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File No.71【異種食べ合わせ格闘技？】
先日、とある掲示板を覗きましたら 「プリンに醤油をかけると、ウニの味になるみたい」という書き込みがございました。そういえば一時期そのような「異種食べ合わせ格闘技（？）」の話題が流行り、いろいろ実験・実践をする人まで現れたこともありました。う〜ん、やっぱりこういうのも「食べ合わせ」というのでしょうか。お菓子にも昔「変わり玉」とかがありましたけど、あれはただ味が違うアメを層にしたもの。最近は別々の味のもので、食べ合わせると違う味になるガムの様なアメの様なお菓子もありますね（じつはあんまり知らないのですが）。
以前、話題になったもの では「カルピスと梅干しを一緒に食べるとチーズケーキの味になる」とか「麦茶とカルピスを半々で混ぜると、なんと甘酒の味がする」とか「バナナを食べている口の中へ納豆を入れると醤油せんべいの・・・」とか「プリンに、カレーをかけてたべると、カステラの味になる」さらに「麦茶をオレンジジュースで割ると、リンゴ味だべさ」んでもって「ニラを食べながら、牛乳を口に含むと、あ〜ら不思議なメロン味」もひとつオマケに「リンゴを食べたあと、牛乳を飲むと、後味がイチゴ風味」などというものがありました。うっ、うげぇ〜・・・。
しかし、これらを実践するには 少々（あまりにも）勇気が要ります。バナナを食べている口中へ、納豆を入れるだなんて事はとても出来ませんので、一番後悔しないレベルと思われる「麦茶＋オレンジジュース」で実験をしてみました。結果はというと、そういえば何となく・・・「リンゴ味？」の様な？という感じになりました。と、同時に気分が悪くなりました（うげぇ〜）。しかしうちの息子などは、ご飯を食べている時にヤクルトを平気で飲みますし。小学校３年の娘はコカコーラライトを飲みます。う〜ん、もしかしたら最近の若い世代の味覚は、以前とは変わっているのかもしれませんね。娘に聞くと「だってご飯はご飯で、コーラはコーラでしょ？」と言います。まあ、ご飯にコーラをかけて食べる訳では無いにしろ、口の中で味が混ざると思うので、ご飯党の私としては、見ているだけで「やめてくれろぉ〜！」なのです（あんたどこの人や？笑）。
日本人はご飯を主食 として来たので、ご飯に味噌汁や漬け物や魚、といった風に「ご飯とオカズ」を口の中で混ぜ合わせて味わう「口中調味」の民族なのだそうです。西洋のものはフランス料理のコースなどの様に、スープはスープ、魚料理は魚料理、ステーキはステーキというふうに「単品」で出てきて、それらを味わいながら途中パンなどで口直しをするという食べ方です。だから外国人に「日本のステーキは脂っこい」と言われるのでしよう。そんなわけで食べるモノの組み合わせでもって、どうしても口の中で、どの様な感じになるか想像してしまうのですね。もうプリンにカレーなどと考えただけで「うげぇ〜」です。しかし食わず嫌いはなおさなければいけません。勇気のある方は、上に挙げた「各種食べ合わせ」を実践してみてください。
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