POP3プロキシ設定(IPv6/IPv4トランスレータ)

POP3サーバとインターネットの間にIPv6/IPv4トランスレータとしてプロキシサーバを設置する場合の設定

[POP3サーバ]がIPアドレス "192.168.1.10"の"110"番ポートがPOP3サービスを行っており、[Z-PROXY]がIPアドレス"192.168.1.15"の"110"番ポートでアドレス変換したIPv6アドレス"2001:c90::xxxx"の"110"番ポートで公開したい場合
この逆の状態、[POP3サーバ]がIPv6アドレスでインターネット上での公開アドレスがIPv4といった接続設定も可能です。
※本設定を行うマシンは、IPv6/IPv4のデュアルスタックとなっていることが前提です。
[POP3サーバ] ---------------------< [Z-PROXY] --------------------< (Internet) --------< [PC クライアント1]
192.168.1.10:110  (IPv4)192.168.1.15 変換 (IPv6)2001:c90::xxxx ポート110            ---< [PC クライアント2]
                                                                                    :
                                                                                    ---< [PC クライアントX]
1.「Z-PROXY Server V2」の設定

・タスクトレイのアイコンからマウスでクリックし、ポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。


・プロパティ画面から[POP3プロキシ]をクリックし、[POP3プロキシを有効にする。]のチェックを行ます。
・次に[接続情報]をクリックし設定画面を開きます。


・設定画面の以下の項目を設定し、[追加]ボタンをクリックし、リストに登録します。
[接続先名称]"POP3プロキシ"(任意)
[受信IP]2001:c90::xxxx
[ポート]110
[接続先]192.168.1.10
[ポート]110


・リストに登録されたことを確認します。


・プロパティ画面の[IPバージョン]をクリックし、[併用]を選択します。


・サービスの再起動を促すダイアログが表示されるので、[はい]ボタンをクリックし、サービスの再起動を行います。


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