ポルトのワインセラー

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ヨーロッパ紀行 ■ 食事


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   欧米人には「主食」という概念はないらしい。欧米人にとってのパンを日本人にとっての飯にあたると考えるのはかならずしも妥当ではない。ドイツ人にとってはジャガイモがたぶん主食的なものなのであろうし、米を好んで食べるフランス人にしても、彼らは飯の粘り気を嫌うため、いったん炊いたものを水で洗って料理に使う。米は野菜として扱われているのだ。
   ヨーロッパではワインは食事に欠かせない存在。だからレストランなどではかならず飲み物を注文することになっている。アルコールを嗜まないわたしはたいていミネラルウォーター。食後にはカプチーノを飲むことが多い。ヨーロッパはコーヒーがおいしいが、イタリアのカプチーノは想像を絶するうまさである。それにバールでなら150円程度。カプチーノを飲むためにイタリアに行きたい、と本気で思うほどだ。
   日本ではイタメシの名で親しまれているイタリア料理。しかし、やはり本場で食べる料理は同じメニューであっても味が違う。人気のパスタやピザは日本で食べるものよりもあっさりとしている。だが、麺やチーズやソースや味付けに独特のものがあるのだろう。掛け値なしにおいしい。→Next





















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