Clientの設定(FreeBSD)

FreeBSDの場合は、defaultrouter の設定(コンフィギュレーションファイルを一行直すだけ)と、DNS関係の設定を行います。非常に簡単な設定で、リモートアクセスルータとして設定したPC98を介して The Internet の世界に飛び出していくことが出来ます。



(1)自宅LAN上に構築したDNSを利用し、ホスト名解決を行うよう設定を行います。(自宅LAN上のDNSで解決出来なかった場合、The Internetに自動的に接続し、上位のDNSへアクセスする・・・という形になります)

/etc/resolv.confを編集します。

# vi /etc/resolv.conf
domain  shinoda.hiroshima.jp <−−自宅LANのドメイン名

nameserver      10.80.1.1 <−−DNSとして、自宅LANのDNSのIPアドレスを
/etc/hostsを編集します。(localhostと自分のホスト名はいちいちDNSに問い合わせをしなくて良いように、hostsファイルに記述しておきます)
# vi /etc/hosts
127.0.0.1               localhost.momo.shinoda.hiroshima.jp localhost
10.80.1.10              momo.shinoda.hiroshima.jp momo
10.80.1.10              momo.shinoda.hiroshima.jp.
/etc/host.confを編集します。(ホスト名解決の際、まず、hostsファイルを見て、そこになければDNS(bind)を見に行くように設定します)
# vi /etc/host.conf
hosts
bind
(2)コンフィギュレーションファイルを編集します。(FreeBSD 2.2.2-R以後 と、2.2.1-R以前ではファイル名が違うので注意しましょう)

FreeBSD 2.2.2-R以後 の場合、/etc/rc.conf の中の defaultrouter のところに、gatewayマシン(アクセスルータ)の IPアドレスを指定します。(ディフォルトでは、ここにはNOと入っています)

### Network routing options: ###
defaultrouter="10.80.1.1" # Set to default gateway (or NO).

FreeBSD 2.2.1-R以前 の場合、/etc/sysconfig の中の defaultrouter のところに、gatewayマシン(アクセスルータ)の IPアドレスを指定します。(ディフォルトでは、ここにはNOと入っています)

# Set to the host you'd like set as your default router, or NO for none.
# This is the same as adding a ``default'' entry to static_routes.
defaultrouter="10.80.1.1"
(3)マシンを再起動(reboot)します。


たった、これだけです:-)


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