なんでもかんでもビジュアル化計画

デジカメは楽しいの巻 (97/2)


デジカメは楽しい

 最近、FUJIFILM の DS-7 というデジカメを買ったのだがこれがなかなか気に入っている。 価格も安い(ぽんばしJ&Pテクノランドで本体29,800円+I/Fが7,600円でゲット)し、画質もこんなもんだろう。 インプレスの PC Watch の秋葉原 HotLine! の山田プロカメラマンお薦めの機種で、私が DS-7 を選んだ理由はこれだ。 もっとも山田氏は後処理が素晴らしいので、同じカメラか?と思うくらい出来が違う。

 デジカメは便利で楽しい、とつくづく思う。 銀塩写真の代わりでは画質が低いし、高解像度のデジカメは相当高価だ。 印刷物もスキャナには全然かなわない。 しかし、お手軽なのはなによりも便利だ。 なんでもかんでも写して遊べる。

 DS-7 を買うまでは、SONY の SC-7 (名前が似てる!)というHi8の8ミリビデオカメラ(HP200LXの絵)や Panasonic のデジタルビデオカメラ(飛行機の大きな絵)を使って、ちょいと古いビデオボード Vitec VideoMaker でキャプチャして画像ファイルにしていた。 これが骨が折れる作業でとにかく時間がかかってしまう。 動画をキャプチャするにはタイミングが難しく、もっと良い瞬間を!と何度でも繰り返してしまうからだ。

 その点、デジカメはスナップショットだから、選ぶ余地がないので楽だ。 事実、圧倒的に楽になった。

FUJIFILM DS-7 について

 まずは納得できる買い物だったと言っておこう。 よく DS-7 はシャッターボタンを押してからの保存時間が長い(9秒?)と言われているが、この点は私にとっては逆に都合が良いのだ。 なぜかというと、例えば連続シャッターがきれるとなるとピンボケ防止やシャッターチャンスを逃さないために同じアングルで何枚も撮ってしまうと思うからだ。 事実、ビデオで撮ってキャプチャしていたのでそう思ってしまう。 シャッターを押してから長い間待たされる事は「撮った」というピリオドが打てるので私には好都合である。

 DS-7 の記録媒体には、SmartMedia という下敷きのきれはしのような小さなカードを使う。 2Mバイトのカード1枚が本体に付属している。 このちっちゃなカードは扱いやすく、PCカードなどと比べて大変小さく、軽い。 また安い(5千円くらい)。 この2Mのカード1枚に標準モード(サイズ640x480)で30枚撮れるので、私はこのちっちゃなカードをもう1枚ポケットに入れて60枚撮れるようにしている。

 最初、電池の持ちは最悪だと思った。 これは付属の Panasonic アルカリ電池(通称金パナ)があっというまになくなったからだ。 しかし、同じくパナソニックのスーパーニッカド1000に換えてみると結構持つ。 コツは頻繁に電源をオンオフすることだが、これを守れば案外多くの枚数を撮ることができた。 数えてみよう....75枚撮れた。 もちろんパソコンに転送する際は、ACアダプタを使ってのことだが、スマートメディア2枚ぶんは電池を交換することなく撮れるのであまり不便を感じていない。

 ピント合わせは難しい。 慣れと勘で勝負だ。 DS-7 の液晶モニタはあきらかにピンボケかそうでないかはもちろんわかるが、ジャストのピント位置がわかりにくい。 今は最初手にした頃よりかはずっとマシに撮れるようになった。 コツはピントが合う付近を前後させて収束させる(?)コト。

 それと、ピント合わせのレバーが3箇所でクリックストップするようになっているのだが、中央と遠景のクリックが少々きつい。 特にマクロ付近のピントを合わせるときにこのクリックストップが邪魔である。 使い込んで軽くなるのを願っている。 クリックストップはなくてもいいと思う。

DS-7 のACアダプタ

 手持ちの SONY MD ウォークマン MZ-R30 のACアダプタのプラグがそのまま差せるので、ACアダプタの定格を見て見たら使えそうなのでやってみたらちゃんと使えるではないか。 思わずニンマリしてしまった。 世の中、こうあって欲しいものだ。(なんのこっちゃ)。

 次の3枚は PaintShopPro の最新バージョンで影をつけてみたのだが、格調高く見えるぞ。

なんでもかんでもビジュアルに

 現在、なんでもかんでもビジュアルに!プロジェクトを実践しようと考えていてる。 これはドクター中松氏(ファンである)のお薦めですっかりその気になってしまったのだ。

 事実、私の書くページの偏屈な文章も絵をたくさんいれることでカモフラージュできている。 このページはいささか絵が多すぎると思うが、文章だけというのはたいへん寂しいし、読みにくい。 適当に絵を入れるだけでこんなに雰囲気が変わってくるのだ。 上の真ん中の絵も映りはいまいちだが、中にかいてある定格がよくアタマに入る気がしないだろうか。 同じ事を文章で書くとこうなる。

SONY AC-MZ60
6V MITUMI
INPUT: AC 100V 50/60Hz 12VA
OUTPUT: DC 6V 800mA

 どうであろうか。 絵の方がぴんと来るような気はしないだろうか。 また、極性などは文章で書けないこともないが、絵として文字も図もいっぺんに把握できるわかりやすさは上のデジカメで撮ったほうがやさしいと思う。

 同様に、プリントアウトした紙をスキャナでとりこんで、それを表示させると案外読みやすいのだ。 なんというか優しいカンジなのだ。 これはモニタ(ディスプレイ)の解像度が低いからだと思うのだが、マシンの表示する文字は結構読むのに疲れるものだ。 モニタには NANAO の17インチを 1280x1024、1677万色で使っている。 21インチが欲しくなるが、そうなれば恐らく 1600x1200 で使うだろうから同じことである。

 ひとまずその件は置いておいて、いま私はペーパーレス化をやってみたい。 それも実用レベルの話であって、ただパソコンに入れればいいわけでではない。 身近な例で恐縮だが、いまここに 「タコヤキ宅配300円」 なるチラシがある。 普段はそのままポイなのだが、タコヤキである。 タコヤキは食べたいときには食べたいので、ポイできない。 ポイしないとごみが増えるのでポイしたいがポイしたくない.....かくして貴重な人生のひとときをタコヤキ宅配のチラシ1枚で費やしてしまうのだ。

 そこで、このタコヤキ宅配チラシをスキャナーで取り込んで安心してポイしたいわけだ。

 この時に重要なのは、スキャナーで取り込む作業だけで処理が完結することだ。 スキャナーで取り込んでインデックスをつけて分類フォルダに入れるなどの処理をやっていたのではそのうちやーめたというのがわかっている。 あくまでパソコンにはタコヤキ宅配の電話番号が知りたくなったときのみ役に立って欲しい。

 そんな試みをやってみたいと思っている。 はたしてうまくいくであろうか。 請うご期待!

続く