「雑誌ってなんであんなに先の月や日にちがついてるんでしょう?」 ずいぶんと気の早い雑誌だな、来年の事を書くと鬼が笑うぞ(・・・ちがうな・笑)と思いますよね。そうかぁ〜!、さては先の日付にして出して万が一その月に休刊でも知らん顔してゆっくり休むつもりだな?と、疑ってしまいますよね。(ぢつは、私がそう・笑) 書店で同じ様なジャンルの 雑誌を買う場合、その内容は別にして、というか、仮にまったく同じ様な内容の情報であっても、買う方は中身はわからないので日付の新しいものの方が最新の情報が書いてあるだろうと思いますよね?。特にコンピューター関連のものやファッション関連雑誌などは、いつも最新情報を読者が求めているワケですから、出版社もできるだけ先の日付をつけて書店に並んでいる他のライバル誌に差をつけたい訳です。 実際に、以前はそれがエスカレートしてかなり先の日付を付けていた雑誌もあったという様な話しも聞いたことがあります。はじめは書籍などが全国に流通するのには少し時間が必要でしたので、あらかじめ先の日付を付けておくという事からだった様です。 しかし流通の時差があまり無い現在では、心理的効果を狙っての日付けの先付けだけがエスカレートしないように、出版協会(たぶん社団法人・日本書籍出版協会の事だろうと思います)などで、月間誌や週刊誌や書籍などの日付を、どの程度先の日付にしても良いかが規定されている様です。月刊誌などは基本的に翌月の日付をつけても可。しかし発行日が20日以降の場合は「翌々月」の日付にしても可という事になっている様です。 今回、社団法人・日本書籍出版協会のホームページなども調べましたが紹介や概要だけで、日付についての細かい規定までは書いてありませんでしたので、あくまで私が聞いた(他でそういう情報を読んだという)話です。あと、本屋さんが雑誌を返品するタイミングなどにも影響するとか・・・。さすが世界一の印刷国、雑誌の世界もなかなか大変の様です。
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