SAN Drivers for HP200LX

− HP200LX用SANドライバのページ −


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HP200LX用 各種ドライバ
SAN 25行ドライバ
MUKA 12行ドライバ
OGASA 14行ドライバ(1)
OGASA 16行ドライバ
OGASA 14行ドライバ(2)


このページは、LX用ドライバ作成記、 またその後の展開の紹介を行なうページです。
上の画面は完成した12行ドライバを使用したLXの画面イメージ


LX用ドライバ作成記

SANとの出会い

 私がCGAモードでも動くSANの存在を知ったのは、NIFTY-Serveのフォーラム(FHPPC)でのことでした(1997/03/06)。
 紹介してくださったのは藤本一男さん。
 書き込みを読むと、あの縦200ドットしかないはずのLXの画面に、なんと25行でハングルが表示されているというではありませんか!正直言ってホントかなと思いました。(^^;
 反射的に藤本さんの書き込みにコメントを入れてました・・・(笑)
 その後、藤本さんにバイナリメールを送って頂き、めでたくSANとのご対面となった次第です(1997/03/11)。

 見て驚き!とても小さな文字で細かい文字になると判別は苦しくもありましたが、一生懸命というか、なんというか、表示しているではありませんか!言い知れぬ感動を覚えてしまいました(笑)
 というのも、私自身、LXでのハングル表示は16ドットのシフトKS準拠(いわゆるKorean Writer互換)FONTX形式フォントを使って既に実現しておりまして、常日頃ハングルの文書にも親しんでおります(技術的な詳細はFHPPC,LIB7,#385を参照して下さいネ)。 14ドットフォントもこしらえてみたりしてまして(今もフラッシュには入っていつでも使える状態ですが)、やはり多少視認性が悪くなるので、実用は16ドットだという固定観念みたいなものがあったのでした。
 ところが、VGAモードなどでSANを動かしてみたり、ドライバを入れ替えてみたりすると、基本は16ドットフォントを使用し、ディスプレイドライバで各種のグラフィック環境の違いを吸収している構造であることが分ったのです。ですからあとは新しいLX用の16ドットフォントドライバを作りさえすれば、藤本さんの願うLX上でのSANの利用も可能になるだろうというのはたやすく想像することができたという訳です。

その後の経緯 - SANの公開まで

 ということで、その後は藤本さんと連日、メールのやり取りが続くことになりました。  藤本さんは韓国在住の作者の方にソースの公開を依頼してくださったのですが、意外に簡単にそれが成功してしまうのです。こうなると後はソースの解析。 私の二人でLX用SANドライバの実現に向かっての共同戦線が始まりました。 連日のメールでのやり取りを行い、
1997/03/12 藤本さんへメール SAN作者への要望が可能かどうかを確認して欲しいと依頼する
1997/03/12 藤本さんからのメール SANの作者からのメールが届き、本体部分もディスプレイ・ドライバ部分も公開可能であることを受けた。
1997/03/13 藤本さんからのメール SANのソースコードを送付して頂いた。
1997/03/18 同僚のM氏に解析依頼 SANの12行ドライバ試作が出来上がる
しかし、メニューが12行よりも大きいときがあり、表示させたとき画面を壊してしまうことが判明。12行以上の表示は全て切るという仕様に・・・。
1997/03/18 藤本さんへメール α版のドライバ完成・添付
1997/03/25 藤本さんからメール NIFTYフォーラムへのSAN公開打診。
構成は、
  1. 本体
  2. ハングル、英文フォント
  3. HP200LX用ドライバ
の3部構成にしたい。ドライバの解説を私が担当して欲しい。
1997/04/04 藤本さんへメール 私が担当のドライバの解説文を送付。
1997/04/05 藤本さんからのメール 公開アーカイブの構成を次の様に変更。
  1. SAN121本体セット(含むHP200LXドライバー、解説ドキュメント)
  2. SAN121ソースファイルセット
1997/04/07 藤本さんからのメール アーカイブに添付するドキュメント(SAN121-J.TXT)の確認。
1997/04/19 藤本さんからのメール SANの公開の結果報告
1997/04/22 藤本さんへメール 私のサイト(ここ)へ転載の報告。
1997/04/23 藤本さんへメール NIFTYのプライベートフォーラム(AGORA)へ転載の報告。


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