(3)パーツを眺める
まずは、買ってきたパーツを眺めてみた感想を少し。
マザーボード GIGABYTE GA-586DX(Rev.3b) 32,800円なり
付属品
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GA-586DX は ULTRA WIDE SCSI の AIC-7880 という石をオンボードで搭載している。これは非常に安いマザーだ。スロットにつける外部端子も付いている。SCSI フラットケーブルも 2種類付属していて、このようなものでも別に買うと結構する。別のマシンで AHA-2940 を使っているが、ほぼこの値段だ。とても安いし、作りもよい。
重要! このマザーは Cyrix(P166+まで) と AMD に対応しているが,これはユニCPUの場合だけで,Dual にする場合には 純正 Intel Penium しか搭載できない.これは,マニュアルには書いてあるが, GIGABYTE のホームページなどを見てもわからないのでご注意.
ダメもとで Cyrix 6x86-P166+ を Dual で搭載してみたが、起動時 BIOS はユニ・プロセッサとしか認識してくれなかった。
ATXケース 東京ハイパワー IW-A500 16,800円なり
付属品
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いまのマシン(システムワークスブランド)と比べると、ふにゃふにゃしている感じだが、あとでFDDやらCD−ROMなどをビス止めしていくうちに次第にしっかりしてきた。必要十分な強度であろう。 GIGABYTE GA-586DX マザーを取り付ける際にもネジ穴の位置もぴったりで,電源の相性にも問題はない.
ビデオカード ATI Mach64(ATI-215CT)(バルク) 8,800円なり
付属品
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SCSI ハードディスク Quantum Fireball TM21S011 (Fast SCSI 2.1G) 35,500円なり
本体のみ |
ホントは IBM の DORS-32160 を探したが、売り切れであったのでこれにした。
3.5インチ・フロッピードライブ Mitsumi D353T5 3,980円なり
本体のみ |
メモリ SIM - EDO 60ns 32M x 2枚 15,480円x2=30,960円なり
メモリのみ |
Windows NT 上の開発作業では、メモリは64Mはないと遅い。 感触としては64Mでも足りない。
キーボード AudioTechnica FKB1420 7,980円なり
付属品
普通のキーボードを一回り小さくしたようなもので、質は良い。バッファローのマイクロパソコンに付属しているキーボードと同じようだ。 コネクタは PS/2。 |
メインのタイピングには使わず、サブとして使うのに面白いかなと思って少し高価ではあったが、質がよさそうなので買ってみた。 なかなかいい。
CPU Cyrix 6x86-P166+GP 20,500円x2=41,000円なり
付属品
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実は GIGABYTE の GA-586DX は Cyrix と AMD に対応しているが、これはユニ・プロセッサの場合のみであることをマザーのマニュアルで知った。デュアル・プロセッサの場合は、INTEL の Pentium でなければならない。おかげで即日 Dual の実験ができず、ただの P5-166 互換マシンになってしまった。この CPU はどうしましょ。
Cyrix 6x86 P-166+GP は実は CPU クーラーが付属していた。知らなかったので別に買ってしまった。付属のクーラーは見栄えもよく、取り付けもしっかりしていて得した気分だ。なお、マザーには Socket7 の位置にファン用の 12V のピンがあるので、共立で買ってきた 2P のコネクタをクーラーにつけ、非常にすっきりとした実装ができた。
ネジセット 780円なり
結果的にはネジセットは要らなかった。ケースに付属していたネジで間に合った。しかし、もし不足すると作業が止まってしまうので安心のために買っておく方がよい。ケースによっては足りない事があるようだから。 |
CD−ROMドライブ I/Oデータ SCSI-2 外付け4倍速 9,797円なり
付属品
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ソフマップの新春特別で買った IOデータの外付け SCSI ドライブは大正解だった。ケースをバラして、内蔵ドライブ+5インチ外付けSCSIケース+SCSIケーブルという3点セットで \9,797 というお買得。
足りなかったもの
マザー付属の、内部で引き回す SCSI フラットケーブルは長さが足りなかった。マザーから内蔵 CD-ROM と HDD に繋ぎ、他方はスロットにつける外部コネクタに伸びるようにしたかった。結局手持ちの SCSI フラットケーブルを使ったが、外部コネクタには繋げていない。