は Jornada720 に LAN カードを差し込んで繋いでいます。

Jornada720 のキーボードは等幅で、 メインキーが全部揃っているためぎりぎりタッチタイプが可能です。 レスポンスも良くバッテリーも持つので、完全にデータ入力専用として使っています。

逆に PocketPC GENIOe550 の方はデータ参照だけに特化しています。 入力や編集は一緒に持ち歩いている Jornada720 か シンクロ元のデスクトップ PC で行います。 でも最近あまり GENIOe550 の出番がないかもしれません。

◎ 置き換わりませんでした

こちら で紹介した Targus Stowaway Portable Keyboard は結局ほとんど使っていませんでした。 折り畳めるといっても、キーボードにさらに GENIOe550 用アダプタを含めると 結構な容量です。

蓋を開けてすぐ使える Jornada720 は便利だし、 文字切り替えなどキーボードだけでの操作性を考えると PocketPC + Targus Stowaway Portable Keyboard には まだちょっと使いにくさが残ります。 データ入力を含めて GENIOe550 一台に出来ればと思っていたのですが、 結局 Jornada720 を置き換えることが出来ませんでした。

◎ GENIOe550 のやくどころ

それでは GENIOe550 は何に使っているかと言えば・・

備えは完璧。でも いざというときはあんまりやってきませんでした。

◎ 困ったときの対処

GENIOe550 を使うとするとどうも挙動がおかしいことがあります。 クレードルに置いても PC 側で認識に失敗したり、 電源入れても画面がつかなかったり、 ペンで反応しなかったり、 Today 画面が崩れていたり、 ボタンが利かなくなったり。 そんなときはすぐにリセットします。 iPAQ でもほとんど同じ傾向があるので、PocketPC の OS 側の特徴なのでしょう。

よくあるのがメモリカードの認識エラーです。 メモリカードも入れたままで特に入れ替えたりしていないのに、 電源を入れるとたまに「カードを初期化しますか?」と きいてくることがあります。 ここで間違っても「はい」を選んではいけません。 電源 ON 時に何らかの原因でメモリカード認識に失敗して、 OS が初期化されていないものだと勘違いしているだけです。 こんな時はすぐにリセットです。 何事もなかったかのように立ち上がります。

同じようにメモリカードの認識エラーで、 「メモリカード2」とか「メモリカード3」とか 番号が増えていくことがあります。 こんな時もリセットしてもう一度カード認識し直します。

「おかしいと思ったらリセットで直る」 これが PocketPC を使いこなすポイントのようです。

GENIOe550 はカードが入っていると、 電源 ON の直後はしばらく電源ボタンが反応しません。 どうやら電源 ON したあと バックグラウンドでデバイスの認識が行われているようです。 おかげで Today 画面でスケジュールを確認してすぐに電源を OFF にしたつもりでも、 電源が入りっぱなしのことがよくあります。

またちょっとした操作 (ボタンを押したりカードの抜き差しなど) でも電源がすぐ入ってしまいます。 オートパワーオフがあるので大丈夫ですが、 バッテリーの持ちを考えて フロントライトは必ずデフォルトで OFF にするよう心がけています。 しかし・・電源 ON 直後は電源ボタンが反応しないため、 思うようにフロントライトの ON/OFF できないことがあります。 電源 ON のあとは、 あわてずちょっと操作に間をあけるのがこつ。

◎ AirH" カード端末 AH-N401C

RH2000P から AH-N401C に機種変更しました。 DDI Pocket の AirH" 用の通信端末です。 PHS の通信カードで、 32K/128K bps での定額接続サービスが使えます。

RH2000P と比べると大幅に小さくなりました。 CF Type2 用なのでカード部分も厚いですが 本体に接続した状態でも出っ張りは少なくなります。 さらに可動式アンテナを取り外すこともできます。 (さらにちょっと小さくなる)

おもしろいことに こちらの NECインフロンティア AH-N401C のページから専用ソフト 「Pocket PC 2002用音声通信専用アプリケーション」 をダウンロードすると、 PocketPC を PHS 電話機として使うことが出来るようになります。 GENIOe550G には専用版のソフトもあります。

幸い所有している GENIOe550 (PocketPC2002へアップグレード済み) も、 iPAQ H3630 (PocketPC2002 へアップグレード済み) も 対応機種 に入っていたので試すことが出来ました。

インストールすると「AirH"ダイヤラー」というアイコンができるので、 これをタッチして起動します。 番号を入力するとそのまま PHS 電話機として電話がかかります。 「連絡先」からのダイヤルも出来るようです。 PDA 本体のスピーカーから音が出るので、ボリューム設定に注意です。 (ボリュームゼロでミュートになっていると音が出ません) 通話料も普通の PHS 端末で話したのと一緒です。 イヤホンマイクを使わず本体のスピーカーとマイクを使って 話が出来る点がユニークです。 これでいざというときには電話機にもなります。

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Hiroyuki Ogasawara <ho>