FTPプロキシ設定(IPv6/IPv4トランスレータ)

FTPサーバとインターネットの間にIPv6/IPv4トランスレータとしてプロキシサーバを設置する場合の設定

[FTPサーバ]がIPアドレス "192.168.1.10"の"21"番ポートがFTPサービスを行っており、[Z-PROXY]がIPアドレス"192.168.1.15"の"21"番ポートでアドレス変換したIPv6アドレス"2001:c90::xxxx"の"21"番ポートで公開したい場合
この逆の状態、[FTPサーバ]がIPv6アドレスでインターネット上での公開アドレスがIPv4といった接続設定も可能です。
※本設定を行うマシンは、IPv6/IPv4のデュアルスタックとなっていることが前提です。
[FTPサーバ] ---------------------> [Z-PROXY] --------------------> (Internet) --------> [PC ブラウザ1]
192.168.1.10:21   (IPv4)192.168.1.15 変換 (IPv6)2001:c90::xxxx ポート21            ---> [PC ブラウザ2]
                                                                                   :
                                                                                   ---> [PC ブラウザX]
1.「Z-PROXY Server V2」の設定

・タスクトレイのアイコンからマウスでクリックし、ポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。


・プロパティ画面から[FTPプロキシ]をクリックし、[FTPプロキシを有効にする。]のチェックを行ます。
・次に[接続情報]をクリックし設定画面を開きます。


・設定画面の以下の項目を設定し、[追加]ボタンをクリックし、リストに登録します。
[接続先名称]"FTPプロキシ"(任意)
[受信IP]2001:c90::xxxx
[ポート]21
[接続先]192.168.1.10
[ポート]21
[公開IP]192.168.1.15


・リストに登録されたことを確認します。


・プロパティ画面の[IPバージョン]をクリックし、[併用]を選択します。


・プロパティ画面の[キャッシュ]をクリックし、キャッシュの設定を行います。
キャッシュ有効期間(分)に任意の時間を分単位で設定し、[OK]ボタンをクリックし、設定画面を閉じます。


・サービスの再起動を促すダイアログが表示されるので、[はい]ボタンをクリックし、サービスの再起動を行います。


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